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【超異分野学会 香川フォーラム2022】 森林破壊に一石を投じる 〜蓄積された知識が花咲く時〜/2022年12月3日 13:30-14:20

2022.11.29
【超異分野学会 香川フォーラム2022】 森林破壊に一石を投じる 〜蓄積された知識が花咲く時〜/2022年12月3日 13:30-14:20

パネルディスカッション

森林破壊に一石を投じる 〜蓄積された知識が花咲く時〜

 

リバネスが主催する超異分野学会 香川フォーラム2022にて、パネルディスカッション「森林破壊に一石を投じる 〜蓄積された知識が花咲く時〜」(セッションパートナー KOBASHI HOLDINGS株式会社)を開催いたします。

 

超異分野学会 香川フォーラム2022

 


 

日本の国土面積の3分の2は森林であることから、元来、我が国は豊かな森林資源に恵まれた国であった。しかし、こうした資源の維持管理や有効活用は十分に進んでいない状況にある。林野庁の調査によると、林業家の高齢化などの影響により、森林の更新に必要となる10齢級以上樹木の主伐が十分に行き届かず、森林資源として効果的に利用できる森林が減少しつつあるという。一方、世界に目を向けると、資源採掘後の生態系の回復が進まず、物質循環に必須である森林を欠いた土地が拡がりつつある地域も多い。そこで本セッションでは、我が国と世界の森林資源管理に関わる課題を共有するとともに、いかにして課題解決は図られるのかを、未活用の土地利用や林作業の管理・維持に取り組む研究者やその土地を再生するために必要となる微生物や植物の種を研究する研究者とともに、考えていきます。

 

本セッションのテーマに限らず、様々な切り口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカッションするプログラムをご用意しております。詳しくは、大会ウェブサイトをご参照ください。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催いたします。



森林破壊に一石を投じる 〜蓄積された知識が花咲く時〜
セッションパートナー KOBASHI HOLDINGS株式会社

日時:2022年12月3日(土)13:30〜14:20
場所:高松商工会議所2F・4F


登壇者


山路 恵子 氏

筑波大学 生命環境科学研究科生物圏資源科学専攻
茨城県水戸市出身。北海道大学薬学部、北海道大学大学院農学研究科修了。2000年に農芸化学分野で博士(農学)を取得。2001年よりフィンランド森林研究所でポストドクター、2003年より森林総合研究所東北支所で日本学術振興会PDとして所属し、化学生態学を学ぶ。2005年より筑波大学で、鉱山跡地で自生する植物と機能性微生物に関する研究を開始し、自生植物の重金属耐性機構に機能性微生物が関与していることを発見し、緑化技術への利用を検討中。2022年Imagine the Microbial-Capsuleとしてアグリテックグランプリ2022 最優秀賞、KOBASHI賞、フォーカスシステムズ賞受賞。

 

都築 勇人 氏
愛媛大学大学院農学研究科 生物環境学専攻・准教授

岡山県倉敷市出身。愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程修了。博士(農学)。 森林計測学を専門とし、航空レーザー測量技術を用いた森林の広域精密計測などに従事。 森林の資源量把握、二酸化炭素排出量・吸収量の推定、気候変動に伴う植生変化の検出などに、日本、北米、シベリア、インドネシア、ラオス、カメルーンなどで取り組んできた。日本学術振興会特別研究員、森林GISフォーラム四国地区委員、JICA事業「ラオス森林減少抑制のための参加型土地・森林管理プロジェクト」短期専門家、全国大学演習林協議会理事などを務めた。

 

 

 

Yevgeny Aster Dulla 氏
Leave a Nest Philippines, Inc. Managing Director

フィリピン共和国、イロイロ州出身。2010年にフィリピン大学・ビサヤキャンパスを卒業後(学士 化学)、フィリピン大学・マニラキャンパスにて化学の講師として勤務。2013年に来日し、熊本大学・文部科学省のHIGOプログラムに進学。2015年に修士号(健康生命科学)、2018年に博士号(健康生命科学・薬科学)を取得。卒業後は、営業代表等により日本進出支援を担うビジネスコンサルティング会社イントラリンクに勤め、欧米のバイオテクノロジーや医療機器の会社の日本展開をサポートした。2020年5月より現職。教育開発事業部、創業開発事業部を歴任し、2021年よりフィリピン子会社を設立し、代表就任。

 

 

 


【モデレーター】

上野 裕子
株式会社リバネス グループ開発事業本部 部長

博士(理学)。在学中は極限環境生物学にて生命の起源の探求を行ってきた。2013年株式会社リバネス入社。人材開発事業部部長経て、2018年より創業開発事業部に所属。自身の研究経験を活かしながら、リバネスグループが拠点を持つアメリカ、イギリス、シンガポール、マレーシア、フィリピンのディープテックスタートアップの発掘育成を行うと同時に、スタートアップと協業した日本企業の新規事業のデザインを行う。また、日本のディープテックスタートアップの東南アジア進出や、東南アジアのスタートアップの日本進出支援の経験を経て、2021年10月より現職。リバネスフィリピン取締役、リバネスマレーシア取締役兼任。

 

 

 


超異分野学会 香川フォーラム2022

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【お問合せ】

株式会社リバネス(正田・岸本)
TEL:06-6125-5622
e-mail : [email protected]

 

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