超異分野学会 大阪フォーラム2018

大会テーマ
健康を再定義する
日 時
2018年10月13日(土)9:00〜18:30
場 所
アートホテル大阪ベイタワーアクセス

超異分野学会では、研究の価値を広報し、研究費を集める機会を提供します

ー フォーラム概要 ー

いま、健康の捉え方が変わりつつあります。これまでは定期的に健康診断を受け、あるいは病院を受診することが健康維持の主な手段でした。今後私たちは、病院にかからずとも日常的に自分の健康を知り、病気を未然に予防・診断し、健康を自らデザインできるようになる未来に近づいています。古くから経済・商業が栄え、食文化や芸能の中心でもある大阪には、今や健康や医療に関わる最先端の研究拠点や、ヘルステック関連企業が多数集積しています。本フォーラムでは、その大阪を舞台に、食、医療、IoT、お笑いまで幅広い話題から、これからの時代の健康とは何かを再定義するための挑戦を行います。

〈参加対象者〉
アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生

〈企画キーワード〉
健康、医療、ヘルスケア、予測・計測技術、コホート調査、健康寿命、人生100年時代、食、IoT、お笑い etc.

〈前夜祭〉
2018年10月12日(金)19:00〜21:00(事前申込制・参加費無料)
ラーゴ ディ ブル(大阪ベイタワー ベイタワーイースト3階)

超異分野学会大阪フォーラムは盛況のうちに終了いたしました。

来年度も開催を予定しております。詳細な情報は会期が決定し次第お知らせいたします。またお会いできることを楽しみにしております。

2019年3月8日、9日には超異分野学会本大会を東京で開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

2018年10月13日(土) 9:00 – 18:30

A会場 B会場 ポスター・ブース会場
9:00 開会式
<セッションA1>
蓄積と統合で予測する自分の身体の未来
<セッションB1>
農業の未来をひらくための技術実装力
ポスター・ブース展示
(13:00-14:40 ポスター・ブース コアタイム)
10:00
11:00 <セッションA2>
ヘルステックベンチャー&大阪テクノマスターピッチ
<セッションB2>
栄養と睡眠から健康を考える
12:00
13:00
14:00
15:00 <セッションA3>
1,000万人の健康づくりをどう実現するか
<セッションB3>
ガレージが生み出す大学と町工場の新しい関係
16:00
<クロージングセッション>
これからの健康とは何か?
17:00
18:00 閉会式

9:00〜9:20

開会挨拶

株式会社リバネス取締役副社長CTO 井上 浄
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)、薬剤師。リバネス創業メンバー。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

9:20〜10:40

<セッションA1>
蓄積と統合で予測する自分の身体の未来

コホート調査、個人の遺伝子検査、ライフログの取得など、個々人の体質や状態を知り、健康の維持・増進につなげられる情報の蓄積が飛躍的に進んでいます。加えて、技術の進歩でより詳細な生体データや、生活の履歴が取得可能になってくるようになると、それをどう読み解き、活用できる形にするかがより大きな課題になってきます。しかし、それに対する有効な解決方法は模索段階にあります。
今回は、予測に関わるアルゴリズムについて研究する研究者、センサーを活用して情報を集め、活用するベンチャー、ヘルスケアで大きなビジネスを仕掛けている企業の担当者らが集まりました。最先端の技術だけでにとらわれるのではなく、様々なデータからどう体の状態を予測するか、得られた情報をどう活用できる形にするのか、そのために必要なプラットフォームなどについて幅広く議論します。

パネリスト情報はこちら

【パネリスト紹介】

中村 亨 氏
大阪大学大学院基礎工学研究科附属産学連携センター 特任教授

2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、博士(工学)。2005年~2008年 大阪大学臨床医工学融合研究教育センター、2008年~2010年 ニュージャージー医科歯科大学、2010年~2017年 東京大学大学院教育学研究科。2013年~2017年 JSTさきがけ研究者を兼任。2017年4月より、大阪大学大学院基礎工学研究科 特任教授(常勤)。専門は生体情報工学、健康情報学。生体信号情報の解析と健康・医療分野への応用、生体システムの動的恒常性機序の解明に従事。

佐野 毅 氏
株式会社ディー・エヌ・エー | DeNA
ヘルスケア事業本部 ビジネスディベロップメントディレクター

薬剤師 主にデジタルヘルス・ディジタルセラピー・AI/IT創薬に関する事業開発を担当。社会的課題を新規事業企画につなげることを得意とする。Data ☓ AI/IT Driven Health Care Serviceを、世界の人々へと届ける!
前職の第一三共では、スイス・ジュネーブ赴任後、事業開発部・経営戦略部で国内外のベンチャー案件の評価、公募型シーズ探索スキーム「TaNeDS」、基盤技術育成を焦点にした「OiDE」ファンドを三菱UFJキャピタルと組成。

<佐野氏インタビュー>

http://bizzine.jp/article/detail/1645

<その他の活動>

 

藤原 幸一 氏
京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 助教

2009年京都大学京都大学大学院工学研究科化学工学専攻博士後期課程修了後、NTTコミュニケーション科学基礎研究所を経て、2012年より京都大学情報学研究科助教。データサイエンスを駆使し、主に生体信号処理と医療データ解析の研究を推進するほか、機械学習に基づいた医療機器の開発を行っている。2018年クアドリティクス株式会社を創業、2018年10月よりJSTさきがけ研究員を兼任、2018年11月からは名古屋大学工学研究科准教授に着任予定。

村上 慎之介 氏
株式会社メタジェン 執行役員COO / 慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任助教

2016年に株式会社メタジェンに入社。2018年より執行役員COO。9年以上に渡って腸内細菌に関する研究に従事し、便の保存技術の開発、日本人腸内環境データベースの構築、腸内環境制御技術の実用化に向けた研究開発等を行ってきた。また、温泉療法学を専門とし、2015年には長湯温泉(大分県竹田市)の飲泉研究を行い、抗肥満に寄与する可能性がある腸内細菌を増やすことや、糖尿病の予防や改善につながる可能性があることを示した。


【オーガナイザー紹介】

高橋 宏之
株式会社リバネス
知識創業研究センター センター長

2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。

40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事する。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。

9:20〜10:40

<セッションB1>
農業の未来をひらくための技術実装力

人の健康を支える食。食を支える農業に関して研究現場では技術革新が進んでいる一方で、農業現場での技術実証が求められています。研究現場で生み出される新しい技術の実装を進めていくためには何が必要なのか?について、研究者、メーカー、農家と様々な立場のパネラーと共に議論します。

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【パネリスト紹介】

硲田 孝之 氏
株式会社山東農園 代表取締役社長

関西学院大学卒業後、家業の農薬販売店を引き継ぐ。2014年eコマース事業の株式会社イプラス設立。2015年農業事業の株式会社山東農園設立し、2018年人工知能による柑橘病害虫診断アプリ「アグリショット」をリリース。

小倉 里江子 氏
横浜バイオテクノロジー株式会社 取締役研究開発部長

2009年横浜国立大学大学院環境情報学府環境生命学専攻博士課程修了。博士(環境学)。同大学産学連携研究員を経て、2014年8月横浜バイオテクノロジー株式会社の設立に参画し、2018年9月から取締役研究開発部長に就任。植物の遺伝子発現モニタリング技術を基盤として、各種生理活性物質の探索・評価を受託するサービスを展開している。

 

小西 充洋 氏
ヤンマー株式会社 中央研究所 バイオイノベーションセンター 倉敷ラボ 所長

2008年博士号「博士(農学)」取得。専門は植物機能の非破壊計測。同年ヤンマー株式会社入社。水産増養殖の研究所マリンファーム(大分県国東市)にて、二枚貝養殖、植物プランクトンの生産に関する研究開発を行った。その後、施設園芸・土づくりソリューションの企画・開発に携わり、バイオイノベーションセンターの立ち上げ、同倉敷ラボの建設を行った(2016年8月26日竣工)。2017年4月より現職。


【オーガナイザー紹介】

髙橋 修一郎
株式会社リバネス 代表取締役社長COO

東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。設立時からリバネスに参画。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築。独自の研究助成「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのデータベース「L-RAD」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。
【兼務】文部科学省科学技術・学術審議会人材委員会委員、法政大学兼任講師。

11:00〜12:20

<セッションA2>
ヘルステックベンチャー&大阪テクノマスターピッチ

2019年度に国立健康・栄養研究所の移転が決定した大阪府や、理化学研究所が生命機能科学研究センターを置く神戸市など、関西には医療の研究拠点が集積しています。医療・ヘルスケアに関する研究成果の社会実装を目指すベンチャーが、自らが実現したい世界観を発表します。また、「大阪テクノマスター」はものづくりにて卓越した技能をもつと大阪市に認定された技能者です。研究を推進するために必要な「モノ」はありませんか?エッジの利いたベンチャーや技能者が、想いと技術を発信します。

<登壇ベンチャー(順不同)>

トイメディカル株式会社、株式会社サイディン、株式会社BugMo、株式会社キュオール、ナノブリッジ合同会社、合同会社BeCellBar、株式会社マイオリッジ、Japan Lipid Technologies合同会社、株式会社未病マーカー研究所、ハーテック LAB.、株式会社HERBIO、Quadlytics Inc.、AMI株式会社

11:00〜12:20

<セッションB2>
栄養と睡眠から健康を考える

健康な身体は栄養バランスの取れた食事、適度な運動・十分な睡眠のすべてが必要だといわれています。栄養・運動・睡眠は独立しておらず、それらが複雑に絡み合っているからこそ、そのいずれかが乱れた時から健康は損なわれてしまうのです。本セッションでは、栄養および睡眠それぞれの分野で最先端を走る研究者から、最新の話題を提供いただきます。

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【講演者紹介】

丹羽 康貴 氏
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 助教

京都大学医学部医学科卒業後、京都大学大学院医学研究科博士課程医学専攻修了、博士(医学)。独立行政法人理化学研究所発生・再生科学総合研究センター研究員、独立行政法人理化学研究所生命システム研究センター基礎科学特別研究員を経て、2017年から現職。

 

佐々木 敏 氏
東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 疫学保健学講座 社会予防疫学分野 教授

京都大学工学部卒業後、大阪大学医学部卒業、医師免許取得。大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了 、医学博士。
名古屋市立大学医学部公衆衛生学教室 助手、国立がんセンター研究所支所臨床疫学研究部 室長、独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養所要量策定企画・
運営担当 リーダー、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 教員(客員)、女子栄養大学栄養科学研究所 教授(客員)、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 教授(客員)、独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラム プログラムリーダー、女子栄養大学大学院栄養学研究科 教授(客員)を経て2007年より現職。

【オーガナイザー紹介】

坂本 真一郎
株式会社リバネス
執行役員CMO

東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程単位取得退学、修士(理学)。研究開発事業部からキャリアを開始し、メディア開発事業部、地域開発事業部、人材開発事業部を経て2012年より執行役員に就任。様々な企業・研究機関の知財戦略などシーズの事業化戦略の構築に寄与する。

14:50〜16:10

<セッションA3>
1,000万人の健康づくりをどう実現するか

セッションパートナー
ロート製薬株式会社

人生100年時代、健康経営、健康寿命の延伸…ここ数年で急速に広がっているヘルスケア関連の話題ですが、本当に社会を変えるためには、長期に渡る健康行動を実現する具体的方法を考える必要があります。 本セッションでは、自治体単位での健康作りを実現した研究の成果や食から健康を作る取り組みをもとに、社会単位での健康づくりの実現について議論します。

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地域の高齢者を対象とした数千人規模のコホート研究では、健康データの蓄積と適切な食事・運動等の介入によって医療・介護費を低減しうることがすでに示されています。一方で、若い世代を含む数万〜1,000万人規模の健康づく りを実現するためには、企業等の組織活動の中での意識作りや食事介入、またスマートフォン等をフックとした個人へのモチベーティングの仕掛けなど、研究とは異なる仕組みを設計し、展開していくことが必要になるはずです。 本セッションでは、実績のある介入方法や行動変容のための技術、また健康診断データの活用等をベースとして、健康行動作りを組織活動に展開していくための道筋を議論し、共同研究プロジェクトの形成を狙います。

【パネリスト紹介】
吉田 司 氏
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
国立健康・栄養研究所 健康長寿研究室 特別研究員

神戸市出身。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。
2012年より、京都府亀岡市をフィールドとしたコホート研究「亀岡スタディ」に参画。自治体と研究者グループの橋渡し役として活躍。2017年より国立健康・栄養研究所に勤務。亀岡市、京都学園大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の三者協定にこれまでの経験を活かし、本年6月に包括協定を締結。専門は、高齢者の体力についての研究。日本体育学会若手研究優秀賞受賞。健康運動指導士。

杉山 治 氏
京都大学医学部附属病院 先制医療・生活習慣病研究センター 特定講師

慶應義塾大学大学院後期博士課程修了。博士(工学)。
2009年度下期未踏IT人材発掘・育成事業において、スーパークリエータ認定を受ける。2015年より、長浜市の健康推進イベントであるながはま健康ウォークに参画。主に参加者の支援システムの開発に携わる。2016年より京都大学医学部附属病院に勤務。専門は、医療情報学についての研究。人工知能の支援による人の行動変容をテーマとする。

岡部 典孝 氏
リアルワールドゲームス株式会社 取締役CTO/CFO

一橋大学在学中の2001年から起業家として代表取締役、取締役CTO、CFO等を経て2017年リアルワールドゲームスを共同創業。 元々ひきこもりだったが、Ingressと出会い、ゲームで10000km歩いた経験を活かし、リアルワールドゲーム×トークンエコノミーで世界中の運動不足解消を目指している。

河崎 保徳 氏
ロート製薬株式会社 広報・CSV推進部 部長

1960 年大阪生まれ。近畿大学卒、慶應義塾大学経営管理学科MDP終了。日本生命保険相互会社を経て1986年ロート製薬入社。商品企画部長、営業部長、営業企画部長などを歴任。
その後3.11東日本大震災後復興支援室長として3年間を被災地で過ごし震災復興に尽力、震災遺児の進学奨学金、公益法人「みちのく未来基金」を創設。2014年~現職。
2018年4月より、神戸大学大学院非常勤講師。


【オーガナイザー紹介】

西山 哲史
株式会社リバネス
研究開発事業部 部長

筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。ミトコンドリア病に対する遺伝子治療法の開発をテーマに研究を行い、博士(理学)を取得。同時に修士課程2年時より株式会社リバネスのインターンシップに参加し、100回以上の出前実験教室、100本以上の記事制作に関わった。現在は、既存からの延長線上にない新しい研究テーマが生まれ、またそれらが社会への価値提供に繋がる仕組みを構築すべく、様々な研究開発プロジェクトに携わっている。

 

14:50〜15:40

<セッションB3>
ガレージが生み出す大学と町工場の新しい関係

2018年4月に町工場と研究者をつなぎ新しいものを生み出していく拠点としてガレージミナト、ガレージタイショウが生まれました。開設以来、研究者、町工場、企業、自治体など様々な方が現地を訪れ、今までになかった連携が生まれようとしています。本セッションでは、これから“ガレージ”に求められる役割や機能について、大学と町工場の双方の視点から考えます。

セッションパートナー:成光精密株式会社(Garage Minato)、株式会社木幡計器製作所(Garage Taisho)

詳細はこちら

【パネリスト紹介】

高満 洋徳 氏
成光精密株式会社 代表取締役 / ガレージミナト

1976年生まれ岡山県出身。2001年に大阪市港区で産業用工作機械の部品加工業を始める。2007年に法人化(社名:成光精密株式会社)現在、プロトタイプ品を主に製作。2019年にオープンイノベーションによる新しい製品の企画・開発に向けて、多様な企業、大学・研究機関等と交流を行う拠点としてGarage Minato(ガレージミナト)を立上げ、DeSETプロジェクトへ参画し、世界のものづくりの課題を解決すべく取り組んでいる。

木幡 巌 氏
株式会社木幡計器製作所 代表取締役 / ガレージタイショウ

1968年生まれ大阪府出身。大学卒業後、空気圧機器メーカーSMC(株)の営業職を経て、1992年に家業である (株)木幡計器製作所に入社。1996年、同社取締役就任。2013年代表取締役就任。創業100年以上の主力製品である機械式圧力計製造の他、現在は医療機器開発や、既存計器のIoT化など、産学連携で新たな開発に挑戦する拠点として、2019年にGarage Taisho(ガレージタイショウ)を設立し、地域のものづくり企業の活性化事業にも積極的に携わっている。

松浦 昌宏 氏
国立大学法人滋賀医科大学

研究活動統括本部 研究戦略推進室 産学連携推進部門
部門長・特任教授

化学品メーカーの研究開発、バイオベンチャー企業の事業開発、科学技術振興機構(特許主任調査員)を経て、2013年7月より現職。産学連携のコーディネート、大学知財マネジメントに従事しつつ、イノベーション人材の育成プログラムを推進している。

【オーガナイザー紹介】

髙橋 修一郎
株式会社リバネス 代表取締役社長COO

東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。設立時からリバネスに参画。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築。独自の研究助成「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのデータベース「L-RAD」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。【兼務】文部科学省科学技術・学術審議会人材委員会委員、法政大学兼任講師。

16:30〜17:50

<クロージングセッション>
これからの健康とは何か?

各セッションで議論してきた内容に横串を通し、これからの時代で「健康」に対する捉え方はどのように変わっていくか、「健康」に対する考え方が変わった時に将来の健康予測や維持・増進へのアプローチがどのように変化していきそうか、未来の議論を行います。

さらに、企業の健康経営の実現に向けた新たな取り組みや、運動を取り入れた健康や体力の維持・増進に関する学際的な研究が始まっている大阪ならではの実証研究についても議論します。最終的に、セッションを通じて参加する皆様とチャレンジできる横断的な研究プロジェクトまで考えることを目指します。

18:00〜18:30

閉会式

株式会社リバネス 戦略開発事業部 福田 裕士

奈良先端科学技術大学院大学博士前期課程修了。修士(バイオサイエンス)
学位取得後、畜産飼料卸売店が経営する養豚場に勤務。2009年、株式会社リバネスに入社。沖縄事業所に赴任し、ブランド豚「福幸豚」を立ち上げた。2016年9月に熊本県に異動し、自然共生型産業研究所所長として、地域資源と人、そして世代を超えた人同士が共生する自然共生型産業の研究を推進。株式会社福幸城ファーム 取締役。2018年4月に大阪本社に赴任した。大阪府和泉市出身。

パートナー

rohto
yanmar
NIBIOHN
SeikoSeimitsu
KobataGauge
jaJapanese