【重要なお知らせ】
豪雨にともない、25日に南相馬市で避難指示が発令されたことを受け、10月26日開催予定の超異分野学会 福島浜通りフォーラムは中止となりました。
発表予定だったポスターについては、要旨集が印刷されていることを受けまして、発表したものとさせていただきます。
参加予定だったみなさまにおかれましては、大変申し訳ございません。
福島浜通りフォーラムは、福島県南相馬市・浪江町に整備している無人航空機、災害対応ロボット、自動運転ロボット、水中探査ロボットなどのフィールドロボットを主な対象にした屋外の大型実証試験場「福島ロボットテストフィールド(以下、RTF)」で開催します。
2019年9月にRTF内に完成した研究棟には、ドローン、ロボット、モビリティ、非破壊検査などに関連する9つの大学・研究機関や企業が入居し、これから本格的な実証試験が始まります。この入居者と県内外の事業会社、ベンチャー、研究者を交えて、ドローン、ロボティクス、非破壊検査、農業IoTを中心に、パネルディスカッションやポスター・ブース展示を行います。フィールドを活用した研究を実際の場で考えられる貴重な機会です。RTFを活用して研究開発を加速したい、研究開発する人たちと新たな取り組みを考えたい方の参加をお待ちしています。
〈参加対象者〉
研究者、大企業、ベンチャー、地元企業、 自治体、中高生、市民等
〈企画キーワード〉
屋外実証試験、ロボット、ドローン、自動運転、インフラ非破壊検査、リモートセンシング etc.
〈主催〉公益財団法人福島イノベーションコースト構想推進機構
〈運営〉株式会社リバネス
〈会場までのアクセス〉
会場へはJR原ノ町駅から無料シャトルバスを運行します。(下記ダイヤ参照)
JR原ノ町駅までのアクセス:
仙台駅よりJR常磐線・原ノ町行きに乗車、終点原ノ町で降車(乗車時間約1時間20分)
無料シャトルバス運行表
【参加者募集中!!】
福島浜通りフォーラムでは、研究者、企業、町工場、地元の生産者や中高生など、幅広く参加を受け付けています。発表者との連携を考えたい、福島ロボットテストフィールドで何が始まろうとしているか知りたいなど、関心のある方は参加申込からご登録ください。
お申し込みの際は、登録フォームのプルダウンメニューから「福島浜通りフォーラム」を選択してください。
【演題登録締切】10月19日(土)24:00
演題登録は締め切りました
聴講参加申し込みは直前まで受付けております。
宿泊・交通には限りがありますので、余裕を持ってご手配ください。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
2019年10月26日(土) 11:00 – 17:00
Time | セッション会場A | セッション会場B | ポスター・ブース会場 |
10:30 | 開場 | ||
11:00 | 開催挨拶 | ||
11:30 | セッションA-1 未来の社会基盤を支える技術をロボットテストフィールドから世界にブリッジする |
セッションA-1 セッション会場Aの様子を映像配信 |
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12:30-14:00 | ポスター・ブースセッション兼ランチ | ||
14:00 | セッションA-2 ドローン活用を当たり前にするベンチャーの挑戦 |
セッションB-2 屋内・屋外で始まるロボットテストフィールドでのロボット技術開発 |
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15:00 | セッションA-3 高速・精細なインフラ検査の新展開 |
セッションB-3 モビリティ、センシング、ロボティクスが創るこれからの農業 |
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16:00 | ポスター表彰式 閉会式 |
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17:00 | 終了 |
11:00〜11:30
開会式・基調講演
基調講演:産業用ドローンとロボットテストフィールドの重要性
ACSLは、日本で初めて東証マザーズ上場を果たした産業用ドローンのメーカーである。日本のような高齢化・労働人口減少社会において、産業用ドローンは企業が実施している様々な「きつい、きたない、きけん」な活動を、省人化・無人化するポテンシャルを有している。このような社会課題を解決する重要な技術において、モノづくりメーカーがしっかりと安心・安全な技術開発を推し進めていくためには、広大で、リスクフリーな試験場が不可欠である。福島ロボットテストフィールド(RTF)はドローンのような新産業創出を実現するためには不可欠な空間であり、講演では産業用ドローン市場とその市場創出におけるRTFの役割に触れる。
11:30〜12:20
<セッションA-1>
未来の社会基盤を支える技術をロボットテストフィールドから世界にブリッジする
ドローンや自動運転など、社会実装に向けて技術の高さだけでなく、安心・安全な活用も求められている技術領域において、実際のフィールドを使った実証試験は欠かすことができない。空、地上、水中すべてのフィールドをカバーするRTFだからこそできることについて、ドローン、自動運転・都市交通システムの先端をいく人々が集まり、発想を膨らませる議論を行う。
14:00〜14:50
<セッションA-2>
ドローン活用を当たり前にするベンチャーの挑戦
個人用、産業用など幅広いドローンのプレイヤーが登壇し、何をどう運ぶのか、何を計測するのか、現在の取り組みについて紹介してもらいつつ、離発着や姿勢制御など避けては通れない課題についても議論することで、参加者とどのような連携ができうるのかについて議論する。
15:00〜15:50
<セッションA-3>
高速・精細なインフラ検査の新展開
インフラの老朽化が進み非破壊で大型の構造物を点検する技術の普及が求められている。人が入りづらいところに容易にアクセスすることでの高速化、新たな可視化技術を使った高速・精細なデータの取得など、非破壊検査の効率化に必要な技術の社会実装を進めるプレイヤーが集まり、議論する。
14:00〜14:50
<セッションB-2>
屋内・屋外で始まるロボットテストフィールドでのロボット技術開発
ヒトを危険な作業環境や、重労働から解放してくれるロボット、農業やプラント検査での活用を目指した遠隔あるいは自律的に動くロボットの開発、ロボットと人との対話を円滑にするための技術開発など、RTFで始まろうとしているロボット開発についてピレイヤーに紹介してもらいつつ、すでに社会実装を進めているプレイヤーも招き、RTFを活用したロボット開発について議論する。
15:00〜15:50
<セッションB-3>
モビリティ、センシング、ロボティクスで創るこれからの農業
自動収穫機やリモートセンシングなど、フィールド環境での作業の自動化の先にどのような農業の世界が広がっていくかについて、農業技術系のベンチャー、研究者らが現在の取り組みを紹介も踏まえて議論する。さらに、データの規格化など期待される農業の自動化のために必要なフィールドでの試験についても考えを広げたい。
16:00〜16:30
ポスター表彰・閉会式
11:00〜16:00(コアタイム 12:30〜14:00)
研究者ポスター、ベンチャーブース 掲示・展示
特定の分野に限らない、多種多様な発表を同時に行なうことで、異分野どうしで互いのパッションを交換しあい、イノベーションのきっかけを作り出すポスター・ブース発表の場です。
福島浜通りフォーラムではケータリングでランチをとりながらのランチョンポスターを行います。