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【大阪大会】新進気鋭の若手と語る、1・2・3次元の化学/2022年8月27日
2022.08.22パネルディスカッション
新進気鋭の若手と語る、1・2・3次元の化学
超異分野学会 大阪大会2022(2022年8月27日(土))内で、パネルディスカッション「新進気鋭の若手と語る、1・2・3次元の化学」(セッションパートナー 東洋紡株式会社)を開催いたします。
東洋紡が昨年度スタートした「リバネス研究費 東洋紡 高分子科学賞」の採択テーマは、次世代ポリマー(1次元)、二次元分子構造体の物性解明(2次元)、そして粒子状立体構造物の力学特性(3次元)と、いずれも好奇心をくすぐる基礎的なものでした。そしてまさに、この3つの次元に向き合あい、天然由来の紡績から合成繊維、フィルム事業へと、高次元へ発展させてきたのが同社です。「好奇心から生まれる基礎的な知見」と「社会課題の解決への情熱」を巧みに織りなす同社独自の企業文化が、この発展を支えてきました。本セッションでは、同社で長年研究してきた東海氏と若手3名とが語り合う中で、未来のテクノロジーを想像していきます。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。詳しくは、大会ウェブサイトをご参照ください。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催いたします。
新進気鋭の若手と語る、1・2・3次元の化学
日時:2022年8月27日(土)14:00-14:10
場所:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーC
詳細:https://hic.lne.st/conference/osaka2022/
登壇者
【コメンテーター】
東海 正也 氏
東洋紡株式会社 イノベーション戦略部 産学連携担当
1983年4月、東洋紡績株式会社(当時)入社。総合研究所において、アラミド・ポリエーテルケトン・ポリ乳酸等、新規高分子合成の研究開発に携わる。1992年から米国に駐在し、エンプラ・バイロン等、非繊維分野の海外展開に尽力した。1997年に帰国後は、企画管理、光機能材料事業、新事業企画等に携わったのち、2014年より敦賀事業所長、東洋紡台湾社長、総合研究所所長を歴任。2022年4月より現職。
【プレゼンター】
大山 裕也 氏
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 後期博士課程1年
土肥 侑也 氏
名古屋大学大学院 工学研究科 物質科学専攻 レオロジー物理工学研究グループ 助教
吉井 究 氏
大阪大学 大学院基礎工学研究科 博士後期課程3年
【モデレーター】
伊地知 聡
株式会社リバネス 製造開発事業部 / 農林水産研究センター
大阪市立大学(現:大阪公立大学)で、人工甘味料の合成と味覚受容体の構造決定に従事。修士(工学)。リバネスでは、研究者と次世代を繋ぐ教育企画開発から、地域・海外の嗜好性分析調査など、食品・化学系のプロジェクトを多く担当。現在は製造開発事業部にて、ものづくり企業とスタートアップとの連携を推進している。また農林水産研究センターにも所属し、おいしさや風味・香りの研究開発を行っている。