<登壇者>

高知県農業協同組合
営農販売事業本部 農畜産部 農産販売課
専任課長
山下 司(やました つかさ)氏
北川村農業協同組合へ入社、平成10年10月土佐あき農業協同組合へ合併、令和元年1月1日12JA2連合会が高知県農協へ合併、令和2年4月営農販売事業本部農産販売課へ異動、現在に至る。高知県は「日本一のユズ生産量」を誇り、年間7,000t~8,000tの加工用ユズ玉(原料)がJA管内工場に持ち込まれる。その「加工用ユズ」の販売に携わり、果汁・皮・種子等の製品化の促進を目指す。

株式会社ファーメンステーション
代表取締役
酒井 里奈(さかい りな)氏
未使用資源からエタノールと蒸留粕を製造する地域循環システムを展開。米由来のオーガニックエタノールや蒸留粕は化粧品や雑貨の原料として大手化粧品メーカーに販売する他、大手セレクトショップ向けのオリジナル商品の企画販売も実施している。廃棄物ゼロ、小スケールで自立可能な地域循環型システムを国内外に展開していく。現在は米が原料だが、今後は多様な原料を利用して付加価値をつけるプラットフォームを目指す。

東日本旅客鉄道株式会社
事業創造本部 新事業・地域活性化部門 事業開発G
鳥海 太郎(とりうみ たろう)氏
東京都立川市出身。2003年東日本旅客鉄道株式会社入社。山形県にて駅員、車掌業務を経験した後、国際部門にてインド高速鉄道などの海外鉄道プロジェクトに携わる。2018年より事業創造本部にて、JR東日本スタートアッププログラムにおけるスタートアップ企業との協業推進や、JFEエンジニアリンググループとの食品リサイクル・バイオガス発電事業、ドイツの次世代型屋内垂直農法スタートアップInfarm社との提携などを担当。
<モデレーター>

株式会社リバネス
代表取締役 グループCEO
丸 幸弘(まる ゆきひろ)
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学や地域に眠る技術や経営資源を組合せて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営む。アジア最大級のベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の社会課題の解決に取り組む。ユーグレナを始めとする多数のディープテックベンチャーの立ち上げにも携わるイノベーター。