2023.12.09 [SAT]
超異分野学会 豊橋フォーラム2023
未来検証のまち・豊橋への進化 豊橋サイエンスコア
ABOUT
開催概要
- 超異分野学会とは
研究者、大企業、町工場、ベンチャーといった分野や業種の違いにとらわれずに、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、人類が向き合うべき新たな研究テーマや課題を捉え、共に研究を推進するための場です。
2022年度に引き続き、愛知県豊橋市で「超異分野学会」を開催します。昨年は豊橋市内外から、企業、ベンチャー、研究者ら135名が現地に集まり、立場を超えて40件を上回る連携プロジェクト案が生まれました。今年は豊橋技術科学大学・愛知大学・豊橋創造大学に加えて、医工連携に力を入れる周辺の大学・研究機関、東三河エリアの製造業、地域が強みを持つ農食分野の関連企業が集まり、昨年以上に連携を仕掛けて参ります。ここ豊橋から、未来のあり方を一緒に検証していきましょう。
〈前年度の様子〉
・超異分野学会豊橋フォーラム2022 WEBサイト
・開催レポート- 日程
- 2023年12月9日(土)10:00~18:00
- 場所
-
豊橋サイエンスコア
愛知県豊橋市西幸町字浜池333-9 ACCESS - 主催
- 株式会社サイエンス・クリエイト(豊橋市補助事業)、株式会社リバネス、東三河スタートアップ推進協議会
- 参加対象者
- アカデミア、地元事業者、ベンチャー、大企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生 etc
- 関連キーワード
- ものづくり、フードテック、ヘルスケア、医工連携、ロボティクス、まちづくり、空間設計、コミュニケーション、微生物、植物、バイオマス、藻類、素材、農業資材、エネルギー
タイムテーブル
TIME | メイン会場:ホール | ポスター・ブース会場:アトリウム |
---|---|---|
10:00 | 開会式 | |
10:20 | 研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」 | |
11:00 | ポスター&ブース コアタイム | |
12:20 | 昼休憩 | |
13:30 | 【基調講演】大樹型オープンイノベーションによるスマートセンサ開発と社会実装 | |
14:00 | 【セッション1】豊橋から生み出す農と食と健康の新結合〜地域医療機関とともに考える新たな健康圏〜 | |
14:50 | 休憩 | |
15:10 | 【特別企画】知識製造イグニッション | |
16:00 | 休憩 | |
16:20 | 【セッション2】循環させれば食品残渣が資源に変わる!〜食品製造現場からはじめる持続可能な未来への第一歩〜 | |
17:10 | 休憩 | |
17:30 | 閉会式 | |
18:00 | 交流会 |
PROGRAM
プログラム
セッションリスト
スピーカー
-
澤田 和明
- 豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 教授
1991年豊橋技術科学大学大学院工学研究科システム情報工学専攻修了・工学博士。
静岡大学電子工学研究所助手、豊橋技術科学大学助教授、ミュンヘン工科大学客員教授を経て2007年より豊橋技術科学大学教授。
2008年豊橋技術科学大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー長、インキュベーション施設長、2014年豊橋技術科学大学学長補佐 高専連携室長、2016年より豊橋技術科学大学 エレクトロニクス先端融合研究所 所長。2023年4月より豊橋技術科学大学 次世代半導体・センサ科学研究所 所長。
専門は半導体材料、デバイス、センサ、集積回路。LSIとセンサ技術を融合した集積化バイオセンサの研究に従事。
2013年4月 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)受賞
2020年5月~2022年4月 電気学会 E部門 部門長 -
鈴木 鉄也
- 医療法人 澄心会 豊橋ハートセンター 事務長 株式会社sotoet 代表取締役社長
愛知県豊橋市出身。高校はニュージーランドへ留学。大学卒業後は東京にてPR会社へ就職。2010年より医療法人澄心会に入職。2022年より事務長に就任。既存の病院運営に留まらず、予防、未病を核とした新たな取り組みとして、2021年に株式会社sotoetを設立。医療と農業を掛け合わせた介護予防デイサービスや自然栽培の貸し農園を運営。 -
五領田 小百合
- 山形大学 農学部 食農総合科学研究室 助教(PI)
東京医科歯科大学大学院 博士課程修了。ハーバード大学公衆衛生大学院、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所、(株)辻料理教育研究所にて研究に従事。行動経済学的手法を用いて、買い物の段階から食行動を変容させる仕組みを開発し、2020年に第47回リバネス研究費 超異分野学会賞を受賞。2020年4月に山形県鶴岡市に移住。個人差を考慮した食事で病気から身を守る情報の提供や新規就農者を支援する団体SABE(セーブ)を設立し、農林水産省NIPPON FOOD SHIFTを受賞。2021年11月に山形大学に着任。専門は予防医学・行動科学であるが、調理師かつ就農者でもある異色の経歴を活かして、食を起点に様々な社会課題に取り組み、2023年には異分野交流学会優秀賞、アジア栄養学会Best Poster Award受賞と躍進中。 -
小山 正浩
- 株式会社ウェルナス 代表取締役
2008年より信州大学農学部にて機能性食品の研究に参画し、同大学博士研究員を経て、2017年に食で実効的な健康を届ける信州大学発ベンチャー・(株)ウェルナスを設立。世界初となるナスサプリを開発し販売を開始。2019年には、食の機能を個別最適化する「AI食」事業を始動。個人が設定した目標(健康・美容・運動機能・学力など)に関連する体データと、摂取した食事に含まれる栄養素データの解析により、自己実現目標達成のために必要な栄養素を特定し、最適化した個別栄養最適食「AI食」を提案するサービス「NEWTRISH」を2023年1月14日にローンチ。食によるwell-beingを目指す。 -
髙橋 宏之
- 株式会社リバネス 執行役員
2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせて新たな知識を生み出す場「超異分野学会」や、知識製造を行うリアルなラボの立ち上げなど研究開発の種を生み出す動きを仕掛けている。 -
平松 賢介
- 株式会社平松食品 代表取締役
1961年愛知県生まれ。84年北里大学水産学部水産食品学科を卒業、同年惣菜メーカーの岩田食品株式会社に入社。業務全般に従事し、食品メーカーとしての経験を積む。87年、実家である山安平松食品(資)に入社。88年株式会社平松食品設立、専務取締役に就任。2000年、HACCP対応の御津向上竣工を機に、代表取締役に就任。愛知県食品輸出研究会会長、全国調理食品工業共同組合常務理事(東海北陸ブロック会会長)、愛知県調理食品工業協同組合理事、中部珍味食品協同組合理事、愛知県食品衛生協会豊川支部常任理事、豊川市観光協会副会長、豊橋商工会議所食品業部会副部会長、(財)豊橋文化振興財団理事も務める。 -
熱田 洋一
- 株式会社豊橋バイオマスソリューションズ 代表取締役社長
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向 真樹
- 株式会社花ごころ 研究開発部 マネージャー
関西医科大学での生物物理学の研究を経て、2013年から立命館大学で微生物学の研究を始める。土壌微生物環境を整えることによる土壌浄化と農地土壌改良を中心にエネルギー、水浄化の研究を行った。2017年(株)花ごころ入社。研究開発および新規事業を担当。微生物と腐植技術をベースに、畜産糞尿処理や畜舎の環境改善、未利用バイオマスの資源化、循環農業の支援など一次産業の問題解決を国内外で展開中。 -
石澤 敏洋
- 株式会社リバネス 戦略開発事業部 部長
東京大学新領域創成科学研究科にて博士(生命科学)取得。博士課程在学中に約3年間のインターンシップ期間を経験し、2008年に株式会社リバネス入社。大阪事業所所長、戦略開発事業部部長を経て2017年より地域開発事業部 部長。テックプランターの概念を導入することで各地の研究機関から世界へ羽ばたく研究開発型ベンチャーを創出するための地域エコシステム構築を進めている。
スケジュール
TIME | THEME | SPEAKER |
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10:00 |
メイン会場:ホール
開会式 |
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10:20 |
メイン会場:ホール
研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだ超異分野スプラッシュは、研究者やベンチャー、地元事業者らが、90秒間のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者・ベンチャー・地元事業者の知識と熱を浴びながら、熱を持った相手を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター・ブース発表でさらに深い議論へと発展、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。 超異分野スプラッシュの発表者一覧 |
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11:00 |
ポスター・ブース会場:アトリウム
ポスター&ブース コアタイムポスター・ブース一覧を見る |
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12:20 |
昼休憩【12:50】知識製造イグニッション エントリー締切 |
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13:30 |
メイン会場:ホール
【基調講演】大樹型オープンイノベーションによるスマートセンサ開発と社会実装生成AIにより、私たちの社会は劇的に変化することになるでしょう。生成AIのための半導体技術開発が最近の中心的な開発課題となっていますが、センサ技術においても生成AIに向けた新たなイノベーションが進んでいます。センサ技術と半導体集積回路技術が融合することにより、生成AIに向けたマーケットを作り出すことができると考えています。本講演では、バイオセンサ技術とCMOS技術の融合により世界に先駆けて開発したバイオイメージセンサが生まれたきっかけから、現在進めている大樹型オープンイノベーションにより推進しているスマートセンサの開発と社会実装の取り組みについてご紹介させていただきます。 基調講演リリース |
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14:00 |
メイン会場:ホール
【セッション1】豊橋から生み出す農と食と健康の新結合〜地域医療機関とともに考える新たな健康圏〜
農産物を中心とした多様な食の産地であり、成分などの分析ができる豊橋技術科学大学がある豊橋に位置する医療機関豊橋ハートセンターは、農園運営など医療以外の健康に関わる取組みを行なっています。 その豊橋ハートセンターとともにに、域外の健康に関するベンチャー、食と健康について研究を行う大学研究者を招いて、食・農・健康の新しいつながりを生み出すプロジェクトについて議論し、豊橋市内のアカデミアの研究者や地域の企業とも連携したプロジェクト創出の可能性について考えます。 セッションリリース |
【モデレーター】
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14:50 |
休憩 |
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15:10 |
メイン会場:ホール
【特別企画】知識製造イグニッション
当日の対話から生まれた連携プロジェクト案を、プロジェクト発案者がスライド1枚で具体化して当日のピッチセッションで発表していただき、パートナー企業から選ばれたプロジェクト案をリバネスも伴走支援しながら具体化していきます。 本フォーラムでは豊橋市に拠点を置く武蔵精密工業株式会社、ワルツ株式会社の2社が、知識製造イグニッションパートナー企業として参画し、参加者のみなさまからの提案を受けます。さらに、リバネスも提案を受ける1社として加わり、みなさまと議論させていただきます。 知識製造イグニッションへの参加方法について以下に詳細を記載していますので、ご確認の上ぜひご参加ください。12/3までの事前エントリーを活用いただけると、フォーラムに向けてリバネスのスタッフを巻き込んだ動きがスムーズになります。多くの方と議論し、この場から新しい価値の創造ができますと幸いです。 【募集中のテーマ】 ①武蔵精密工業賞:「アグリ・バイオ・ヘルスケア分野の連携募集」 実施企業:武蔵精密工業株式会社 武蔵精密工業株式会社は、微生物制御技術を基盤技術とした、新規事業展開を予定しています。事業領域は、バイオスティミュラント資材を応用した農業分野、発酵技術を応用したヘルスケア分野です。また、DNAメタバーコーディング技術を応用した事業展開も考えております。関連する最先端の技術を持ち、研究開発を行っているベンチャー様、研究者の方々、是非色々とお話をお聞かせください。弊社を含めた様々な研究成果や資産を上手く”クロス”して、大きなシナジーを生み出し、持続可能な地球社会を実現するための新しい高付加価値ソリューションを一緒に創造し、世界を驚かせましょう。 ②ワルツ賞:「食を通じた地域貢献・地域活性化につながる技術」 実施企業:ワルツ株式会社 ワルツ株式会社は昭和27年の創業以来、豊かなカフェ文化の創造に取り組んできました。これまでの歴史を通じてめざしてきたのは、地域とともに着実に成長していける企業です。レギュラーコーヒーの製造機能を持ち、小売店舗の展開や食品の総合商社として、各種商材を飲食店、ホテル等に届ける機能もあります。店舗や商流など我々の持つアセットをフィールドとして、アップサイクルや食を通じた地域活性化につながる共同開発など、新しい価値を生み出しましょう。 ③リバネス賞:「豊橋の研究者、企業、生産者と実現したいプラン」 実施企業:株式会社リバネス リバネス賞では、豊橋市内のプレイヤーと連携した技術開発、製品開発、実証試験を広く受け付けます。フォーラムに参加している豊橋市のプレイヤーとの連携案を膨らませる相手として当日ブースでお待ちしています。豊橋市内のプレイヤーと連携して、科学技術の発展と地球貢献を実現する取り組みを作っていきましょう。 知識製造イグニッションへの参加方法を見る |
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16:00 |
休憩 |
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16:20 |
メイン会場:ホール
【セッション2】循環させれば食品残渣が資源に変わる!〜食品製造現場からはじめる持続可能な未来への第一歩〜
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【モデレーター】
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17:10 |
休憩 |
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17:30 |
メイン会場:ホール
閉会式 |
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18:00 |
ポスター・ブース会場:アトリウム
交流会 |
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