超異分野学会 益田フォーラム2019
- 大会テーマ
- 市民参加型の研究プロジェクト始まる〜医食農連携の新たな形〜
- 日 時
- 2019年7月25日(木)9:30〜15:30
- 場 所
- 島根県芸術文化センター グラントワアクセス
島根県益田市は、萩・石見空港から車で10分ほどの場所に位置するものの、人口減少、少子高齢化、農業の担い手不足、山林の荒廃などが著しく、日本創生会議では消滅可能性都市の1つとして挙げられています。リバネスでは、2018年より益田市の方々と協働して、これらの地域課題を解決すべく、県内外の研究者の知識・技術と地元資源を掛け合わせた、独自性の高いプロジェクトを創出しています。2019年のフォーラムでは、現在進めている3つのプロジェクト「ヘルステックモール実証研究」、「放棄林地における放牧畜産」「未利用資源を活用したアグリビジネス」を軸に新たな仲間を集め、研究開発の加速と持続可能な地域分散型都市の構築を目指します。
〈参加対象者〉
農林水産・バイオヘルスケア・ロボット技術・ロジスティクス関連の研究者、ベンチャー、県内外の企業、地元の生産者・中高生等
〈企画キーワード〉
健康寿命の延伸、ヘルスモニタリング、牧草畜産、スマート農業、未利用資源、亜熱帯植物、共生型産業 etc
〈前夜祭〉
2019年7月24日(水)18:00〜20:00(事前申込制)
場所:島根県益田市内
【演題登録締切】7月10日(水)24:00
聴講参加申し込みは直前まで受付けております。
宿泊・交通には限りがありますので、余裕を持ってご手配ください。
ご不明点はお気軽にご相談ください。
2019年度の登録は締め切りました。
2019年7月25日(木) 9:30 – 15:30
Time | メインホール | ポスター・ブース会場 |
9:30 | 開会挨拶アワード | |
9:40 | 基調講演 | |
10:00 | セッション1:共に創る地域の未来 〜次世代のために今できること〜 |
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11:00 | セッション2:研究で進化する一次産業〜消滅可能性都市の逆転劇〜 | |
12:00 | ポスターセッション | |
13:30 | セッション3:健康を可視化するヘルステックモールの実現 | |
14:30 | クロージングディスカッション | |
15:00 | 表彰式・閉会式 |
09:30〜09:40
開会挨拶
益田商工会議所 会頭
株式会社松永牧場 代表取締役
松永 和平(まつなが かずひら)
株式会社リバネス代表取締役 グループCEO
丸 幸弘(まる ゆきひろ)
09:40〜09:55
基調講演
中山紳一(なかやま しんいち) 氏
川崎商工会議所 副会頭
日本電気株式会社 玉川事業場 玉川総務部 主幹
昭和35(1960)年12月、愛知県名古屋市生まれ。昭和59(1984)年に早稲田大学商学部を卒業し、日本電気株式会社(NEC)に入社。主に人事、労務、総務業務に従事。関西支社総務部長、我孫子事業場地区責任者等を経て、平成29(2017)年から玉川総務部主幹。同時に川崎商工会議所副会頭に就任。また令和元年6月に公益財団法人川崎市スポーツ協会会長にも就任。
10:00〜11:00
<セッション1>
共に創る地域の未来〜次世代のために今できること〜
地元の下請企業の伸び悩みや大都市中心の一局集中ビジネスの影響を受け、低迷が続いている日本の地域産業。先端技術を活かしたものづくりや、IoT・ビッグデータを活用した第4次産業革命、ヘルスケア・教育等の分野でのイノベーションが期待されています。
しかし、企業が単独で地域の未来を創ることは難しく、これからの地域の産業には、大企業、ベンチャー、町工場、自治体、金融機関、研究機関等が横断的に繋がり、次の100年を見据えて共に成長する共生型産業の創出が求められています。
本セッションでは、共生型産業に取り組んでいる先進事例をもとに、益田が目指す、市民と共に創る地域の未来について考えます。
11:00〜12:00
<セッション2>
研究で進化する一次産業〜消滅可能性都市の逆転劇〜
昨年度のセッション「ローカルアグリテック2030」、「放棄林地を活用した畜産の実現」で議論された内容が実証研究として始まりました。
ローカルアグリテック2030では、地域で課題となっている素材を活用すべく、ベビーリーフに与え収穫量や品質への影響を調べています。また放棄林地を活用した畜産の実現では、使われていない農地を放牧地とし秋口より実証を始める予定です。
本セッションでは、これら益田市の事業者と研究者や企業との取り組みについて進捗を紹介するとともに、今後の展開について議論を行います。
13:30〜14:30
<セッション3>
健康を可視化するヘルステックモールの実現
益田市の病院、企業、商業施設が連携して、健康なくらしに関わる研究開発を始めます。いつものショッピングセンターが、あなたの健康を支える重要な医療拠点になるかもしれません。病院に行く少し手前、「未病」の段階で自分の健康情報を知ることのできる仕組みづくりを目指します。
本セッションでは、プロジェクト本格スタートに先駆けてトライアルを進めている実証試験の成果に触れながら、参加者の皆さまと共に益田市の未来について考えます。
14:30〜15:00
クロージングセッション
15:00〜15:30
表彰式・閉会式
12:00〜13:30
研究者ポスター、ベンチャーブース 掲示・展示(ランチ交流会含む)
特定の分野に限らない、多種多様な発表を同時に行なうことで、異分野どうしで互いのパッションを交換しあい、イノベーションのきっかけを作り出すポスター・ブース発表の場です。