超異分野学会 関西フォーラム2020

大会テーマ
持続可能な社会の実現を目指す知識の環〜アフターコロナの医療と生活環境〜
日時
2020年6月21日(日)9:00〜17:30 【5/16(土)から延期となりました】
場所
神戸国際会議場アクセス

自然環境が適切に保存し、将来の子孫も資源を活用できる状態を保ちながら、今の我々の生活の中で生まれてくるニーズも満たされる、多くの研究者や企業がこのような持続可能な社会の実現に向けて取り組んできました。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、これまで謳われてきた持続可能な社会のあり方はさらなるアップデートを求められています。人々の生活様式が大きく変化する中で、我々はどのような新しい常態を獲得していくのでしょうか。
今回のフォーラムテーマにある「知識の環」とは、熱を持った人たちが手を組むことで生まれる融合した知識です。本フォーラムでは、アカデミア、大企業、ベンチャー、町工場、中高生が集まり、年齢、分野、業種を超えた議論をすることで、参加者どうしが連携してアフターコロナの新常態を形成する新たな知識を生み出していきたいと考えています。

〈参加対象者〉
アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生

〈企画キーワード〉
医療、健康、環境、生活環境、農林水産、教育、With/Afterコロナ etc.

〈ポスター演題登録〉
対象:研究者、中学生・高校生、学校教員等
申し込み締切:
2020年5月29日(金) 2020年6月5日(金)へ延長

〈ブース出展登録〉
対象:ベンチャー・町工場
申し込み締切:2020年5月29日(金) 2020年6月5日(金)へ延長

〈聴講参加費用〉
・企業、財団法人、社団法人:¥56,980(税込)
・ブース出展企業(ベンチャー、町工場):無料
・法人以外の方(研究者、生産者、自治体、教師、学生、生徒):無料

〈パートナー企業〉
ロート製薬株式会社、日本たばこ産業株式会社、関西電力株式会社、株式会社ダスキン、株式会社フォーカスシステムズ、バイエル薬品株式会社、大正製薬株式会社、シスメックス株式会社 他

会場A(3階) 会場B(4階) ポスター会場(3階)
9:00-9:10 開会式
9:10-9:30  <基調講演①>
グローバルな課題を超えて変革する医療 〜製薬企業の取り組み〜
ポスター展示
9:30-9:50 <基調講演②>
地上の資源だけで循環する社会を実現する
10:00-11:00 <セッションA1>
グローバル化する感染症を
どう攻略するか
<セッションB1>
環境DNAで広がる生物多様性の未来
11:00-12:00 <セッションA2>
新時代の医療のあり方
〜ベンチャー支援の仕組みを考える〜
<セッションB2>
人と組織を変える、ワークプレイスへの関わり方とは?
12:00-13:00 休憩
13:00-14:00 <セッションA3>
“新しい生活様式”で、健康はどう変わるか?
<セッションB3>
テクノロジースプラッシュ
ポスター展示
14:00-15:00   ポスターコアタイム
15:00-16:00 <セッションA4>
診断技術の革新がヘルスケアを変える
<セッションB4>
超異分野チームでアグリテック実証フィールドを創りだす 〜IT×リアルテックで果樹園をハックする~
ポスター展示
16:00-17:00 <セッションA5>
嗜好品5.0
〜その定義から未来へ〜
<セッションB5>
持続可能な社会・企業のつくりかたとは?(仮)
17:00-17:30 閉会式
17:30 終了

▼ 9:10-9:30 会場A

基調講演①
「グローバルな課題を超えて変革する医療〜製薬企業の取り組み〜」

<登壇者>
バイエル薬品株式会社
オープンイノベーションセンター
センター長
高橋 俊一 氏

青山学院大学大学院理工学研究科修了(理学博士・化学専攻)。三井製薬工業(当時)に入社後、経営統合後、日本シエーリングにて、米国子会社バーレックス・バイオサイエンス循環器研究部に出向し、循環器研究部、免疫研究部に所属。バイエル薬品との経営統合後、神戸リサーチセンター再生医療研究本部主幹研究員、開発本部プロジェクトマネジメント循環器領域マネジャー、メディカルアフェアーズプライマリーケア部長などを経て、2014年6月にオープンイノベーションセンターのセンター長に就任。

<講演概要>
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大は、医療のみならず私たちの生活・社会に大きな影響を与えています。この世界規模の脅威に対し、従来の枠組みやプロセスを超えて、産官学が連携し、感染の拡大防止及びワクチン・治療薬・医療機器の開発をかつてないスピードで進めていく必要があります。この状況下で、グローバル製薬企業ではどのような取り組みが行われているのか、バイエル薬品株式会社の高橋俊一氏にお話いただきます。

▼ 9:30-9:50 会場A

基調講演②
「地上の資源だけで循環する社会を実現する」

<登壇者>

日本環境設計株式会社

取締役会長
岩元 美智彦 氏

繊維商社で営業マンとして、長年ユニフォームの生産・販売を担当。着古された後は大量のゴミにしかならない商品づくりに課題を感じ、2007年1月日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)

<講演概要>
近年、プラスチック問題をきっかけに、これまで以上に資源のリサイクルが推進されるようになりました。持続可能な社会の実現に向けて資源の循環を促進する技術を開発し、社会実装するだけではなく、より多くの人々を巻き込む仕掛けも考える必要があります。そこで、多くの協力企業や消費者を巻き込みながら資源の循環に取り組む日本環境設計株式会社の岩元美智彦氏に、技術開発をベースにしながらどのように社会を巻き込めばよいか、資源の循環のための取り組みとそれにより実現する未来社会についてお話いただきます。

10:00-11:00 会場A

<セッションA1>
グローバル化する感染症をどう攻略するか
セッションパートナー:ロート製薬株式会社

交通手段の発達による移動の簡易化に伴い、人・物の国際的移動が活発になり、国境の定義が曖昧になっている昨今、輸入感染症や新興・再興感染症など、ウイルスや病原菌のグローバル化も進んでいます。人類の歴史は感染症との戦いの上につくられてきたと言っても過言ではありませんが、地球上のどこかの地点で発生した感染症が瞬く間に世界的に拡大し猛威を振るう脅威は、今回のCOVID-19流行が契機となり改めて認識することとなりました。同時に、医薬品の研究開発や治療方法、予防のあり方も進化を遂げ、自国のみならずグローバルに対応する必要に迫られています。本セッションでは、再生医療や予防領域をグローバルに展開するロート製薬株式会社、再生医療を活用した創薬・ワクチンの研究材料を開発するマイキャン・テクノロジーズ株式会社、途上国感染症に対する日本と海外の共同研究開発に投資を行うGHIT Fundの方々が集い、これからの感染症対策について議論します。

“詳細情報“

<登壇者>


ロート製薬株式会社 基礎研究開発部 部長
石井 強(いしい つよし) 氏
大阪大学薬学部卒、同大学院修士課程終了後、1997年にロート製薬に入社し研究開発本部に配属。主に皮膚老化に関する基礎研究に従事し、機能性化粧品の開発に携わる。2013年から同社再生医療研究企画部にて再生医療等製品の開発に従事。主に脂肪由来間葉系細胞の機能解析等の基礎研究をマネジメント。2017年から同社リサーチビレッジ京都にて現職に就く。

 


ロート製薬株式会社 基礎研究開発部 生体制御グループ リーダー
黒瀬 孝弘(くろせ たかひろ)氏
2006年北海道大学大学院薬学研究科前期課程を修了。ロート製薬に入社後、眼科疾患の各種モデル動物を確立し、眼科薬のメカニズム解析や薬効評価に従事。2013年米国サンフォードバーナム研究所に赴任し、網膜神経細胞死を抑制する創薬シーズ探索プロジェクトに参画。2016年現職に就き、眼科薬開発における薬理研究のプロジェクトマネジメントを行っている。

 


マイキャン・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEO 

宮﨑 和雄(みやざき かずお)氏
東京理科大学理学研究科卒業。専門は有機合成化学および再生医療。約20年間製薬会社で血管系疾患、腎疾患、中枢神経系疾患に対する低分子化合物の探索研究や、再生医療を補完する低分子化合物の探索研究を行う。インドでのマラリア・デング熱など感染症との出会いを契機に2016年マイキャン・テクノロジーズ株式会社設立。再生医療技術を活用した特殊な血球感染症の課題解決を目指す。

 


GHIT Fund (公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金) 

投資戦略 兼 ビジネスディベロップメント シニアディレクター 
鹿角 契(かつの けい)氏
GHIT Fundの投資開発戦略を統括。独立行政法人国立国際医療研究センター (前:国立国際医療センター)にて医師として勤務したのち、フルブライト奨学生として米国ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院で公衆衛生修士号(MPH)を取得。その後、米国East West Center、世界銀行勤務(ヘルススペシャリスト)を経て、2013年より現職。東京大学医学部医学科卒業。日本・米国 (ECFMG)両方の医師資格を有する。日米リーダーシッププログラム・フェロー。

 

<モデレーター>


株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長

髙橋 宏之(たかはし ひろゆき)
2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。

▼ 10:00-11:00 会場B

<セッションB1>
環境DNAで広がる生物多様性の未来

土壌中や水中に存在する「環境 DNA」の解析により、その周辺に生息する生物種を推定できるようになりました。 これにより、より簡易に、そしてより広範囲から生物情報を集められるようになりました。そのため、希少種や外来種、有用生物の探索、また、水産生物のモニタリングなど生物多様性の維持や活用に大きく貢献しうる技術とし て環境DNAが注目を集めています。一方で、取得した生物情報の活用についてはまだまだ未活用な部分も多 く、その用途の開発には多様な立場・分野との連携が必要となるでしょう。今回のセッションでは、環境DNA技術 とそれにより得られる生物情報の活用に向けて、どのような人々を巻き込めるか、どのような活用が考えられるのかを議論します。

▼ 11:00-12:00 会場A

<セッションA2>
新時代の医療のあり方
〜ベンチャー支援の仕組みを考える〜
セッションパートナー:バイエル薬品株式会社

これまで、研究の医療への応用を見据えた場合、臨床試験や薬事承認など、越えなければならないハードルが多くあり、社会実装までにかかる時間は長く、十数年はかかるものと捉えられてきました。しかし、世界的に蔓延する感染症(COVID-19)という危機に瀕し、人類が想いを一つにした結果、研究の社会実装は革新的に進んでいます。医療の過渡期とも言える現状から学び、研究を速やかに医療に応用できる新時代を垣間見ることができるのではないでしょうか。本セッションでは、ベンチャー支援の新しい仕組みという切り口から、新時代の医療についてディスカッション頂きます。

“詳細情報“

<登壇者>

バイエル薬品株式会社
オープンイノベーションセンター センター長
高橋 俊一(たかはし しゅんいち)氏

青山学院大学大学院理工学研究科修了(理学博士・化学専攻)。三井製薬工業(当時)に入社後、経営統合後、日本シエーリングにて、米国子会社バーレックス・バイオサイエンス循環器研究部に出向し、循環器研究部、免疫研究部に所属。バイエル薬品との経営統合後、神戸リサーチセンター再生医療研究本部主幹研究員、開発本部プロジェクトマネジメント循環器領域マネジャー、メディカルアフェアーズプライマリーケア部長などを経て、2014年6月にオープンイノベーションセンターのセンター長に就任。

 

AMI株式会社 代表取締役 CEO
小川晋平(おがわ しんぺい)氏

熊本県熊本市出身。熊本大学医学部卒。循環器内科医。2015年11月にAMI株式会社を設立。心疾患の診断をアシストする聴診器「超聴診器」、質の高い遠隔医療を実現する「遠隔聴診ビデオチャットシステム」を開発中。2018年から熊本県水俣市において遠隔医療サービス「クラウド健進」の実用化に向けて取り組んでいる。主な受賞歴は第1回メドテックグランプリKOBE最優秀賞、C-startup Pitch最優秀賞など。2019年にはリアルテックベンチャーオブザイヤーグロース部門に選出された。

 

株式会社キュオール 代表取締役
刈谷 龍昇(かりや りゅうしょう)氏

高知県出身。神戸学院大学薬学部で薬剤師の資格を取得後、熊本大学大学院医学教育部に進学し、エイズ関連悪性リンパ腫の研究や新規超免疫不全マウスの開発に取り組む。博士号(医学)を取得後、博士研究員となり、樹立した超免疫不全マウスを用い、新規抗がん剤の開発に従事。現在、2018年に設立した株式会社キュオールの代表取締役社長と熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センターの特任助教を兼任している。

 

<モデレーター>

株式会社リバネス 代表取締役副社長 CTO
井上 浄(いのうえ じょう)

東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。リバネス創業メンバー。博士課程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

▼ 11:00-12:00 会場B

<セッションB2>
人と組織を変える、ワークプレイスへの関わり方とは?
セッションパートナー:株式会社ダスキン

働き方が多様化する現代、人が物理的に集まる場である職場環境(ワークプレイス)は変化しています。職場の掃除は外注やロボットにお任せ、そもそもリモートワークでオフィスには顔を出さない、という働き方も増えてきました。一方、日本では小学生の頃から、皆で掃除をする習慣に多くの人が親しんでおり、製造業で生まれた5Sの概念は今も古びていません。例えば掃除のように、働く人自身が空間づくりへ主体的に関わることは、果たして人や組織にどのような効果を生むのでしょうか? 生活や職場環境を整えるプロフェッショナルである株式会社ダスキンとともに、ワークプレイスの実証研究を行う企業、さらには空間緑化と人の関係を探る研究者を交えて議論します。

“詳細情報“

<登壇者>

株式会社ダスキン 開発研究所 所長
今西 正博(いまにし まさひろ) 氏

昭和58年入社、モップやマットの洗浄加工設備を開発する生産本部設備技術室に配属。 平成元年に主力である愛の店事業本部(現訪販グループ)の商品開発部に異動。 モップやマットを中心とした清掃・衛生用品の商品開発に携わる。 その後、本社部門を経て、平成28年より開発研究所を担当。

 

株式会社フロンティアコンサルティング
執行役員 ワークデザイン研究開発部 部長
稲田 晋司(いねだ しんじ) 氏

一級建築士。フロンティアコンサルティングに設立時より参画し、設計デザイン部門を統括。2020年から、より活動のデザインにフォーカスするため、ワークデザイン研究開発部を設立。オフィス・働き方の改善を目指す実証試験プラットフォーム「WORK MOCK」を立ち上げ研究者やスタートアップと連携しつつ、オウンドメディア「Worker’s Resort」の運営責任者として国内外のオフィスや働き方をリサーチしている。

 

千葉大学大学院園芸学研究科 博士課程
/ロッカクケイLLC.代表
鎌田 美希子(かまだ みきこ) 氏

北海道大学大学院農学研究科を修了。専攻は分子植物育種学。大学院修了後、野菜種子メーカーにて企画開発に携わったのち、インドアグリーンや装飾を学びプランツディレクターとして独立。2015年ロッカクケイLLC.を立ち上げ、室内緑化ツールTanicushion®️等のプロダクト開発・空間緑化事業に従事。現在は大学院博士課程にて「人間と植物の関係性」について研究中のほか、植物を主体としたアート展示なども手掛ける。

<モデレーター>

株式会社リバネス 代表取締役社長 COO
髙橋 修一郎(たかはし しゅういちろう)
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。設立時からリバネスに参画。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築。独自の研究助成「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのデータベース「L-RAD」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。

▼ 13:00-14:00 会場A

<セッションA3>
“新しい生活様式”で、健康はどう変わるか?

Coming Soon…

13:00-14:00 会場B

<セッションB3>
テクノロジースプラッシュ

スプラッシュ(splash)は、「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」という意味です。このセッションでは、プレゼンターである研究者が、自身の研究の最も熱いところを、分野や所属の垣根を超えて参加者へ発信します。一方、参加者(聴講者)は、次々と登場する研究者の知識と熱を浴びながら、異分野の世界にザブンと飛び込みます。超異分野のショートプレゼンテーションの連続の中で、プレゼンターが持つ熱と、参加者が持つ熱とがぶつかり合い、飛沫(スプラッシュ)を上げるように新しい研究アイデアや仲間が生まれる場。それが「テクノロジースプラッシュ」です。

 

 

 

▼ 14:00-15:00 ポスター会場&会場A

<ポスターセッション>

研究者によるポスター発表 30件程度、ベンチャー企業・町工場によるブース出展 15件程度を予定しております。1.5〜2mの間隔をあけてパネルを設置予定です。

▼ 15:00-16:00 会場A

<セッションA4>
診断技術の革新がヘルスケアを変える
セッションパートナー:シスメックス株式会社

疾患の早期発見や個人に合わせた薬の選択、未知の感染症の罹患の判別など、ヘルスケアで検査・診断が果たす役割が益々大きくなっています。一方で、その実現には、アカデミアで生み出されるライフサイエンスに関する新たな知識に加えて、エンジニアリング、データサイエンスの知識や技術など、多様なアプローチの組合せが必要になってきています。本セッションでは、次々と出てくる新しいサイエンスをいかに診断という社会実装の形に落とし込んでいくかについて、検査・診断技術、創薬のプロとアカデミアの研究者の3者の視点から議論します。

詳細情報

<登壇者>
シスメックス株式会社 技術戦略本部長
辻本 研二 (つじもと けんじ)氏
京都大学大学院・薬学研究科博士課程修了。製薬企業やベンチャーキャピタルを経て、2011年、シスメックス(株)入社。事業戦略本部にて事業戦略の策定やM&Aなどに携わった後、2017年より現在に至るまで技術戦略本部の本部長を務める。技術戦略の策定とともに、オープンイノベーションを活用した技術戦略の推進に加え、技術から事業への橋渡しにも注力している。2019年からは、患者様の血液などのバイオリソースの利活用を支援する(一社)BioResource Innovation Hub in Kobe(BRIH-K、ブリーク)の代表理事も兼任。

リバネスキャピタル株式会社 取締役
花井陳雄 (はない のぶお) 氏
1976年協和発酵工業入社後、抗体医薬の研究開発における第一人者として活躍。2003年には、自らが開発した抗体医薬関連の技術導出のため、米国BioWa社を設立、社長に就任して会社運営を担った。協和発酵キリン発足後は開発本部長として数多くの製品開発を指揮、2012年に代表取締役社長に就任し、自身が創製・開発に関わった各製品の上市を果たすとともに、国内外大手製薬企業との提携や英国でのM&Aも実現。2018年代表取締役会長、2019年取締役会長に就任、2020年3月に退任し、同年5月よりリバネスキャピタル取締役に就任。


神戸大学大学院工学研究科 応用化学専攻 教授
竹内 俊文 (たけうち としふみ)氏
広島県出身。富山医科薬科大学大学院薬学研究科修了(薬学博士)。日本大学助手、米国デラウエア大学・ハワイ大学マノア校博士研究員、東京大学先端科学技術研究センター客員准教授、広島市立大学教授を経て、2001年神戸大学に着任し、JSTさきがけ研究者を併任。クロマトグラフィー科学会学会賞、神戸大学学長表彰、第2回メドテックグランプリ神戸最優秀賞、日本ユニシス賞、ロート賞受賞。専門:分子インプリンティングによる機能性材料創製、バイオセンシング。

<モデレーター>

株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長
高橋 宏之 (たかはし ひろゆき)
2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。

▼ 15:00-16:00 会場B

<セッションB4>
超異分野チームでアグリテック実証フィールドを創りだす 〜IT×リアルテックで果樹園をハックする〜~
セッションパートナー:株式会社フォーカスシステムズ

ロボットやIoT の活用、データを用いた農業の実現に向け、近年、大企業からベンチャー、研究者により積極的に研究開発が進んでいます。水稲、露地野菜、施設栽培など幅広い分野で、実際の農業現場で実証開発を進める取り組みも増えてきました。本セッションでは、特に果樹に着目し、データ活用に欠かせないセンシング技術を実証してきた3名とともに、次の一歩についてディスカッションします。共に未来の農業を創る仲間を募っていきます。

詳細情報

<登壇者>
株式会社フォーカスシステムズ 代表取締役社長
森 啓一(もり けいいち)氏
1989 年に慶応義塾大学商学部を卒業後、監査法人トーマツへ入社。税務会計事務所を経て、1998 年株式会社フォーカスシステムズに入社。それまでの経験を活かし経理の面から会社を支えてきた。2006 年取締役、2009 年常務に就任。常務取締役管理本部長兼経営企画室長を務め、2011 年4 月に代表取締役社長に就任。

株式会社山東農園 代表取締役社長
硲田 孝之(さこた たかゆき) 氏
関西学院大学卒業後、家業の農薬販売店を引き継ぐ。2014 年e コマース事業の株式会社イプラス設立。2015 年農業事業の株式会社山東農園設立し、2018年人工知能による柑橘病害虫診断アプリ「アグリショット」をリリース。

 


Kisvin Science株式会社 代表取締役
西岡 一洋(にしおか かずひろ)氏
植物が根から吸い上げる樹液の流量を計測する低コストな樹液流センサを開発、自ら農業シーンへの普及定着に向けて東大ベンチャーを創業。同時にアグリテック系ベンチャー数社のアドバイザーも歴任。ワイン好きが高じて14 年前より山梨でワイン造りに関わる中、醸造用ブドウ栽培研究集団Team Kisvin を組織。今年から米国カリフォルニアでのワイン造りに着手する。

<モデレーター>


株式会社リバネス 代表取締役社長COO
髙橋 修一郎(たかはし しゅういちろう)
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。設立時からリバネスに参画。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築。独自の研究助成「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのデータベース「L-RAD」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。

▼ 16:00-17:00 会場A

<セッションA5>
嗜好品5.0 ~その定義から未来へ~
セッションパートナー:日本たばこ産業株式会社

酒、茶、コーヒー、タバコ―私たちは日常生活において、様々な嗜好品を楽しんでいます。嗜好品とは、“栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るための飲食物”であるといいますが、生存に必要ないにもかかわらずなぜ私たちは嗜好品を欲するのでしょうか。従来は嗜好品に含まれる生理活性物質の薬理学的な観点からの研究が多く進められてきましたが、近年の技術的進歩がもたらした変化は嗜好品の定義を多様化し、様々なモノ・コトが嗜好品的に使用され、私たちの生活にひとときの安らぎと潤いを提供するようになりました。嗜好品が私たちにもたらす“豊かさ”とはなにか。デジタル時代における次世代の嗜好品とはどのようなものになるのか。多様な観点から嗜好品のもつ役割とその将来像について議論を広げます。

詳細情報


<登壇者>


日本たばこ産業株式会社 たばこ事業本部 R&Dグループ
部長 科学技術戦略担当
志方 比呂基(しかた ひろき) 氏
1965年長崎市生まれ。1989年に東京大学大学院理学系研究科を修了し、JTに入社。味や香り等の化学感覚に関する研究に従事し、1995年よりMonell化学感覚研究所Visiting Scientistとして2年間の米国留学を経験。帰国後D-spec(においの少ないたばこ製品)の技術開発に取り組み、同技術の製品適用を主導。その後研究所マネジメントとして新研究領域の立上げ・研究戦略策定を担当。2010年にR&D企画部長、2012年に製品技術開発部長、2015年にたばこ中央研究所長を経て2019年より現職。「イノベーションは“知的なバカ話”から生まれる」との想いのもと、事業部を超えた技術連携やよりオープンなアライアンスの仕組みづくりを試行中。博士(人間科学)。

 


滋賀大学 教育学部 准教授 / 株式会社イヴケア 取締役
大平 雅子(おおひら まさこ) 氏
2011年大阪大学大学院医学系研究科博士後期課程修了、博士(医学)。同年長岡技術科学大学産学融合トップランナー養成センター産学官連携研究員。同年滋賀大学教育学部講師。2015年同大学教育学部准教授。大学院在学中から一貫して唾液中のホルモン等によるストレス評価研究に従事。近年は体組織液・爪・毛髪由来の生化学物質による心的ストレス評価など、唾液を用いないストレス評価の方法論の研究開発にも従事している。2019年に毛髪による心身の健康状態評価とその状態に適当なケアの実現を目指すヘルスケアベンチャー、株式会社イヴケアを設立。

 

<モデレーター>


株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO
井上 浄(いのうえ じょう)
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。リバネス創業メンバー。博士課程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

 

▼ 16:00-17:00 会場B

<セッションB5>
持続可能な社会・企業のつくりかたとは?(仮)

気候変動や廃棄物の増大、環境汚染など、持続可能な社会を実現するためには多くの社会の変化を生み出していく必要があります。また、変わりゆく社会や環境に対応して企業もまた、持続的な活動のために変化する必要があります。本セッションでは、持続可能な社会や企業を実現してくために必要な視点や、それを実現する科学技術・研究についてディスカッション展開します。

▼ 17:00-17:30 会場A

<閉会式>

ポスター演題登録締切:2020年5月29日(金)

大会テーマに限らず、広くポスター演題の登録を募集しています。アカデミア、企業、学校教員、中学生・高校生など多様な分野・立場の皆さまからの登録をお待ちしております。

ポスター会場(3階)
9:00-9:10
9:10-9:30 ポスター展示
9:30-9:50
10:00-11:00
11:00-12:00
12:00-13:00 休憩
13:00-14:00 ポスター展示 
14:00-15:00 ポスターコアタイム
15:00-16:00 ポスター展示 
16:00-17:00
17:00-17:30
17:30 終了