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【超異分野学会 大阪大会】研究成果で世界を変える、テックプランターファイナリストたちの挑戦/2021年4月24日16:30〜17:30

2021.04.07
【超異分野学会 大阪大会】研究成果で世界を変える、テックプランターファイナリストたちの挑戦/2021年4月24日16:30〜17:30
パネルディスカッション
研究成果で世界を変える、テックプランターファイナリストたちの挑戦


リバネスが主催する超異分野学会 大阪大会2021(2021年4月24日(土))内で、パネルディスカッション「研究成果で世界を変える、テックプランターファイナリストたちの挑戦」(セッションパートナー:ヤンマーホールディングス株式会社)を開催いたします。

リバネスは、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成する取り組み「テックプランター」を通じ、科学技術や情熱をもって、世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想をもつ研究者やベンチャー企業、中小企業の第二創業を、多様なパートナーとともにサポートしてきました。本セッションでは、大阪・滋賀・神戸(メドテック)・岡山・香川の各地域で開催したテックプラングランプリのファイナリストから、解決したい課題、コア技術、そしてテックプラングランプリ参加後の進展や今後の展望などについてプレゼンテーションいただきます。世界を変えようとする研究者たちの熱を、どうぞ受け取ってください。

本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。
大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。


研究成果で世界を変える、テックプランターファイナリストたちの挑戦

日時:2021年4月24日(土)16:30-17:30
場所:丸善インテックアリーナ大阪(〒552-0005 大阪市港区田中3-1-40(八幡屋公園内))
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/

登壇者

2020年 第2回大阪テックプラングランプリ ファイナリスト
大阪大学メタン酸化プロジェクトチーム 代表
大久保 敬(おおくぼ けい)氏

2001年大阪大学大学院工学研究科、博士後期課程修了、博士(工学)。2017年より大阪大学高等共創研究院教授。二酸化塩素に光照射することによって得られる化学種をフルオラス溶媒中でメタンガスと空気を作用させることにより、ほぼ100%の収率でメタノールとギ酸へ変換できることを発見。このコア技術により、バイオガスから得られるメタンガスをメタノールやギ酸に変換する技術を確立し、化石燃料を全く使用しないカーボンニュートラルな化成品合成、酪農事業の構築を目指す。

 

2020年 第3回岡山テックプラングランプリ ファイナリスト
Be:Zen 代表
瀧本 亮(たきもと りょう)氏

2007年岡山大学大学院自然科学研究科修了。人工筋肉を用いた立ち上がり動作支援の研究に従事した後、医療・介護機器メーカーに勤務、2015年から山陽クレー工業株式会社で経営企画に携わる。廃棄カキ殻を独自の湿式ボールミル製法によって、高品質な炭酸カルシウム微粉末“ORGANIC Calcium MICROPOWDER”の生成に成功。地元で毎年5,000トン以上廃棄され、衛生環境や景観悪化の課題がある廃棄カキ殻を削減し、最終的にはゼロにする事を目指す。

 

2020年 第3回メドテックグランプリKOBE ファイナリスト
protect kid's brain 代表
永瀬 裕朗(ながせ ひろあき)氏

2003年神戸大学大学院医学系研究科修了。神戸大学大学大学院 医学研究科内科系講座小児科学分野こども急性疾患学、特命教授。小児の知的障害や運動障害などの重篤な障害を起こす危険性がある非けいれん性てんかん発作(NCS)や非けいれん性てんかん重積状態(NCSE)をリアルタイムで検出するプログラムを開発。現在はさらに多数の蓄積された脳波モニタリングのデータをAIを用いて解析し、さらに高い検出感度、精度のNCS/NCSEの検出プログラムを開発を目指す。

 

2019年 第1回香川テックプラングランプリ ファイナリスト TEAM ARK 代表
2020年 第2回香川テックプラングランプリ ファイナリスト 株式会社モーリス メンバー
三﨑 幸典(みさき ゆきのり)氏

1986年長岡技術科学大学修了、博士(工学)。2016年豊橋技術科学大学工学研究科教授を経て、2017年4月から香川高等専門学校電子システム工学科教授。ポリフッ化ビリニデンを用いた、高感度に呼吸・心拍・体動を高感度に測定可能なセンサの開発に従事。その特徴を利用し少子化対策として必要な乳幼児突然死症候群:SIDSを防止するセンサとして利用し、子育て中の母親、保育士の開放を目指す。また、2020年からは株式会社モーリスに参画し、自身の開発した呼吸センサを用いた、障がい者とAIが極上の睡眠環境を届ける「安寝システム」の開発に従事している。

 

<コメンテーター>
ヤンマーホールディングス株式会社
技術本部 技術戦略部 専任部長
鶴 英明(つる ひであき)氏

東京大学大学院 工学系研究科 精密機械工学専攻、博士(工学)。学部で抗体センサー、大学院で世界初の電動式粉末成形プレスの共同開発を通じ、異分野共創の面白さを学ぶ。その後、理化学研究所 基礎科学特別研究員を経て(株)本田技術研究所 基礎技術研究センター入社。数々の新素材の実用化プロジェクトに携わり、米国駐在時には新研究所立ち上げやベンチャリング、ナノ機能材料の研究を推進。2016年ヤンマーに入社し、2021年4月より現職。

 

<モデレーター>
株式会社リバネス
関西開発事業本部 部長
磯貝 里子(いそがい さとこ)

2008年リバネス入社。研究者や科学技術の魅力を伝え、人と人、人と技術をつないで新しいコトを起こすきっかけをつくるプロジェクトに取り組む。これまでに、記事の取材などを通じて、100名以上の研究者から研究内容や哲学を聞いてきた。2016年より大阪勤務。2020年11月、大阪本社に関西開発事業本部を設置。全6事業部の事業を関西圏で展開し、首都圏に対するカウンターカルチャー醸成を目指す。

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