株式会社リバネスは、2020年6月21日(日)に超異分野学会 関西フォーラム2020を開催します。基調講演には、バイエル薬品株式会社 オープンイノベーションセンター センター長 高橋俊一氏と、日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元美智彦氏の登壇が決定いたしました。
バイエル薬品株式会社の高橋氏には、「グローバルな課題を超えて変革する医療〜製薬企業の取り組み〜」と題して、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に対するグローバル製薬企業の取り組みについてお話しいただきます。
また、日本環境設計株式会社 岩元美智彦氏には、「地上の資源だけで循環する社会を実現する」と題して、リサイクル技術をベースに多くの協力企業や消費者を巻き込む資源循環の取り組みについてお話しいただきます
本フォーラムでは、この他にも「持続可能な社会の実現を目指す知識の環〜アフターコロナの医療と環境〜」をテーマにセッションを企画中です。決定し次第お知らせしてまいります。多くの方のご参加をお待ちしております。
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<開催概要>
<基調講演①> 9:10-9:30 会場A
「グローバルな課題を超えて変革する医療〜製薬企業の取り組み〜」
バイエル薬品株式会社
オープンイノベーションセンター センター長
高橋 俊一 氏
<略歴>
青山学院大学大学院理工学研究科修了(理学博士・化学専攻)。三井製薬工業(当時)に入社後、経営統合後、日本シエーリングにて、米国子会社バーレックス・バイオサイエンス循環器研究部に出向し、循環器研究部、免疫研究部に所属。バイエル薬品との経営統合後、神戸リサーチセンター再生医療研究本部主幹研究員、開発本部プロジェクトマネジメント循環器領域マネジャー、メディカルアフェアーズプライマリーケア部長などを経て、2014年6月にオープンイノベーションセンターのセンター長に就任。
<講演概要>
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大は、医療のみならず私たちの生活・社会に大きな影響を与えています。この世界規模の脅威に対し、従来の枠組みやプロセスを超えて、産官学が連携し、感染の拡大防止及びワクチン・治療薬・医療機器の開発をかつてないスピードで進めていく必要があります。この状況下で、グローバル製薬企業ではどのような取り組みが行われているのか、バイエル薬品株式会社の高橋俊一氏にお話いただきます。
<基調講演②> 9:30-9:50 会場A
「地上の資源だけで循環する社会を実現する」
日本環境設計株式会社
取締役会長 岩元 美智彦 氏
<略歴>
繊維商社で営業マンとして、長年ユニフォームの生産・販売を担当。着古された後は大量のゴミにしかならない商品づくりに課題を感じ、2007年1月日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)
<講演概要>
近年、プラスチック問題をきっかけに、これまで以上に資源のリサイクルが推進されるようになりました。持続可能な社会の実現に向けて資源の循環を促進する技術を開発し、社会実装するだけではなく、より多くの人々を巻き込む仕掛けも考える必要があります。そこで、多くの協力企業や消費者を巻き込みながら資源の循環に取り組む日本環境設計株式会社の岩元美智彦氏に、技術開発をベースにしながらどのように社会を巻き込めばよいか、資源の循環のための取り組みとそれにより実現する未来社会についてお話いただきます。
<大会テーマ>
持続可能な社会の実現を目指す知識の環
〜アフターコロナの医療と環境〜
自然環境が適切に保存し、将来の子孫も資源を活用できる状態を保ちながら、今の我々の生活の中で生まれてくるニーズも満たされる、多くの研究者や企業がこのような持続可能な社会の実現に向けて取り組んできました。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、これまで謳われてきた持続可能な社会のあり方はさらなるアップデートを求められています。人々の生活様式が大きく変化する中で、我々はどのような新しい常態を獲得していくのでしょうか。
今回のフォーラムテーマにある「知識の環」とは、熱を持った人たちが手を組むことで生まれる融合した知識です。本フォーラムでは、アカデミア、大企業、ベンチャー、町工場、中高生が集まり、年齢、分野、業種を超えた議論をすることで、参加者どうしが連携してアフターコロナの新常態を形成する新たな知識を生み出していきたいと考えています。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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【本件に関するお問合せ】
株式会社リバネス 大阪本社
担当:仲栄真・磯貝
TEL:03-5227-4198
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