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【超異分野学会益田フォーラム2022】益田発、農業技術活用のすゝめ/2022年9月3日
2022.08.19
株式会社リバネスは、9月3日(土)に開催する超異分野学会益田フォーラム2022(於:サンパレス益田)において、パネルディスカッション「益田発、農業技術活用のすゝめ」を開催いたします。
これからの一次産業は、従事者の高齢化や生産性の向上、環境への負荷低減など多くの課題に直面しています。大学や研究機関では、これらの課題解決につながる研究開発は進んでいるものの、すぐに現場に活かしていけるものは少ない状況です。今回は、生産性向上にフォーカスし、生産者、研究者、ベンチャーと共に、研究開発が進められてきた技術が農業現場に速やかに浸透していけるのか議論いたします。
本セッションのテーマに限らず、様々な切り口から地元企業、研究者、ベンチャー、大企業でディスカッションするプログラムをご用意しております。詳しくは、大会ウェブサイトをご参照ください。
益田発、農業技術活用のすゝめ
実施日時:2022年9月3日(土)13:30-14:30
場所:サンパレス益田 メインホール
登壇者
草野 祐一 氏
有限会社アグリみと 代表取締役
「アグリみと」は、島根県益田市美都町を中心に、イチゴ、ベビーリーフ、茄子等の農産物の生産と販売を行う農業生産法人。中山間地域での農業生産のため、大規模化での経営効率向上が難しい。また冬場は山陰特有の日照が少なく、積雪もあり、通年での作物生産ができず通年雇用も行いにくい。そのような状況のなか、反収が高く冬場に栽培が可能なイチゴや、通年でベビーリーフを栽培し、中山間地域における持続可能な農業生産の展開を行なっている。
蔭山 健介 氏
埼玉大学 理工学研究科 教授
東京大学先端学際工学を修了し,博士(工学)を取得。アコースティック・エミッション(AE、突発的な現象により生じる弾性波)を用いた各種材料の非破壊評価に関する研究に従事した後,エレクトレットを用いた音響・超音波センサを開発してきた。そして,エレクトレットセンサを用いて植物や微生物の見えない動きをAEで捉え,それらの活動をモニタリングする技術の実用化に取り組んでいる。センサの素子やデバイスの回路基板,解析プログラムなど,AE測定に必要な機器を研究室で独自に開発(自作)することで,様々な環境での活動モニタリングにチャレンジしている。
梶山 博司 氏
Agri Blue株式会社 代表取締役社長
日立製作所、東京大学生産技術研究所、広島大学大学院を経て、2012年より徳島文理大学理工学部に勤務。理学博士。専門は表面物理、光物性工学。太陽光の百万分の1程度の弱い光が、植物の生育と二次代謝を大きく促進することに気づき、葉菜、果樹、海藻、微細藻類の次世代栽培技術の研究を開始。本技術の社会実装を目指し、2020年にAgri Blue株式会社を設立、施設園芸、植物工場、営農発電、海洋資源回復への応用を進めている。
【モデレーター】
宮内 陽介
株式会社リバネス 農林水産研究センター センター長
株式会社アグリノーム研究所 代表取締役
千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了、博士(農学)。大学院では新疆ウイグル自治区にて現地研究者とダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の経験を活かし、研究プロジェクトを手がける。2019年より農業分野の横断的な研究を積極的に推進すべく農林水産研究センターを設立。同年、株式会社アグリノーム研究所の代表取締役に就任、持続的な食生産を目指し、完全循環型農業の実現に関する事業・研究を行う。
超異分野学会益田フォーラム2022概要
(https://hic.lne.st/conference/masuda2022/)
大会テーマ:地域産業×科学技術で地域の価値を再構築する〜益田モデルの確立へ〜
日時:2022年9月3日(土)13:00-18:20
場所:サンパレス益田(島根県益田市高津町イ2355-12)
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