注目を集める研究分野の最先端を行く研究者と、世界を変えようとするリアルテックベンチャーの当事者とキーマンが、3月2日(木)、3日(金)に秋葉原に集結します。国内にとどまらず、シリコンバレー、ロンドン、フィリピン、シンガポールからもアカデミア、スタートアップ関係者が集まり、知の化学反応を起こします。
主催:株式会社リバネス / 共催:日本財団 リアルテックファンド
スケジュール
3月2日(木) 9:00〜20:00
メイン会場
- 9:00-11:30リバネス研究費アワード2017
- 11:30-12:00キーノート・スピーチ
- 12:30-14:00シンポジウム
iPS 細胞を社会へとつなげる先端研究を知る - 14:15-15:45シンポジウム
より一層オープンな海底探査を目指して - 16:00-17:20パネルディスカッション
腸管医学とデータサイエンスの融合 - 18:30-20:00懇親会
サブ会場D
- 12:10-12:40パネルディスカッション
- 12:40-14:00ベンチャーピッチ
- 17:30-18:20トークセッション
町工場からの逆襲~下請けからフロントライナーへ~
サブ会場E
- 14:00-17:00TECH PLANTER Meetup
サブ会場F
- 12:30-18:00ポスター発表
9:00-11:30
- @メイン会場
研究口頭発表
リバネス研究費アワード2017
40歳以下の若手研究者を対象に2009年から続いているリバネス研究費。
2016年は再生医療、創薬、脳科学、データサイエンス、幼児発達、経済学、五感に関連する研究など多様な分野から採択者が出ました。
2016年に採択された方を中心に研究発表を行ない、年間の最優秀賞も決定します。
11:30-12:00
- @メイン会場
キーノート・スピーチ
ヘテロな集団が拓く研究の未来を語る全身・全脳透明化の先に見えるもの
上田 泰己 氏
東京大学大学院医学系研究科教授
理化学研究所(QBiC)・合成生物学研究グループ グループディレクター
東京大学大学院情報理工学研究科・システム情報学専攻教授
専門はシステム生物学で、概日時計・睡眠覚醒リズムなどをテーマに生物の「時間」の研究に取り組む
12:30-14:00
- @メイン会場
シンポジウム
iPS 細胞を社会へとつなげる先端研究を知る
マウスで最初のiPS細胞樹立が報告されてから10年が経つ。基礎研究が進んだだけでなく、創薬、再生医療への応用も進んでいる。一方で、産業化のためには製造プロセスの確立など様々なハードルがあり、アカデミアと産業界のチャレンジが続いている。国内で最先端を行く若手研究者を招待して、現状を俯瞰する。
<スピーカー>
小井土 大 氏
横浜市立大学大学院医学研究科臓器再生医学 特任助手
(T-CiRA横浜市立大学サブPI)
<スピーカー>
小坂田 文隆 氏
名古屋大学 大学院創薬科学研究科 講師
<スピーカー>
高山 和雄 氏
大阪大学大学院薬学研究科附属創薬センター 特任助教
<スピーカー>
南 一成 氏
京都大学物質-細胞統合システム拠点 特定拠点助教
<スピーカー>
阿部 浩久 氏
(株)島津製作所分析計測事業部
ライフサイエンス事業統括部 細胞事業開発室 室長
14:15-15:45
- @メイン会場
シンポジウム
より一層オープンな海底探査を目指して
これまで海洋開発や海底探査のプレーヤーでなかったと感じている異分野の研究者が、先端的な海洋開発・海底探査トピックを持ち帰るためのシンポジウム。
資源開発、海底地形図、探査機などのイノベーション過程において、いかに多分野からの参入が待ち望まれているか、どういう参画がありうるのか、どのような夢を追いかけているのかディスカッションする。
<オーガナイザー>
篠澤 裕介
株式会社リバネス
投資育成研究センター センター長
<スピーカー>
海野 光行 氏
日本財団 常務理事
<スピーカー>
Dr. Martin Jakobsson
ストックホルム大学 地質学部 海洋地質学・地球物理学 教授
<スピーカー>
大木 健 氏
海洋研究開発機構
技術研究員
<スピーカー>
巻 俊宏 氏
東京大学 生産技術研究所
准教授
16:00-17:20
- @メイン会場
- 協賛:森下仁丹株式会社
シンポジウム
腸管医学とデータサイエンスの融合
腸内細菌叢と健康の関係が報告されるようになり、腸への注目が高まっています。今回は、腸内細菌の解析を行なう研究者、腸に関しての情報を発信し続けている若手医師、膨大な腸内細菌とヒトの状態に関するデータを関連づけるために必要不可欠なデータサイエンティストが一堂に会し、ひと味違ったの議論を展開します。
<ファシリテーター>
福田 真嗣 氏
慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任准教授
<パネリスト>
北川 拓也 氏
楽天株式会社 執行役員
データインテリジェンス統括部 ディレクター
ECカンパニー CDO
<パネリスト>
田中 由佳里 氏
東北メディカル・メガバンク機構 助教
<パネリスト>
山田 拓司 氏
東京工業大学生命理工学院生命理工学系 准教授
17:30-18:20
- @サブ会場D
トークセッション
町工場の逆襲 〜下請けからフロントランナーへ〜
3DプリンタをはじめとしたデジタルものづくりやIoTなど、新しいものづくりに注目が集まる一方、ベンチャー企業や大企業以上にチャレンジを続ける「匠」と呼ばれる町工場が存在する。そんなエッジの効いた町工場の社長4名を招き、これまでのいわゆる下請け的な町工場のイメージを飛び越えた、これからのものづくりを語り尽くす。
<ファシリテーター>
長谷川 和宏
株式会社リバネス 執行役員CKO
<パネリスト>
浜野 慶一 氏
株式会社浜野製作所 代表取締役
<パネリスト>
横田 信一郎 氏
株式会社ナイトペイジャー 社長
下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会 広報担当
<パネリスト>
吉川 孝 氏
有限会社HINODE 代表取締役
<パネリスト>
木幡 巌 氏
株式会社木幡計器製作所 代表取締役
創業100年以上主力製品である機械式圧力計の他、現在は医療機器開発や、既存計器のIoT化など、産学連携で新たな開発に挑戦するとともに、地元大阪市大正区の「ものづくり事業実行委員会」の委員長として官民一体で取り組んでいる。
3月3日(金) 9:30〜20:00
メイン会場
- 9:30-11:30特別トークセッション/パネルディスカッション
リアルテックベンチャーは、大企業をおとぎ話の世界に連れていく
ー世界のトップアクセラレータ・VCが語るベンチャーエコシステムのビジョンー - 11:30-12:30ランチ交流会
- 13:00-15:00海外ベンチャー&研究者特別講演
今見ておくべきリアルな課題のホットスポット - 15:10-17:10特別企画
リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2017表彰式 - 18:30-20:00懇親会
サブ会場D
- 17:20-18:20パネルディスカッション
これからのオープンイノベーションの話をしよう
サブ会場E
- 9:30-12:30TECH PLANTER Meetup
サブ会場E
- 12:30-18:00ポスター発表(10:00-12:00ポスター審査)
12:30-14:00
- @メイン会場
特別トークセッション/パネルディスカッション
リアルテックベンチャーは、大企業をおとぎ話の世界に連れていく
―世界のトップアクセラレータ・VCが語るベンチャーエコシステムのビジョン―
シリコンバレーのアイコンであり、米国最大手のハイテクビジネスアクセラレーターPlugandPlayの創設メンバーが緊急参戦!!新スタイルのベンチャーアクセラレーション、投資機関として全世界から注目を受けるシリコンバレーのSingularity UniversityのDirectorが参戦!
現在、大企業はベンチャーと共同で行う取組みを強く志向し、独自のコラボレーションスキームを構築することも珍しくなくなりました。けれども、なぜベンチャーが必要なのかという根本的な問いや、そのコラボレーションの先にどんな世界を成し遂げたいかというビジョンについて、語られることは多くありません。これでは、「とりあえず、オープンイノベーション」状態となり、結果として何も起こらないでしょう。本セッションでは、いづれも年間1000以上のベンチャーとの接点を持つ、世界トップのアクセラレータやVCをシリコンバレーシンガポールから招き、それぞれが考えるベンチャーエコシステムのビジョンについてディスカッションします。
<モデレーター>
武田 隆太
株式会社リバネス
グローバルブリッジ研究所 所長
<スピーカー>
Ms. Monique Giggy
Singularity University Director, Startup Accelerator
<スピーカー>
Ms. Jackie V. Hernandez
SVP of Operations & Customer Engagement, PlugandPlay TechCenter
<スピーカー>
Mr. Kelvin Ong
FocusTech Ventures CEO (Singapore)
<スピーカー>
Mr. Maximilan Ge
President, Cambridge University Technology and Enterprise Club
13:00-15:00
- @メイン会場
海外ベンチャー&研究者特別講演
今見ておくべきリアルな課題のホットスポット
オバマ大統領との対談で注目されたフィリピンの社会起業家Aisa Mijeno氏(SALt Co-founder & CEO)の登壇が決定!
フィリピンのドゥテルテ大統領就任、イギリスのBrexit、そしてアメリカのトランプ大統領選出。激動の2016年を過ごした3か国の起業家は、いま自国をどうとらえているのでしょうか?本セッションでは、フィリピン、イギリス、そしてアメリカの起業家が取り組んでいる課題とその解決策を聞くことで、2017年以降の世界観を表出させます。
<特別講演1>
Dr. Simon Schultz
Imperial College London
Neurotechnology and Director of the Centre for Neurotechnology
<特別講演2>
Mr. Raymond McCauley
Digital Biology, Singularity University
Chair
<特別講演3>
Ms. Anna Skaya(左)
Basepaws CEO
Mr. Shan Zhao(右)
Basepaws CEO
Basepawsウェブサイト
<特別講演4>
Ms. Aisa Mijeno
SALt
Co-Founder & CEO
15:10-17:10
- @メイン会場
特別企画
リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2017表彰式
リバネスが選定した、リアルテック領域における独自性、新規性、成長性の高い事業を手掛けるベンチャー企業の表彰と受賞企業の代表によるプレゼンテーションを行ないます。
<選定基準>
・世界を変えうるQuestionとPassionを持つこと
・独自性、新規性、成長性を有するリアルテック領域の事業
・実行力を伴った推進体制
*リアルテックとは、地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを指す
*創業3年以内の場合はスタートアップ部門、3年以上の場合はグロース部門として表彰
リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2017受賞企業決定!!
<スタートアップ部門>
株式会社チャレナジー
KAKAXI Inc.
株式会社メタジェン
株式会社イヌパシー
株式会社Rhelixa
株式会社ニューロスペース
株式会社Kyulux
<グロース部門>
シンクランド株式会社
株式会社Eサーモジェンテック
17:20-18:20
- @サブ会場D
パネルディスカッション
これからのオープンイノベーションの話をしよう
大企業やスタートアップ、大学、自治体など様々な組織が連携し合い、新しい研究アイデアや技術シーズを生み出す「オープンイノベーション」という手法が、昨今重要度を増している。既存のネットワークを超えて、組織内部と外部のアイデアやリソースをかけあわせることで、新たな価値を生み出すことが求められているのだ。我が国における新規産業の創出や、研究開発の推進などに向けて、これまでも様々な取り組みがなされてきたのではないだろうか。各社が培ってきた知見をいかし、オープンイノベーションがこれから向かうべき道について多様な視点からディスカッションを行う。
<ファシリテーター>
坂本真一郎
株式会社リバネス
執行役員CRO
<パネリスト>
渥美 栄司 氏
株式会社ナインシグマ ヴァイスプレジデント
<パネリスト>
加福 秀亙 氏
リンカーズ株式会社 代表取締役COO
<パネリスト>
水野 智之 氏
Creww株式会社
取締役/Managing Director Open Innovation事業統括