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【第8回超異分野学会】テクノロジーで拡張するおいしさの世界/2019年3月9日14:40〜16:10@新宿
2019.02.13リバネスが主催する第8回超異分野学会 本大会(2019年3月8-9日(金、土))内で、超高感度匂いセンサや身体性拡張、調理現象の分子メカニズムを研究する専門家らによるセッション「テクノロジーで拡張するおいしさの世界」(セッションパートナー:江崎グリコ株式会社)を開催します。
おいしさは、甘い、苦いといった単なる味覚レベルの話ではなく、嗅覚、視覚、触覚、聴覚や、体調、さらには過去の経験など様々な要素が絡んで生まれるより高次な感覚です。味や香りなどのセンサーやVRの活用により、研究レベルでおいしさについての理解が大きく進展しています。本セッションでは、五感とおいしさの関係を理解する糸口となる最先端の研究に取り組んでいる研究者らを交えて、おいしさとは何かについて議論します。さらに、最新の知見やテクノロジーによって、新しい調理法や食文化など、これからどのような食の世界が生まれてくるかについても議論を展開していきます。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、ベンチャー、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
テクノロジーで拡張するおいしさの世界
セッションパートナー 江崎グリコ株式会社
日時:2019年3月9日(土)14:40〜16:10
場所:ベルサール新宿グランド(〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー5F)
最寄駅:西新宿駅(丸ノ内線)、都庁前駅(大江戸線)新宿西口駅(大江戸線)、新宿駅(JR線・丸ノ内線・小田急線・京王線・新宿線・大江戸線)
地図:http://bit.ly/2Clyojh
<登壇者>
九州大学高等研究院 特別主幹教授/五感応用デバイス研究開発セ ンター 特任教授
都甲 潔(とこう きよし)氏
九州大学大学院工学研究科博士課程修了 工学博士。システム情報科学研究院教授着任後、2018年より現職。世界に先がけて味覚センサを開発すると同時に、近年では超高感度匂いセンサの開発に成功し、種々の省庁との連携も図っている。
電気通信大学大学院 情報理工学研究科 情報学専攻 特任助教
櫻井 翔(さくらい しょう)氏
2007年群馬大学社会情報学部社会情報学科卒業。2014年東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。同大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻特任研究員、首都大学東京大学院システムデザイン学部知能機械システムコース特任助教を経て、2016年電気通信大学情報理工学研究科情報学専攻特任助教(現職)。人間の情報処理メカニズムを利用した身体性拡張手法の研究に従事。博士(工学)。マンガ家。
宮城大学 食産業学群 教授
石川 伸一(いしかわ しんいち)氏
東北大学農学部卒業、東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)、宮城大学准教授などを経て、現職。博士(農学)。 研究の専門は、分子調理学。主な研究テーマは、調理現象の分子レベルでのメカニズム解明に関する研究など。 著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)などがある。
<モデレーター>
株式会社リバネス アグリガレージ研究所・教育開発事業部
伊地知 聡(いじち そう)
大阪市立大学大学院工学研究科修了。大学ではグリシルリチン酸誘導体を用いたヒト甘味レセプター構造決定の研究に従事。リバネス では、研究者と次世代を繋ぐ教育事業を軸とし、主に食品・化学系企業を担当。中高生の学会「サイエンスキャッスル 」の立ち上げにも関わり、現在は小中高生とともに精神・運動ストレスによる味覚応答変化の研究などを行なっている。
------------------------------------------第8回超異分野学会本大会概要-------------------------------------------
大会テーマ:つながる、時間・空間・五感
開催日時:
3月8日(金) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
3月9日(土) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
主催:株式会社リバネス
開催場所:ベルサール新宿グランド
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 10万円
※パートナー企業および審査員をお引き受けいただける方は無料
大会URL:https://hic.lne.st/2019
大会プログラム(予定、一部抜粋):
3月8日(金)
キーノートスピーチ
TECH PLANTER World Communication
ディープテックセッション(イントロダクトリー/ドローン/フードテック)
リアルテック・ベンチャー・オブ・ザ・イヤー2019表彰式
<パネルディスカッション>
「ヒューマン・ロボット・インタラクションの未来」
「ゲノムと産業とぼくたち 〜ゲノム活用社会への取り組みと展望〜」
「自然との触れ合いによる「心地良い空間」の創造 」
「未利用資源を活用した食料生産」
「創業者にきく、地域エコシステムの真実」
「心センシングとその先へ 〜心理学×テクノロジーが拡張する未来〜 」
「町工場にアイデア相談して良いって知ってました? ースーパーファクトリーが知識を製造する時代へ」
<ショートピッチ>
「テクノロジー・スプラッシュ」(ポスター発表者によるショートピッチ)
3月9日(土)
キーノートスピーチ
リバネス研究費アワード2019
テクノロジーで拡張するおいしさの世界
イノベーションの源流を探る
<パネルディスカッション>
「研究者と企業が新たに作る研究と事業」
「ワクワクで深まる未来の教育 」
「人工知能前提社会におけるヒトの価値とは?〜すべての人が活躍する未来を創造する〜」
「学びの環境のリ・デザイン〜世界の課題を解決できる次世代を育てるには?」
「新しい研究者像を創る~あなたの創造性はどのくらい?~ 」
「医療と研究開発を結ぶ情報エコシステムの実現に向けて」
<シンポジウム>
「2030年全海底域マップ完成への挑戦」
「第2回細胞農業会議 〜実用化が見えてきた!細胞農業・培養肉の最前線〜」