超異分野学会 大阪大会2023

大会テーマ
Millions of Dialogues(百万遍対話)
日 時
2023年8月5日(土)9:30〜18:00
場 所
オービックホール(大阪市中央区平野町4丁目2−3)アクセス

超異分野学会とは

研究者、大企業、町工場、ベンチャーといった分野や業種の違いにとらわれずに、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、人類が向き合うべき新たな研究テーマや課題を捉え、共に研究を推進するための場です。異分野・異業種の参加者により、これまでにない研究テーマの創出、課題解決のアプローチを建設的に議論し、垣根を超えて共に最先端の研究開発を仕掛け続けます。

超異分野学会 大阪大会2023について

ホモ‐サピエンスが今日に至るまで存続し、版図を広げてこられたのは、発声により複雑な音声を表現できる生体構造を有するおかげで、対話を通じて知識、経験、幻想を共有しながら発明を繰り返すことができたからだと考えられています。2019年末から続くコロナ禍は、未だに我々の健康や社会に大きな影響を及ぼしていますが、実際に対面し対話をする機会も増えてきました。超異分野学会 大阪大会2023は、万博を目前に控えた大阪に、世界中の知識やディープイシューが集まり、未来を作る新たな対話が生まれ、その実現に向けて繰り返されていく契機を生み出す場となります。

日時 2023年8月5日(土)9:30〜18:00

場所 オービックホール
>>会場アクセス

参加費
アカデミアの研究者・学生は無料、企業参加費5万円(税別、手数料別)

<参加対象者>
アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生 etc

聴講チケット

  • 大学等研究機関所属の研究者、学生
無料
※ポスター発表・ブース出展の代表者の方は、聴講チケットの取得は不要です。共同研究者や同伴者の方は聴講チケットをお求めください。
  • 教育関係者、中高生
  • 過去のTECH PLANTERエントリーチームの方
  • 企業、行政機関の方
 

56,980円/1名・1日間(税・決済手数料込)

【有料聴講チケット(クレジット払い) キャンセルポリシー】
・お支払い後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承ください。
・また、主催者判断により超異分野学会 大阪大会2023が中止となった場合には、キャンセル・返金のお申し出の有無に関わらず、手数料を差し引いた金額(53,020円)を返金させていただきます。

【有料聴講チケット(請求書払い) キャンセルポリシー】
・請求書払いをお申し込みの場合は、申込日から5営業日以内にリバネスより請求書を発行いたします。
・お支払い期限は2023年7月28日(金)となります。
・お振込後のキャンセル、および学会当日のキャンセルはお受けしておりません。予めご了承ください。
・また、主催者判断により超異分野学会大阪大会2023が中止となった場合には、キャンセルのお申し出の有無に関わらず、請求取消となります。

オンライン要旨集

超異分野学会大阪大会2023では、ポスター発表・ブース発表の演題要旨をオンラインで公開いたします。
閲覧には、ポスター・ブースの発表登録、または聴講チケットの取得が必要となります。
(7月16日(日)公開しました)

全参加者向けご案内

大阪大会2023の「全ての参加者向けご案内」をオンラインで公開中です。
会場へのアクセスや、当日の受付方法についてもご案内があります。
聴講者の方や、発表者・出展者の方を含め、ご来場予定の方はもれなくご一読ください。

発表者・出展者マニュアル

ポスター発表者およびブース出展者向けのマニュアルをオンラインで公開中です。
※テクノロジースプラッシュでの発表を希望されていた方は、マニュアル中に選抜結果・発表順を記載いたしますので、ご確認ください。

プログラム情報

  • 8月5日

8月5日(土)9:30-18:00

 

メインルーム ルームA ルームB ポスター・ブース会場
9:30 開会式
09:50 研究者・ベンチャーによるショートピッチ
「テクノロジースプラッシュ」
10:40 万博に向けたアイデア創出ショートピッチ
「万博スプラッシュ」
 
11:20 ポスター&ブース
コアタイム
12:30 昼休憩 昼休憩 昼休憩  
12:45 次世代研究所 設立発表会  
13:40 基調講演 アワー ポスター&ブース
展示
14:00 移動 移動 移動
14:10 セッション m1
水耕は薬用植物の持つ力を引き出せるのか
セッションパートナー:ロート製薬株式会社
セッション a1
関西のアカデミア発のライフサイエンスシーズで世界を変える
セッションパートナー:マイキャン・テクノロジーズ株式会社
セッション b1
生物多様性を可視化し、価値を生み出すには?
セッションパートナー:株式会社フォーカスシステムズ
15:00 移動・休憩 移動・休憩 移動・休憩
15:20 セッション m2
1億トンの籾殻アップサイクルを目指す
セッションパートナー:株式会社サタケ
セッション a2
小さな分解者達の力が動かすプラネタリーヘルス
セッションパートナー:株式会社ユーグレナ
セッション b2
「社会をよくする」を通じた人づくり・組織づくり 〜ワクワクする職場を目指して〜
セッションパートナー:アサヒ飲料株式会社
16:10 移動・休憩 移動・休憩 移動・休憩
16:30 セッション m3
知識製造業の新時代
セッションパートナー:長谷虎紡績株式会社

セッション a3
基礎研究者と産業界の「接点」を探る
セッションパートナー:東洋紡株式会社
セッション b3
応援とは何か?〜する・される・見るの相互性を探る〜
セッションパートナー:株式会社バイオインパクト
17:20 移動・休憩 移動・休憩 移動・休憩
17:30 閉会式
18:00 交流会

 

9:30-9:50
  • メインルーム
開会式
9:50-10:40
  • メインルーム
研究者・ベンチャーによる超異分野ピッチ
「テクノロジースプラッシュ」
「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだテクノロジースプラッシュは、研究者やベンチャーらが、90秒のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者の知識と熱を浴びながら、熱を持った研究者を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター発表でさらに深い議論へと発展、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。

“詳細情報”

# 所属 発表者名 テーマ P番号
1 同志社大学 鷹取慧 身体ゆらぎから特徴量を抽出:病気の診断などへの応用 P-001
2 岡山県立岡山操山中学校 Rintaro Kondo webカメラを使用したアイトラッキングマウスソフトウェアの開発 P-002
3 京都大学 竹田 航太 データ同化の数理と応用 P-024
4 愛媛大学附属高等学校 村上陽向 プラ食のミールワームの腸内細菌を利用したプラスチック汚染対策 P-036
5 大阪大学 小林裕一郎 廃棄硫黄を原料とした 高機能ポリマー材料の開発 P-037
6 国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学 FENG CHAO-HUI ハイパースペクトルイメージングと化学計量解析による改質豚腸ソーセージのテクスチャー特性の評価 P-048
7 立命館大学 船橋佑 MEMS触覚センサーを用いたランニング中の足裏荷重計測装置の開発 P-006
8 甲南女子大学 小野寺 美和 高視認性安全服と新規の蓄光布を用いた衣服の提案 P-003
9 国立大学法人長岡技術科学大学 小松 啓志 セラミックス蛍光コーティングで開拓する次世代インフラ P-055
10 東北大学 照月大悟 昆虫-機械ハイブリッド型ドローンによる匂い源探索 P-064
11 同志社大学 国枝 夏希 数十µmスケールのDCモーターの創出 P-065
12 富山大学教育学部附属中学校 張契洙 右心用補助人工心臓 P-066
13 同志社大学 吉田 竜太朗 自己創生する人工モデル細胞:水/水相分離現象の活用 P-067
14 名古屋大学 廣明 秀一 ヒト細胞内足場タンパク質を標的とした抗SARS-CoV-2薬の発見 P-072
15 静岡県立大学 山田 幸平 製品開発における動物を使わない動物実験の実現を目指して:in silico modeling & simulation による吸入剤の体内動態予測 P-075
16 大阪経済法科大学 岩田 順敬 Solitonic WIndkessel モデルによる脳動脈瘤の破裂機構に関する学際的研究 P-031
17 株式会社ユーグレナ 岡本 航 ユーグレナ由来成分とタマゴ由来化粧品原料を配合したノック注入型マイクロニードル美容液の連用による有効性評価 P-087
18 株式会社ユーグレナ 水木 雅 ユーグレナを用いたグリーン発酵による新商品テンペチップスの開発 P-087
19 京都大学 齋藤 敬 総合知による循環型材料・サーキュラ-マテリアルの開発 P-103
20 国立研究開発法人理化学研究所 田中 信行 気体噴射液体排除法に基づくバイオ界面の濡れ性評価 P-104
21 大阪市立 宮原中学校 松尾 怜旺 水圧センサと水の流れを活用した水深別の各種分析が出来る安価な水中ドローンの研究開発 P-106
22 北見工業大学 浪越 毅 ポリマーコーティング種子による発芽タイミング制御と秋播き栽培方法の確立 P-110
23 東北大学大学院 五十嵐圭介 食べられる植物細胞培養を目指した植物ホルモン代替成分の探索 P-111
24 三重大学 阿部 隆博 永久凍土の荒廃を人工衛星データ解析と深層学習から見る P-120
25 立命館大学 双見 京介 人を認識するセンシング技術と人を無意識に変える情報提示技術の連携 B-006
26 株式会社インセプタム 返町 洋祐 お米の物性を電気的に評価する!~超異分野学会を切っ掛けとした異分野融合の新技術開発~ B-009
27 PITTAN 辻本和也 汗中アミノ酸分析が叶えるインナーケア B-012
28 株式会社C&T 瀧澤清美 世界から言葉のかべを無くす B-017
29 文部科学省 山本 弦 研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS) B-018
30 東京工業大学大学院 阿部レイ 日本における合成生物学コミュニティの創出 B-019
31 株式会社誠報堂 岡 秀明 3D-VRと顕微鏡の融合 B-020
32 Energeia Labs Pte Ltd, Singapore Feng Guoan Li-ion battery pack enclosure integrated with liquid cooling solution B-023
10:40-11:20
  • メインルーム
万博に向けたアイデア創出ショートピッチ
「万博スプラッシュ」

セッションパートナー:株式会社池田泉州銀行

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、世界に日本や関西、大阪の発信を行う貴重なタイミングである。万博スプラッシュでは、大阪・関西万博に向けて発信する内容(技術やサービスなど)を参加者である研究者、ベンチャーと一緒に作り上げたい企業がプレゼンテーションを行い、この場で連携アイデアを創出することを目指します。

“詳細情報”

コメンテーター

中島 さち子 氏
ジャズピアニスト・数学研究者・STEAM 教育者・メディアアーティスト

(株)steAm 代表取締役、(一社)steAm BAND代表理事、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(「いのちを高める」)、内閣府STEM Girls Ambassador、東京大学大学院数理科学研究科特任研究員。国際数学オリンピック金メダリスト。音楽数学教育と共にアート&テクノロジーの研究も進める。

筋原 章博 氏
大阪市生野区長

和歌山県出身。大阪市立大学商学部卒業。1985年4月大阪市奉職。区役所勤務を経て、港湾行政に20年以上携わる。大正区長、港区長を経て、2022年4月から生野区長に就任。
異なったまま、和やかに、共に、生きるという「異和共生」を基本理念に公民地域連携の手法で区政運営を進めている。

近藤 美生 氏
大阪府・大阪市万博推進局 機運醸成部長

奈良県出身。1998年大阪府庁入庁。大阪府政策企画部企画室政策課課長補佐、教育庁私学課参事、同私学課長、大阪府・大阪市副首都推進局総務担当課長を経て、2022年大阪府・大阪市万博推進局事業推進部長、2023年4月より現職。2025年大阪・関西万博に向け、開催自治体として、機運醸成の取り組みのほか、自治体催事やボランティア事業などの準備を進めている。

青田 強 氏
株式会社池田泉州銀行 地域共創イノベーション部 次長

1985年生、兵庫県朝来市出身。2008年大阪大学理学部卒業、池田銀行(現 池田泉州銀行)入行。堂島支店、東京支店等を経て、2014年から政府系金融機関へ出向、関西の成長産業に関する調査・提言業務に従事。2017年より、ニュービジネス/イノベーティブな研究開発を応援する助成金事業や産学官ネットワークによるサポートを通じて、大阪・関西を元気にするイノベーション推進業務に取り組む。2025年大阪・関西万博を舞台にした中小企業やスタートアップ企業のチャレンジを応援している。万博マニア初級。

 

プレゼンター

1 和と洋の婚礼衣装をイメージした香りの提案

甲南女子大学
司波 胡桃 氏

 

2 転ばない電動バイク開発 / 月面探索バイク

RIDE DESIGN / ライドデザイン、HAL大阪、大阪ハイテクノロジー学園
濱田 浩嗣 氏

 

3 生徒のワクワクを引き出すための教育活動

岡山県立玉野高等学校
藤田 学 氏

 

4 身近な空き家で新しい農業を実現する

スパイスキューブ株式会社
須貝 翼 氏

 

5 次世代糖尿病フットケアソリューション”Steplife”

石田プロダクツ合同会社
石田 幸広 氏

 

6 未来のあなたを実現する「AI食」

株式会社ウェルナス
小山 正浩 氏

 

7 折り工学を活用した立体形状の簡易製造サービス

株式会社OUTSENSE
髙橋 鷹山 氏

 

8 超高輝度「藍色LED灯」で、あらゆる汚損生物の付着繁殖をクリーンに抑制!

株式会社セシルリサーチ
山下 桂司 氏

 

9 CO2吸脱着プラスチック“DACプラ“の開発

株式会社ベホマル
西原 麻友子 氏

 

10 世界中の誰もが簡単にドローンで森林管理ができる未来へ

DeepForest Technologies株式会社
池端 隆彦 氏

11:20-12:30
  • ポスター・ブース会場
ポスター発表・ブース展示 コアタイム
ポスター発表(研究発表)ならびにブース展示(事業紹介)から多くの新しいアイデアや知識を生み、研究や事業をさらに加速させていきましょう。

“詳細情報”

# 所属 発表者名 テーマ P番号
1 同志社大学 鷹取慧 身体ゆらぎから特徴量を抽出:病気の診断などへの応用 P-001
2 岡山県立岡山操山中学校 Rintaro Kondo webカメラを使用したアイトラッキングマウスソフトウェアの開発 P-002
3 京都大学 竹田 航太 データ同化の数理と応用 P-024
4 愛媛大学附属高等学校 村上陽向 プラ食のミールワームの腸内細菌を利用したプラスチック汚染対策 P-036
5 大阪大学 小林裕一郎 廃棄硫黄を原料とした 高機能ポリマー材料の開発 P-037
6 国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学 FENG CHAO-HUI ハイパースペクトルイメージングと化学計量解析による改質豚腸ソーセージのテクスチャー特性の評価 P-048
7 立命館大学 船橋佑 MEMS触覚センサーを用いたランニング中の足裏荷重計測装置の開発 P-006
8 甲南女子大学 小野寺 美和 高視認性安全服と新規の蓄光布を用いた衣服の提案 P-003
9 国立大学法人長岡技術科学大学 小松 啓志 セラミックス蛍光コーティングで開拓する次世代インフラ P-055
10 東北大学 照月大悟 昆虫-機械ハイブリッド型ドローンによる匂い源探索 P-064
11 同志社大学 国枝 夏希 数十µmスケールのDCモーターの創出 P-001
12 富山大学教育学部附属中学校 張契洙 右心用補助人工心臓 P-066
13 同志社大学 吉田 竜太朗 自己創生する人工モデル細胞:水/水相分離現象の活用 P-001
14 名古屋大学 廣明 秀一 ヒト細胞内足場タンパク質を標的とした抗SARS-CoV-2薬の発見 P-072
15 静岡県立大学 山田 幸平 製品開発における動物を使わない動物実験の実現を目指して:in silico modeling & simulation による吸入剤の体内動態予測 P-075
16 大阪経済法科大学 岩田 順敬 Solitonic WIndkessel モデルによる脳動脈瘤の破裂機構に関する学際的研究 P-031
17 株式会社ユーグレナ 岡本 航 ユーグレナ由来成分とタマゴ由来化粧品原料を配合したノック注入型マイクロニードル美容液の連用による有効性評価 P-087
18 株式会社ユーグレナ 水木 雅 ユーグレナを用いたグリーン発酵による新商品テンペチップスの開発 P-087
19 京都大学 齋藤 敬 総合知による循環型材料・サーキュラ-マテリアルの開発 P-024
20 国立研究開発法人理化学研究所 田中 信行 気体噴射液体排除法に基づくバイオ界面の濡れ性評価 P-104
21 大阪市立 宮原中学校 松尾 怜旺 水圧センサと水の流れを活用した水深別の各種分析が出来る安価な水中ドローンの研究開発 P-106
22 北見工業大学 浪越 毅 ポリマーコーティング種子による発芽タイミング制御と秋播き栽培方法の確立 P-110
23 東北大学大学院 五十嵐圭介 食べられる植物細胞培養を目指した植物ホルモン代替成分の探索 P-111
24 三重大学 阿部 隆博 永久凍土の荒廃を人工衛星データ解析と深層学習から見る P-120
25 立命館大学 双見 京介 人を認識するセンシング技術と人を無意識に変える情報提示技術の連携 B-006
26 株式会社インセプタム 返町 洋祐 お米の物性を電気的に評価する!~超異分野学会を切っ掛けとした異分野融合の新技術開発~ B-009
27 PITTAN 辻本和也 汗中アミノ酸分析が叶えるインナーケア B-012
28 株式会社C&T 瀧澤清美 世界から言葉のかべを無くす B-017
29 文部科学省 山本 弦 研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS) B-018
30 東京工業大学大学院 阿部レイ 日本における合成生物学コミュニティの創出 B-019
31 株式会社誠報堂 岡 秀明 3D-VRと顕微鏡の融合 B-020
32 Energeia Labs Pte Ltd, Singapore Feng Guoan Li-ion battery pack enclosure integrated with liquid cooling solution B-023
13:40-14:00
  • メインルーム
基調講演
「超異分野で量子コンピュータを作り、活用する」
理化学研究所 量子コンピュータの研究センターは、超伝導量子コンピュータの研究と開発をしています。個々の要素技術研究を続ける中で、2022年末に拡張性の高い超伝導量子コンピュータの原型を開発し、2023年には国内研究機関の教育支援を目的に国産初号機として公開されました。これから量子コンピュータは、広い分野との協業によるブレークスルーを糧にさらなる性能向上が期待されています。こうした期待の高まるなか、ハードウェアとして量子コンピュータはいかに作られ、どこにハードとしての改善の余地があるか、そして、他分野の研究においてどのように応用されていくのかをお話しいただきます。

“詳細情報”

田渕 豊 氏

理化学研究所 量子コンピュータ研究センター 超伝導量子計算システム研究ユニット
ユニットリーダー

 

<プロフィール>
2006年 津山工業高等専門学校卒業。超伝導ディジタル論理回路の高機能化の研究を行う。2012年大阪大学基礎工学研究科修了。電子スピンを用いた量子ビットの高精度な制御技術を研究する。2012~2015年 東京大学先端科学技術研究センターにて強磁性体による量子中継器の研究を行い、2016年から超伝導量子コンピュータの研究開発を行う。2020年より理化学研究所にて超伝導量子コンピュータのシステム化研究を進めている。

14:10-15:00
  • メインホール
水耕は薬用植物の持つ力を引き出せるのか

セッションパートナー:ロート製薬株式会社

薬用植物は、漢方薬等の医薬品の原料となる他、健康食品や化粧品等にも広く用いられ、年々需要が高まっている。一方で国内外の情勢により薬用植物の安定的な確保が課題となっている。そのような中、栽培場所や気候に左右されない植物工場は、高品質で安心・安全な薬用植物を作り出すアプローチになるのではないかと期待されている。本セッションでは、水耕栽培により薬用植物の持つ力を引き出す方法について議論を行う。

“詳細情報”

山田 耕資 氏
株式会社プランテックス 代表取締役社長

2007年に東京大学大学院卒業後、ものづくりの生産工程改革で有名な㈱インクスに勤務。同社の民事再生申請時には、再生計画案を作成。2010年以降、日米計6社のベンチャーの創業に参加。2013年末に、人工光型植物工場と出会う。世界の食と農に革新をもたらす技術だと確信し、創業を決意。エンジニアリングの分野で卓越した実績・スキルを持つ4人のメンバーと共に、新しい産業を興すことを目指して2014年6月に㈱プランテックスを創業。

堤 裕昭 氏
熊本県立大学 学長

1985年 九州大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。1987年 熊本女子学生活科学部 助教授、1999年 熊本県立大学環境共生学部 教授、2018年 同大学副学長を経て、2022年より同大学学長に就任、現在に至る。海洋生態学、沿岸環境科学、環境工学を専門とし、沿岸域の富栄養化に伴う海底生態系の変遷や干潟に棲息するアサリの生態、有明海生態系異変のメカニズム、マイクロバブル発生装置の開発および水産養殖業ならびに農業への利用に関する研究に取り組む。

橋本 将男 氏
ロート製薬株式会社 執行役員兼基礎研究開発部 部長

1991年入社。検査薬開発部門にてバイオ系基礎研究と共に、妊娠検査薬「ドゥーテスト」の開発を担当。約10年の研究所勤務の後、薬事の実務経験し、開発企画部門で漢方事業、新研究所の立ち上げなどを行う。その後、研究チームマネジメント、薬事部長4年、知財部長5年のキャリアを経て、2020年より戦略デザイン本部にて未来の事業デザインに勤務。2022年4月より執行役員兼戦略デザイン本部、2023年4月より現職。

〈モデレーター〉
宮内 陽介 
株式会社リバネス 農林水産研究センター センター長

千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了、博士(農学)。大学院では新疆ウイグル自治区にてダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の経験を活かし、研究プロジェクトを手がける。2019年より農業分野の横断的な研究を積極的に推進すべく農林水産研究センターを設立、アグリ分野の横断的な研究を行う。

14:10-15:00
  • ルームA
関西のアカデミア発のライフサイエンスシーズで世界を変える

セッションパートナー:マイキャン・テクノロジーズ株式会社

関西のアカデミアで生まれた研究成果で事業を興し、人類の健康の課題の解決に向けて前進するベンチャーが活気づいている。今回、感染症、エクソソーム、核酸医薬に関連した3社のベンチャーを立ち上げたベンチャーが集まり、自社のテクノロジーの可能性だけでなく、関西エリアの事業会社も巻き込んで科学技術の集合体を作り、世界の健康の課題にチャレンジしていくことの重要性について議論する。

“詳細情報”

宮﨑 和雄 氏
マイキャン・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEO

東京理科大学理学研究科卒業。専門は有機合成化学および再生医療。約20年間製薬会社で血管系疾患、腎疾患、中枢神経系疾患に対する低分子化合物の探索研究や、再生医療を補完する低分子化合物の探索研究を行う。インドでのマラリア・デング熱など感染症との出会いを契機に2016年マイキャン・テクノロジーズ株式会社設立。再生医療技術を活用した特殊な血球感染症の課題解決を目指す。

堀川 諒 氏
株式会社TearExo 代表取締役CEO

2014年度神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻修了、修士(工学)。在学時はバイオマーカータンパク質のセンシング材料に関する研究に取り組む。卒業後の研究職・営業職を経て、「生命に貢献できる仕事がしたい」という自身の原点に立ち返り、在学時の研究テーマの発展型である技術の社会実装に取り組むべく、2022年4月に共同創業者とともに株式会社TearExo(神戸大学発ベンチャー、J-Startup KANSAI認定)を創業、代表取締役に就任。「涙一滴で、誰もが疾病から解放される世界」をつくることをミッションとして掲げている。

片岡 正典 氏
株式会社ナティアス 代表取締役

1999年に名古屋大学で博士を取得後、名古屋大学化学測定機器センターで人工核酸、有機触媒の研究に従事。その後自然科学研究機構計算科学研究センターにおいて一分子DNA シーケンサーやユニバーサル核酸塩基を開発、高知大学において海洋生物内のリン化合物の探索とRNAの液相合成法について研究。本研究成果を元に株式会社四国核酸化学を設立し、Blockmerと命名した独自の核酸合成中間体とそれを用いる高純度核酸合成法を開拓。近年ではBlockmer技術と独自のポリリン酸水中構築法をmRNAのCAP構築に適用し注目されている。神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科客員教授。

〈モデレーター〉
高橋 宏之
株式会社リバネス 執行役員

2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせて新たな知識を生み出す場「超異分野学会」や、知識製造を行うリアルなラボの立ち上げなど研究開発の種を生み出す動きを仕掛けている。

14:10-15:00
  • ルームB
生物多様性を可視化し、価値を生み出すには?

セッションパートナー:株式会社フォーカスシステムズ

自然資本、生物多様性と生態系サービスの価値の可視化と主流化を目指すレポートや提言が世界的に行われている。私たちの暮らしは、食料や水の供給、気候の安定等、生物多様性から得られる恵みである「生態系サービス」によって支えられており、これは人間の生存と良質な生活に欠かせない。日本の生物多様性の損失速度は過去50年で緩和されてきたものの、ネイチャーポジティブ2030年ミッションの達成に向けては、より踏み込んだ、具体的なアクションが求められる。本セッションではネイチャー回復と経済価値の両輪を回すための仕組みについて考える。

“詳細情報”

高倉 葉太 氏
株式会社イノカ 代表取締役

1994年生まれ。東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。在学時代にはハードウェアの開発会社を設立し、2019年4月に株式会社イノカを設立。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。

浜島 直子 氏
環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性主流化室 室長

2003年環境省入省。炭素税(今の「地球温暖化対策のための税」)の制度設計、自治体の温暖化対策のご支援(環境モデル都市など)、公害健康被害者の補償、東電福島第一原発の除染等に携わる。2012年にコーネル大学公共政策大学院にて修士号取得(修論のテーマは、国際炭素税の具体案の設計)。2020.4から千葉商科大学准教授。2022.8より現職。生物多様性を経済社会の色々な場面で“当たり前化“していくことに取り組んでいます。モントリオールで行われた2022.12の生物多様性条約締約国会議(COP15)や、札幌で行われた2023.4のG7気候・得エルギー・環境大臣会合にも参加。5歳の双子の母です。

立木 佑弥 氏
東京都立大学大学院理学研究科生命科学専攻 助教
株式会社サイエンスグルーヴ 取締役

2013年、九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学ウイルス・再生医科学研究所博士研究員、日本学術振興会海外特別研究員(University
of Sheffield)を経て、2018年4月より東京都立大学理学研究科助教。生命の起源とそのロジックを探る進化生態学を専門とする。植物や動物、菌類の生活史戦略や種間相互作用に関して最適化や進化ゲーム理論を用いた研究を展開している。2019年、(株)Science
Groove を立ち上げ、生物現象に関する数理化とソフトウェア化の技術を用いて研究成果の社会実装を行う。

〈モデレーター〉
髙橋 修一郎

株式会社リバネス 代表取締役社長COO

東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。リバネスの設立メンバー。リバネスの研究所を立ち上げ、研究支援・研究開発事業の基盤を構築した。これまでに「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのプラットフォーム「L-RAD」など、独自のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだ事業を数多く主導している。2010年より代表取締役社長COO。

15:20-16:10
  • メインホール
1億トンの籾殻アップサイクルを目指す

セッションパートナー:株式会社サタケ

日本人、そして多くの東南アジア人の主食である「米」。私たちはより美味しい米を食べるために様々な技術を磨いてきましたが、その過程で多くの副産物も生み出しています。特に、現在は精米加工所からタダ同然で出荷され、助燃剤や肥料として使われている「籾殻」に着目します。年間で国内200万トン、世界で1.4億トンも排出される籾殻の価値を、技術の価値でどこまで上げることができるのか。本セッションでは特に機能性炭素素材やバイオカーボンといった工業的応用に注目し、議論します。

“詳細情報”

久田 光孝 氏
株式会社サタケ 海外事業推進室

滋賀県出身。滋賀大学経済学部卒。2000年、青年海外協力隊に参加。パプアニューギニアのジャングルで輸入米を食べる現地の人々に、稲作を推進する。帰国後、2003年にサタケに入社。海外営業部で、インド・フィリピン・ブラジル等へ同社製品の販売を行い、日本や海外の精米工場で発生する籾殻が有効活用されていない状況に気付く。現在は海外向けの新商品企画業務に従事し、籾殻高付加価値化に取り組んでいる。

井田 民男 氏
近畿大学 バイオコークス研究所 所長

1962年生まれ。大阪府出身。豊橋技術科学大学卒。同大学院修士課程修了。近畿大学熊野工業高等専門学校(現・近畿大学工業高等専門学校)勤務を経て、2000年、近畿大学理工学部に移り講師。2005年、アメリカの州立ケンタッキー大学にて在外研究。2014年より現職。様々な有機系廃棄物を原料にバイオコークスを製造し、その性状の研究を進めている。

小松 啓志 氏
長岡技術科学大学 物質生物系 助教

長岡技術科学大学物質生物工学分野、博士(工学)。専門は無機材料工学。産学連携研究員を経て、現職に。もみ殻由来の多孔質炭素材料の合成や構造評価に携わっている。産学連携研究員時代に燃料電池用途にむけた廃棄物由来の水素吸蔵材料開発に携わったのが、きっかけ。得られる多孔質炭素材料は、優れた水素吸蔵能力を有する。近年では先進医療を志向した水素放出材料の開発に携わり、水素を用いた新たなイノベーションの創造を目指している。

〈モデレーター〉
西山 哲史
株式会社リバネス 創業開発事業部 部長

筑波大学大学院生命環境科学研究科修了、博士(理学)。多方面の科学技術への興味が深く、バイオ、海洋、畜産等の分野で技術開発、事業開発のプロジェクトの立ち上げ、運営を行ってきた。未解決の課題“ディープイシュー”を科学技術の集合体“ディープテック”で解決する「TECH PLANTER」を統括し、アカデミア、ベンチャー、中堅中小企業、大企業の知識を集めて課題解決のためのプロジェクトを次々と生み出すことを目指している。

15:20-16:10
  • ルームA
小さな分解者達の力が動かすプラネタリーヘルス

セッションパートナー:株式会社ユーグレナ

地球上に植物が誕生して以来、植物は成長と分解というプロセスを繰り返しながら地球上を肥沃にしてきた。このプロセスの中で、微生物や昆虫といった小さな生き物たちが分解者という重要な役割を担い続けてきた。成長と分解のプロセスは長い間バランスをとってきたが、人類による大量の植物由来の残渣の産出によってこのバランスが崩れている。その問題解決を化学プロセスの導入などによって進める動きもあるが、本セッションでは改めて微生物や昆虫が持つ力に焦点を当てたい。さらに、地球の健康を増進するプロセスの中で新たな産業を生み出せる可能性についても議論したい。

“詳細情報”

石田 陽佑 氏
株式会社TOMUSHI 代表取締役CEO

秋田県大館市生まれの26歳双子の弟。青山学院大学在学中にスタートアップへのインターンを経て渋谷で起業し失敗。その後秋田県へ戻り2018年からカブトムシの研究に没頭。2019年に株式会社TOMUSHIを設立。初期費用は祖父祖母から出してもらいガレージからスタート。ムシキング世代に育ち、大好きなカブトムシの力を日本中、そして世界に広めるため、日々邁進中。

松浦 健二 氏
京都大学大学院 農学研究科 教授

京都大学農学部農林生物学科卒業、京都大学大学院農学研究科博士課程修了 博士(農学)。ハーバード大学進化生物学分野博士研究員、岡山大学准教授などを経て、2012年より現職。2022年より京都大学理事補(研究・評価担当)。専門は社会生物学、進化生態学、応用昆虫学。「昆虫の社会を知り尽くす」をテーマに、主にシロアリを研究材料として繁殖システム、フェロモン、行動、進化の研究を行っている。応用展開として、未利用植物バイオマスを用いてシロアリを増殖し、家畜飼料として利用する新たな食料生産システムの開発にも取り組んでいる。著書に『シロアリ 女王様、その手がありましたか』(岩波書店)など。

原 啓文 氏
東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任准教授

1996年 久留米工業高等専門学校卒、2003年 長岡技術科学大学大学院工学研究科博士課程修了。2003年〜2006年 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学、2006年〜2008年 東京大学大学院農学生命科学研究科でポスドク研究員の後、2008年〜2013年 岡山理科大学工学部、2013年〜2021年 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院で講師・准教授として勤めたのち、2021年から現職。さまざまな環境条件下に存在する微生物の特徴的な機能の基礎研究、およびこれらを利用した応用研究に取り組んでいる。

〈モデレーター〉
鈴木 健吾 氏
株式会社ユーグレナ 執行役員CTO

博士(農学)/博士(医学)。2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当して現在に至る。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に手掛ける。2016年に東京大学大学院で博士(農学)、2019年に北里大学大学院で博士(医学)の学位取得。現在は理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム チームリーダー、マレーシア工科大学 マレーシア日本国際工科院 客員教授、東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム 特任教授(客員)を務める。

15:20-16:10
  • ルームB
「社会をよくする」を通じた人づくり・組織づくり
〜ワクワクする職場を目指して〜

セッションパートナー:アサヒ飲料株式会社

知識社会の到来により人が作りだす知識こそが組織の成長の源泉となり、社員各々が組織のために主体的に行動できるかどうかが重要となり、人的資本開示やエンゲージメントへの関心が急速に高まっている。本セッションでは、社員の主体的行動を起点とした業務の枠にとらわれない企業と社会との接点、そこから見出されたワークエンゲージメント向上に代表されるポジティブな心理学的影響を調べた実践的研究をベースに、組織ならびに個の視点の両方を交え、「社会をよくする」を通じた人づくり・組織づくりについて議論する。

“詳細情報”

正木 郁太郎 氏
東京女子大学 現代教養学部 専任講師

社会心理学や産業・組織心理学の観点から、組織で働く人の心理・行動やマネジメントの研究に従事。現在は特に、日本企業における職場のダイバーシティに関する実証研究や、オフィス環境や働き方が人の心理・行動に与える影響を研究している。アサヒ飲料における、CSV活動と人材育成効果についての研究も手掛ける。

秋保 亮太 氏
大阪大学大学院 人間科学研究科 助教

2017年九州大学大学院人間環境学府修了。博士(心理学)。中京大学心理学部助教を経て、2020年より現職。専門は社会心理学、産業・組織心理学、集団力学。心理学的観点からチームワーク、リーダーシップ、ワーク・モチベーションなどを研究。

伊達 洋駆 氏
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。著書に『60分でわかる!心理的安全性 超入門』(技術評論社)や『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)、『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(共著;日本能率協会マネジメントセンター)などがある。2022年に「日本の人事部 HRアワード2022」書籍部門 最優秀賞を受賞。

〈モデレーター〉
松本 加奈子 氏

アサヒ飲料株式会社 研究開発戦略部 プロデューサー

アサヒ飲料の研究開発本部にて、中期研究戦略策定、組織活性化など幅広い業務を担う研究開発戦略部にてCSV活動を担当。その一環として、中高生研究者の活動助成や、社員の子ども向けの実験教室等を担当。平行してこれらに関わった社員の変化についての調査研究も同時に行っている。

16:30-17:20
  • メインルーム
知識製造業の新時代 

セッションパートナー:長谷虎紡績株式会社

2026年、世界は大きな転換点を迎える。労働生産人口の過半数以上をZ世代・ミレニアル世代が占めるようになり、物質的な豊かさから持続可能性や社会貢献度を重視する価値観へと変化しつつある。企業活動においても、地球上の限りある資源を取り合う競争型のビジネスから、地球にも貢献できる共生型のビジネスへとシフトすることが求められるであろう。
本セッションでは、この大きな変化の波を乗りこなすための新しい概念である「知識製造業」について、実例を交えながら紐解いていく。

“詳細情報”

今西 正博 氏
株式会社ダスキン 訪販グループ 戦略本部 戦略部

1961年生まれ。奈良県出身。1983年株式会社ダスキン入社、生産本部 技術部に配属。 1989年に主力事業である愛の店事業本部(現訪販グループ)商品開発部、2012年に経営企画部、2013年に社長室(現秘書部)、2016年に戦略本部 開発研究所、2023年より同 戦略部にて開発ニーズと研究シーズのマッチングに取り組む。

小野 努 氏
岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 教授
株式会社フルエリア 代表取締役

1998年九州大学大学院工学研究科 博士修了 (工学)。九州大学大学院 工学研究院 助手、スタンフォード大学 客員研究員、2006年4月岡山大学大学院 環境学研究科 准教授を経て2012年より同大学院自然科学研究科 教授。JST 大学発新産業創出プログラム(START)「マイクロ湿式紡糸技術をコアとした高付加価値材料の精密生産」代表などを勤め、マイクロ化学プロセスで新たな機能性素材を創出することを目指している。2021年2月岡山テックプランター最優秀賞・KOBASHI HOLDINGS賞・MASC賞、2021年9月ディープテックグランプリ三井化学賞受賞。2022年1月株式会社フルエリアを起業。

長谷 享治 氏
長谷虎紡績株式会社 代表取締役社長

1980年1月11日生まれ。岐阜県出身。42歳。麗澤瑞浪中学・高校を卒業後、麗澤大学に進学し2003年3月、同大を卒業。2003年4月、長谷虎紡績株式会社に入社。大阪支店や中国の子会社社長を経て2019年12月、5代目として長谷虎グループの代表取締役社長に就任。

〈モデレーター〉
丸 幸弘
株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO

2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「科学出前実験教室」をビジネス化。異分野の技術や知識を組み合わせて新たな事業を生み出す「知識製造業」を営む。アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープイシューを発掘し、地球規模の課題解決に取り組む。ユーグレナをはじめとする多数のベンチャーの立上げにも携わる。2023年6月に、激動の時代を生き抜くための新しい概念をまとめた書籍『知識製造業の新時代』(リバネス出版)を発刊。

16:30-17:20
  • ルームA
基礎研究者と産業界の「接点」を探る

セッションパートナー:東洋紡株式会社

アカデミアと産業界(企業)との研究に関する接点には、どんなものがあるだろう。共同研究? 寄付講座…? いずれの場合も、その先には「研究成果の事業化」を見据えたものが多いのではないだろうか。そんな中、東洋紡株式会社は2021年に「リバネス研究費 東洋紡 高分子科学賞」を開始し、「高分子材料の基礎的、汎用的な研究」を行っている若手研究者との接点を増やす活動を行っている。その狙いを深掘りすると共に、文部科学省の人材政策担当者や基礎研究に取り組む若手研究者のリアルな声を聞くことで、アカデミア研究者と産業界のさまざまな「接点」やそのつくり方、意義などを考えていく。

“詳細情報”

佐藤 万紀 氏
東洋紡株式会社 イノベーション戦略部企画管理グループマネジャ、およびコーポレート研究所サステナブルインキュベーションユニット部長兼務

1996年4月入社。総合研究所において、ポリエステル、ポリイミド等の新規高分子合成の研究開発に携わる。2003年に、Case Western University(米国)にVisiting Researcherとして1年間留学。その後、リーダー、部長として、研究開発のマネージメントを行った。2017年に機能性樹脂総括部の海外営業マネジャーに配属され、3年間営業職を経験。21年度から環境対応ポリマー開発部隊の立上げを行い、今年度から企画管理グループマネジャを兼務。

田畑 裕 氏
大阪大学大学院基礎工学研究科 物質創成専攻 機能物質化学領域 中西研究室 博士後期課程3年

大阪大学基礎工学部卒、同大学院基礎工学研究科博士課程在籍中。日本学術振興会特別研究員。大阪大学発プロジェクトとして、CO2を原料とした糖の化学合成の研究・社会実装に向けた技術開発に取り組んでいる。リバネス奨学金 第1期生。

對崎 真楠 氏
文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室 課長補佐

博士号(農学)取得後、2012年文部科学省入省。宇宙開発利用、環境エネルギー、量子科学技術などの研究開発に関する政策に従事。この間、米国ジョージワシントン大学宇宙政策研究所客員研究員等を歴任。2022年より博士人材育成や若手研究者支援政策に従事。

〈モデレーター〉
髙橋 修一郎
株式会社リバネス 代表取締役社長COO

東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。リバネスの設立メンバー。リバネスの研究所を立ち上げ、研究支援・研究開発事業の基盤を構築した。これまでに「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのプラットフォーム「L-RAD」など、独自のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだ事業を数多く主導している。2010年より代表取締役社長COO。

16:30-17:20
  • ルームB
応援とは何か?〜する・される・見るの相互性を探る〜

株式会社バイオインパクト

スポーツ観戦に代表される「応援」行動は、応援される側の人が鼓舞されるといった側面はもちろんのこと、応援する側の人々にも心の動きが生じている。応援による心理的・生理的な効果や、群集としての波及効果を理論的に紐解くことで、社会や組織における対人コミュニケーションへのヒントを探る。

“詳細情報”

杉原 淳一 氏
株式会社バイオインパクト 代表取締役

各省庁や研究機関の科学研究費助成(ファンディング)情報と研究者情報やプレスリリースを組み合わせた国内最大級の研究課題・研究者データベース「日本の研究.com」を運営している。研究試薬・機器会社等の販売支援事業や、機械学習、自然言語処理を用い構築した研究分野等の独自分析アルゴリズムを活用し、製薬企業等の産学連携マッチングやKOL探索サービス等を提供している。

朝妻 久実 氏
一般社団法人全日本応援協会 代表理事

全日本女子チア部☆AJO部長。旭川市・港区観光大使。フリーアナウンサー。北海道旭川市出身、学生時代はチアリーディングを経験。アナウンサーになる夢を叶えるも、フリーに転身後はオーディションに落ちる日々。自分の価値を見失いかけた時、朝の駅前で出勤途中の人々を勝手に応援するチアリーダーに出会い、何か一歩踏み出したいと「朝チア」に参加する。そこから13年。人生が前向きに変わり「応援」の本質を科学的に紐解くことに興味を持ち始める。その後応援学を立ち上げ、セミナーや企業での講演・研修を担当する。朝チアは今年で14周年を迎え、全国出張チアなども行う。応援文化を広めていくため年に一回「応援アワード」を開催している。

竹内 勇剛 氏
静岡大学創造科学技術大学院 教授

現在,静岡大学創造科学技術大学院自然科学系教育部情報科学専攻(博士課程)の教授.同大情報学部情報科学科および大学院総合科学技術研究科情報学専攻(修士課程)も担当.1999年3月に名古屋大学にて学位取得.博士(学術).在学中よりけいはんな学研都市のATRに研究員として4年半在籍した後,2001年4月に静岡大学に講師として着任.専門は認知科学を軸足とした自分と人・AIを含む他者(エージェント)や観念・信念などの間に生じる認知的なインタラクション(interaction)とそのモデル化.近年は他者の内部状態の推定・理解や,対話における他者との共通基盤の形成過程や共感・共同性などに注目している.

〈モデレーター〉
井上 浄

株式会社リバネス 代表取締役社長CCO (Chief Culture Officer)

博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者であり経営者。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部客員教授、経産省産業構造審議会委員、文部科学省技術専門審査員、JST SCORE-大学推進型委員会委員等も務め、多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。

  • アサヒ飲料株式会社

  • 株式会社池田泉州銀行

  • 株式会社サタケ

  • 東洋紡株式会社

  • 株式会社バイオインパクト

  • 長谷虎紡績株式会社

  • 株式会社フォーカスシステムズ

  • マイキャン・テクノロジーズ株式会社

  • 株式会社ユーグレナ

  • ロート製薬株式会社

ポスター・ブース会場

超異分野ポスターセッション

8月5日(土)11:20-12:50

<ポスター発表>

No. 名前 所属 演題/テーマ
P-001 鷹取慧 同志社大学
身体ゆらぎから特徴量を抽出:病気の診断などへの応用
P-002 Rintaro Kondo 岡山県立岡山操山中学校
webカメラを使用したアイトラッキングマウスソフトウェアの開発
P-003 司波胡桃 甲南女子大学
和と洋の婚礼衣装をイメージした香りの提案
P-004 蔡 宇倫 関西大学大学院
音声合成エンジンとAIによる顔画像の動き制御を活用した構音障害者のためのプレゼン動画作成支援ツールの試作と評価
P-005 宮野叶夢 福岡大学
AIと従業員の善い関係
P-006 山本京介 立命館大学
認知パフォーマンス向上のためのAR 技術を用いた音源定位能力の操作手法の検討
P-007 岡竹 正弥 立命館大学大学院
ボクシングエクササイズにおける努力量低下防止のための目標ログの調整フィードバック手法の検討
P-008 豊福 昇太朗 岡山県立岡山操山中学校
映像を用いて音楽を楽しむ
P-009 小松仁美 清泉女学院短期大学
スケートボード人口およびスケーターの階層の推定・特定の必要性
P-010 濱田浩嗣 RIDE DESIGN / ライドデザイン、HAL大阪、大阪ハイテクノロジー学園
転ばない電動バイク開発 / 月面探索バイク
P-011 池田陽貴 富山高等専門学校
舶用自動操舵装置のゲイン調整について
P-012 山田幸輝 福山大学
ドローンの汎用性向上デバイス
P-013 渡邉 豊 東京海洋大学
人間重心検知理論による身体コンディション計測
P-014 中原未侑子 岡山県立岡山操山中学校
片手で卵かけご飯を作れる自助具の作成
P-015 長島 眞美子 立命館大学
センサから得た身体情報を用いてビデオゲームプレイヤのパフォーマンスを向上させる手法の提案
P-016 藤原咲歩 岡山県立岡山操山高等学校
3Dプリンタを用いたパーソナル自助具の開発
P-017 齋藤麻紀 甲南女子大学
衣服着用時における着心地と動作適応性との関係について
P-018 稲垣照美 茨城大学
二次元画像の数理感性評価へ向けた多次元スペクトル解析
P-019 南 洸太朗 関西大学大学院
コンピュータゲームのキャラクターに挑発的な行動をさせてみる
P-020 入江 駿 獨協医科大学
人に感じる存在感を科学的に検証する
P-021 白砂 大 追手門学院大学
早押しクイズから解き明かす人の知性:認知科学的アプローチに基づく事例研究
P-022 顧 一方 関西大学
炎上抑制のための覚醒度とLLMに基づいた言い換えシステムの構築
P-023 伍賀正典 福山大学
大規模言語モデルを用いたセレモニー原稿生成システム
P-024 進藤 颯仁 京都大学
中学生の性的少数者への知識、意識、認識、及び中学校における性の多様性教育の現状に関する質的研究
P-025 三木 良雄 工学院大学
人材の能力ランキングにおける数理的解釈
P-026 竹田 航太 京都大学
データ同化の数理と応用
P-027 早川公 大阪国際大学
事業の質的評価手法およびプロセスの開発:エスノグラフィ分析の業務改善適用に向けて
P-028 松崎 瞳 京都府立大学
環境論の取り組み -自然体験と議論による実践-
P-029 森中敏行 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 不都合な真実
P-030 長島瑠子 京都大学大学院
科学リテラシーの向上にむけた、「科学者(専門家)への姿勢」の涵養
P-031 鈴木 聡 大阪経済法科大学
「もし純粋に好奇心ドリブンの研究ができるなら」:好奇心からの逆算による「埋もれた研究」の開拓の試み
P-032 藤田学 岡山県立玉野高等学校
生徒のワクワクを引き出すための教育活動
P-033 西 愛美 京都大学
日本の国語科教育課程における伝統文化の担い手育成としての古典教育の現状
P-034 花房 晃人 岡山操山中学校
知識ゼロからの論理回路の学習と作成
P-035 有森蓮 福岡大学
シチズンサイエンスの認知度をあげる方法
P-036 村上陽向 愛媛大学附属高等学校
プラ食のミールワームの腸内細菌を利用したプラスチック汚染対策
P-037 小林裕一郎 大阪大学
廃棄硫黄を原料とした 高機能ポリマー材料の開発
P-038 木村 健児 東京農業大学
有用な生理活性を有する硫黄含有天然化合物の合成研究
P-039 大喜多弘隆 大阪大学
地域素材の創出とそれらを使ったSDGs商品開発プロジェクト
P-040 河村晴実 京都大学
地域ブランディングの地域内外での評価比較および地域コミュニティ活性化手段としての検討
P-041 丸井 萌々香 甲南女子大学
衣料品の購入意欲を高めるための陳列方法の提案
P-042 石垣 光喜 米沢市立第二中学校
ネーミングの重要性について
P-043 林田 英樹 国立大学法人東京農工大学
研究開発プロジェクト成功(事業化)への鍵
P-044 松口敬光 福岡大学
教授、学生、出版社の大学教科書を通した関係性
P-045 小関 慶太 八洲学園大学
特定少年の実名報道の研究
P-046 森下 至子 京都大学大学院
生後10ヶ月から6歳までの読み書き発達過程の解明
P-047 境田 可奈子 甲南女子大学
保育園における味覚教育の検討
P-048 FENG CHAO-HUI 国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学
ハイパースペクトルイメージングと化学計量解析による改質豚腸ソーセージのテクスチャー特性の評価
P-049 中沢将 立命館大学
フォトリフレクタ付きアイウェア型デバイスを用いた摂食行為認識手
P-050 行平将望 福山大学
高次触覚機能を実現する光学式触覚センサの開発
P-051 船橋佑 立命館大学
MEMS触覚センサーを用いたランニング中の足裏荷重計測装置の開発
P-052 小野寺 美和 甲南女子大学
高視認性安全服と新規の蓄光布を用いた衣服の提案
P-053 松本叡佳 関西大学大学院
抗菌性、抗バイオフィルム性を持つ蝉の翅のナノ構造を模倣した材料がバイオフィルムに及ぼす影響
P-054 平岡菜々香 甲南女子大学
高視認性安全服の提案
P-055 小松 啓志 国立大学法人長岡技術科学大学
セラミックス蛍光コーティングで開拓する次世代インフラ
P-056 岩藤悠一朗 岡山県立岡山操山中学校
リンク構造を用いた安価な車椅子患者の補助システムの開発
P-057 鈴木 響 立命館大学大学院
筋電センサを用いた筋力トレーニングにおける負荷限界の認識手法
P-058 田久保瑛太 岡山県立岡山操山中学校
共同配送システムの開発
P-059 五十嵐 雄也 立命館大学院
眼鏡型デバイスを用いた無声発話内容認識手法
P-060 藤原 千晴 岡山県立岡山操山中学校
絵本✕動画 〜手話が身につく絵本の作成〜
P-061 鈴鹿 聖之介 立命館大学
メガネ型デバイスを利用した眼精疲労抑制手法の検討
P-062 村上 力丸 福山大学大学院
オリジナル全方位カメラデバイスの応用と展開
P-063 日高 洸陽 大島商船高等専門学校
養殖魚の給餌支援システムの提案
P-064 照月大悟 東北大学
昆虫-機械ハイブリッド型ドローンによる匂い源探索
P-065 国枝 夏希 同志社大学
数十µmスケールのDCモーターの創出
P-066 張契洙 富山大学教育学部附属中学校
右心用補助人工心臓
P-067 吉田 竜太朗 同志社大学
自己創生する人工モデル細胞:水/水相分離現象の活用
P-068 光部雅俊 京都大学大学院
オートファジーの分子機構から学ぶ細胞と社会の生存戦略
P-069 野島 陽水 大阪大学
プロテオームと計算的アプローチの統合による胃癌治療薬アパチニブの作用機構の解明
P-070 城 裕己 徳島大学大学院
CLN10は変異により細胞内局在が変わる
P-071 秋田 智香 甲南大学大学院
架橋型核酸による標的結合親和性向上の塩基配列依存性
P-072 廣明 秀一 名古屋大学
ヒト細胞内足場タンパク質を標的とした抗SARS-CoV-2薬の発見
P-073 睦田香織 京都大学
In vitro recapitulation of human implantation by using hPSC-derived blastoids
P-074 山本 周 神戸学院大学 栄養学研究科
サケ白子抽出物摂取がラットDSS誘導性大腸炎に与える影響
P-075 山田 幸平 静岡県立大学
製品開発における動物を使わない動物実験の実現を目指して:in silico modeling & simulation による吸入剤の体内動態予測
P-076 村上 達也 富山県立大学
加齢黄斑変性治療薬の開発
P-077 髙濱 和夫 熊本保健科学大学
GIRKチャネルを標的とした新規アルツハイマー病治療薬の開発
P-078 岩田 順敬 大阪経済法科大学
Solitonic WIndkessel モデルによる脳動脈瘤の破裂機構に関する学際的研究
P-079 大町知輝 室蘭工業大学
認知症でみられる行動・心理的症状(BPSD)に対する真珠層抽出成分の効果
P-080 Thiago Negrão Chuba Kyoto University
Diffusion of Technology Readiness Levels as a Promoter of Development
P-081 佐藤 海 上智大学大学院
金属錯体を用いた実用的なホウ素検出試薬の開発
P-082 伏見紀洋 関西大学 大学院
生体為害性のない酸化物膜の合成とその可視光応答
P-083 栗原 潤 山陽小野田市立山口東京理科大学
薬品を使用した機能性キャビテーション技術による金属の耐食性に関する研究
P-084 竹林 聖弘 関西大学
アークプラズマ蒸着法による金属ナノ粒子の作製と評価
P-085 藤田紗矢 九州工業大学
大気雰囲気・大気圧中において誘電体バリア放電で発生するプラズマ発生装置のキット化
P-086 木川 綾人 龍谷大学
フロー式プラズマ発生装置による窒素肥料の生成
P-087 岡本 航 株式会社ユーグレナ
ユーグレナ由来成分とタマゴ由来化粧品原料を配合したノック注入型マイクロニードル美容液の連用による有効性評価
P-088 水木 雅 株式会社ユーグレナ
ユーグレナを用いたグリーン発酵による新商品テンペチップスの開発
P-089 親泊 駿 株式会社ユーグレナ
微細藻類ユーグレナを用いた核酸原料生産
P-090 大津 巌生 株式会社ユーグレナ
エルゴチオネイン循環量を増加させるスマート肥料開発:日々の食事から 認知症を予防する野菜の生産システムで儲かる農業の実現
P-091 河野 祐介 株式会社ユーグレナ
麴による抗酸化物質エルゴチオネイン生産時のユーグレナの発酵助剤としての可能性
P-092 鈴木 健吾 Euglena Co Ltd
ユーグレナ由来の多糖パラミロンを固着化した繊維で作られた機能性衣類
P-093 高山佳樹 創価大学
循環型養殖を目指した超省エネルギー・バッグリアクターによる高付加価値マイクロアルジーの新規生産法
P-094 宮岡 裕樹 広島大学
Na-レドックスサイクルを用いた低温熱-水素変換技術に関する研究
P-095 有賀 健高 埼玉大学
グリーンボンドに対する日本と中国の投資家の意識調査研究
P-096 長野貴斗 京都大学
気候変動の影響が紛争を招く社会の脆弱性条件の分析
P-097 井上巨人 神戸大学
ウミガメ保全の現場を支える統計数理
P-098 廣江実采 愛媛大学附属高等学校
松山市沿岸におけるマイクロプラスチック汚染の実態調査とその対策
P-099 Pachoensuk Theeranukul Innoqua
人と自然が共生する世界を創る。 バイオスフィア技術でマリンアクアを作る
P-100 佐賀達矢 神戸大学大学院人間発達環境学研究科
スズメバチの腹を通して地域の生物多様性を知る ー生物学的防除・生物相調査員・ご馳走としての狩り蜂の可能性ー
P-101 Ramadhani Eka Putra Bandung Institute of Technology
Indonesian native stingless bees' propolis for diabetic wound dressing
P-102 김아도 京都大学
新規環境影響評価ツールの開発と応用
P-103 小串典子 大阪大学
編集履歴で読み解くWikipedia"生態系"
P-104 齋藤 敬 京都大学
総合知による循環型材料・サーキュラ-マテリアルの開発
P-105 田中 信行 国立研究開発法人理化学研究所
気体噴射液体排除法に基づくバイオ界面の濡れ性評価
P-106 山下晃弘 関西大学 大学院
ベイルアウトしたポリプのガラス基盤密着挙動
P-107 松尾 怜旺 大阪市立 宮原中学校
水圧センサと水の流れを活用した水深別の各種分析が出来る安価な水中ドローンの研究開発
P-108 井上陽 関西大学
QCMを利用したサンゴ軟組織の基盤密着過程のin-situ観察
P-109 呉行正 福岡工業大学
植物の環境ストレスの新規リアルタイム計測法の開発
P-110 梶野拓磨 東京農業大学大学院
KLU/CYP78A5 はクチクラワックス合成に関与し、 様々な非生物的ストレス耐性を向上させる
P-111 浪越 毅 北見工業大学
ポリマーコーティング種子による発芽タイミング制御と秋播き栽培方法の確立
P-112 五十嵐圭介 東北大学大学院
食べられる植物細胞培養を目指した植物ホルモン代替成分の探索
P-113 柴田 啓佑 鹿児島大学心臓血管・高血圧内科学
「温泉水99®」の血糖値に対する有効性と安全性ならびに腸内環境変動の影響を検証する臨床試験: オープンランダム化プラセボ対照 2 シークエンス 2 期クロスオーバー第 IIb 相試験
P-114 渡邊歩美 東京農業大学
DNAを分離せずにA2ミルク中のA1対立遺伝子を検出する高感度なPCR法
P-115 松本萌人 東北大学
植物細胞を用いた食べられる培養細胞の作出と培養肉に作用する有用成分の探索
P-116 楠木怜奈 東京農業大学
家畜の増体向上を可能にするポリフェノールに関する化学的研究
P-117 スダ ワカナ 東京農業大学大学院
接合伝達を利用した細菌へのDNA導入ツールの開発
P-118 伊藤 光次朗 東京農業大学大学院
Bacillus属細菌が生産する環状リポペプチドによるナス科植物の植物病害抵抗性誘導機構の解明
P-119 Claudia Ortega Morales Tokyo University of Agriculture
Quality improvement of chili pepper through interspecific crosses of the Capsicum genus from South America and Asia
P-120 近藤友大 京都大学大学院
マンゴスチンおよびドリアンのCO2同化量の推定
P-121 阿部 隆博 三重大学
永久凍土の荒廃を人工衛星データ解析と深層学習から見る
P-122 前田源次郎 秋田大学
テーマ1.都市域における雨水流出抑制と公園樹木の維持・更新との両立。テーマ2.富士山での気象研究

<ブース展示>

No. 名前 所属 演題/テーマ
B-001 池端 隆彦 DeepForest Technologies株式会社
ドローンを用いた森林解析用ソフトウェア「DF Scanner」製品紹介
B-002 伊藤光平 株式会社BIOTA
微生物との共生でデザインする持続可能で健康な空間づくり
B-003 双見 京介 立命館大学
人を認識するセンシング技術と人を無意識に変える情報提示技術の連携
B-004 野中 章生 ペンタリンク株式会社
次世代養蚕プラットフォームと蚕由来のタンパク新素材
B-005 須貝翼 スパイスキューブ株式会社
身近な空き家で新しい農業を実現する
B-006 寄玉 昌宏 群馬Ninjaチーム
【SUSHI/SASHIMIを超進化させる?】NinjaFoodsの次世代食テクスチャプラットフォーム
B-007 河野 誠 株式会社カワノラボ
食品における界面のダイナミクス
P-008 返町 洋祐 株式会社インセプタム
お米の物性を電気的に評価する!~超異分野学会を切っ掛けとした異分野融合の新技術開発~
B-009 石田 幸広 株式会社木幡計器製作所
レトロフィットDX機器「後付けIoTセンサユニット”Salta”」の紹介
B-010 石田幸広 石田プロダクツ合同会社
次世代糖尿病フットケアソリューション"Steplife"
B-011 辻本和也 PITTAN
汗中アミノ酸分析が叶えるインナーケア
B-012 小山 正浩 株式会社ウェルナス
未来のあなたを実現する「AI食」
B-013 中﨑 義晃 株式会社ナノ・キューブ・ジャパン
難溶性医薬・生理活性物質の連続フロー式ナノ分散による劇的な吸収性の向上
B-014 齋藤優太 株式会社ゴーゴーゴー
産学連携サプリメントD2Cの可能性
B-015 折坂 聡彦 株式会社マイロプス
ウェブサイトの制作から考えるベンチャー・スタートアップ企業のブランディング支援
B-016 瀧澤清美 株式会社C&T
世界から言葉のかべを無くす
B-017 大島 有香 株式会社フォーカスシステムズ
【3/3-4 超異分野学会東京大会2023】Knowledge Manufacturing Ignition 受賞演題に関する成果報告
B-018 - 文部科学省
研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS)
B-019 阿部レイ 東京工業大学大学院
日本における合成生物学コミュニティの創出
B-020 岡 秀明 株式会社誠報堂
3D-VRと顕微鏡の融合
B-021 髙橋 鷹山 株式会社OUTSENSE
折り工学を活用した立体形状の簡易製造サービス
B-022 山下 桂司 株式会社セシルリサーチ
超高輝度「藍色LED灯」で、あらゆる汚損生物の付着繁殖をクリーンに抑制!
 
jaJapanese