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【2/25_第1回超異分野学会鹿児島フォーラム】強い地域産品をつくる
2023.02.24リバネスが主催する第1回 超異分野学会 鹿児島フォーラム(2023年2月25日(土))にて「材料で実現する分散型エネルギーシステム」をタイトルとしたパネルディスカッションを行います。
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第1回 超異分野学会 鹿児島フォーラム(https://hic.lne.st/conference/kagoshima-1st/)
日時:2023年2月25日(土)13:00-18:30
大会テーマ 科学・技術で持続可能な農林水産業を実現する
日本有数の農林水産県である鹿児島。全国1位の飼養頭数を誇る豚・肉用牛やさつまいもをはじめ、焼酎や黒酢、鰹節など、多種に渡る食品加工場も数多く集積し、恵まれた自然環境を有効に活用しながら産業基盤を形成してきました。今後、鹿児島県最大の強みである農林水産業と、エネルギー、ヘルスケア、ロボティクス、IoTなどの異分野の知を融合させることで、人口減少・少子高齢化が叫ばれて久しい日本の地域から、再び世界の注目を集める新たな価値や強い文化を創り出せる可能性があります。本フォーラムでは、県内外の研究者、ベンチャー、事業会社等が一堂に集い、これから訪れる時代の変化を踏まえ、日本有数の農林水産県だからこそできる仕掛けについて議論します。
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パネルディスカッション
強い地域産品をつくる
県内では、地域性を活かして様々な農産物が生産されています。これらはテクノロジーや事業者が連携することで生産性向上や産品の付加価値が生まれている事例もあります。本セッションでは、独自技術の「メタボロゲノミクス®」を用いて県内研究者と共同研究を進められているメタジェンの村上氏、スペクトル解析技術に強みを持つMilk.の中矢氏、県内事業者と共に養豚におけるIoT技術の実証に取り組むEco-Pork神林氏を交えて県内の農業および畜産における生産性向上や付加価値化について議論します。
登壇者
村上 慎之介 氏
株式会社メタジェン
取締役 COO・CIPO
1988年、東京都生まれ。2011年より鶴岡市民。2016年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。その後、鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所と、東京工業大学とのジョイントベンチャーである株式会社メタジェンに1人目の社員として入社。主任研究員として腸内細菌に関する研究に従事し、便の保存技術の開発や、腸内環境をコントロールする技術の実用化に向けた研究開発を行ってきた。2018年より執行役員COO、2022年からは取締役COO・CIPOとして、研究開発支援事業の統括と知的財産の利活用にも取り組み、メタジェンのビジョンである病気ゼロ社会の実現に向けた研究とビジネスに取り組んでいる。
中矢 大輝 氏
Milk.株式会社
代表取締役CEO
愛媛県松山市出身。28歳。高校卒業後、カリフォルニア州のSierraCollegeへ進学。天文物理学を専攻しながら、AIを独自開発。「光によるがんの原因究明」を研究テーマとし、7年前より研究開始。学術成果40件以上。特許2件取得。内1件は海外移行完了。開発を加速するため2019年12月よりMilk.株式会社を設立。Iris株式会社取締役。
神林 隆氏
株式会社Eco-Pork
代表取締役
ミシガン大学経営学(Master of Business Administration)修士課程を成績優秀者として修了。外資系コンサルティングファームにて主にテレコム領域の経営戦略・新規ビジネスモデル企画などに従事。その後、統計解析・人工知能を活用した新規ソリューション開発を責任者として主導。テクノロジーを活用し、養豚を出発点とした持続可能な循環型食肉文化を構築するため、平成29年11月29日(ニク・イイニクの日)にEco0-Porkを創業。
〈モデレーター〉
宮内 陽介
株式会社リバネス 農林水産研究センター センター長
千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了、博士(農学)。大学院では新疆ウイグル自治区にてダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の経験を活かし、研究プロジェクトを手がける。2019年より農業分野の横断的な研究を積極的に推進すべく農林水産研究センターを設立、アグリ分野の横断的な研究を行う。
聴講・参加申込み受付中
アカデミア、ベンチャー、地元事業者、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。
【お問い合わせ先】
お問合せ先株式会社リバネス 地域開発事業部
担当:福田、宮内
TEL03-5227-4198