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参加者募集【超異分野学会】人類の共通課題に挑む、これからのヘルステックビジネス/2021年3月5日13:00〜@大田区
2021.03.02リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、パネルディスカッション「人類の共通課題に挑む、これからのヘルステックビジネス」(セッションパートナー:SOMPOホールディングス株式会社)を開催いたします。
日本は高齢化社会と叫ばれて久しく、健康増進や疾病予防、介護分野におけるスタートアップが次々と誕生している。このヘルスケア領域で事業化を目指すアントレプレナーの多くは、自身が直面した深い課題意識に突き動かされ、少なからず誰もが一度は経験するであろう悩みや困りごとを解消するために日々研究開発に取り組んでいる。心身ともに豊かな人生を送ることは人類共通の命題であり、今後日本の現状を追随する国も増えるだろう。それにも関わらず、テクノロジーが社会に実装されるまでの距離は比較的長く、サステイナブルなビジネスへと発展させることは容易ではない。本セッションでは、介護者を支えるためのロボット開発を手がけるabaの宇井氏、認知症改善につながるコミュニケーションロボットを開発するザ・ハーモニーの高橋氏、睡眠テクノロジーで人類の健康に寄与するニューロスペースの小林氏、社内新規事業として高齢者のフレイル解消に取り組むリコーの三谷氏を迎え、これからのヘルステックビジネスの行方についてディスカッションする。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催いたします。詳細はこちら
人類の共通課題に挑む、これからのヘルステックビジネス
日時:2021年3月5日(金)13:00-14:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/
登壇者
ザ・ハーモニー株式会社
代表取締役CEO
髙橋 和也(たかはし かずや)氏
高校卒業後、ファッションデザイナーを志し上京、業界大手に就職。その後、単身イタリアへ。帰国後、起業の資金を貯めるために実家で暮らしながら工場で働く。その時の両親との暮らしの中で介護をアップデートする必要性を強く感じ、「介護に関わる全ての人をハッピーにし、認知症に困らない社会を実現する」をミッションとして、リアル×テクノロジーでミッションの実現に取組んでいる。
リアルでは福岡県飯塚市、田川市、嘉麻市で認知症の介護施設と保育園を運営し、テクノロジーでは認知症患者向けコミュニケーションロボットの開発を行う。
株式会社ニューロスペース
代表取締役CEO
小林 孝徳(こばやし たかのり)氏
自身の睡眠障害の経験をきっかけに、この社会問題を解決すべく2013年にニューロスペースを設立。企業向け睡眠改善プログラムで健康経営や働き方改革を推進する70社以上の企業と1万人以上のビジネスパーソンの睡眠改善をサポート。同時に高精度の睡眠計測、解析技術そして睡眠改善ソリューションのコアテクノロジーを基にパートナー企業と協業しSleepTechビジネスを創出している。
株式会社リコー
ヘルスケア事業本部
三谷 悠貴(みたに ゆうき)氏
2016年に株式会社リコーに就職。それ以来、ヘルスケア事業の研究開発に従事している。物心がついた頃から心の支えとなってくれていた祖父母が、晩年になりできることが限られた中で鬱屈した毎日を過ごしている姿を見て、この人たちにはこういう終わり方をしてほしくないと感じた。現在は、リコー社内で実施する新規事業創出プログラムに参加し、「高齢者が明日を夢見て生きる社会を創造する」ことを目指して、高齢者の歩行能力の維持を補助する新規サービスを開発している。
<モデレーター>
株式会社aba
代表取締役
宇井 吉美(うい よしみ)氏
2011年、千葉工業大学在学中に株式会社abaを設立し、代表取締役に就任。中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となる。その中で得た「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の壮絶な現場を見たことをきっかけとして、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」の製品化に向かう。