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【第9回超異分野学会】第3回細胞農業会議/2020年3月6日17:00〜@大田区

2020.02.14
【第9回超異分野学会】第3回細胞農業会議/2020年3月6日17:00〜@大田区
パネルディスカッション
第3回細胞農業会議
~細胞培養技術が開く培養肉市場の未来~


リバネスが主催する第9回超異分野学会 本大会(2020年3月6-7日(金、土))内で、パネルディスカッション「第3回細胞農業会議~細胞培養技術が開く培養肉市場の未来~」を開催いたします。

第9回超異分野学会本大会 WEB:https://hic.lne.st/conference/hic2020/


 細胞農業とは、従来のように動物を飼育することなく、生物を構成している細胞そのものを、その生物の体外で培養することによって行われる新しい生産の考え方です。これまでの伝統的な農業に比べ環境負荷が小さく、持続可能な食糧生産方式として期待されています。また、細胞農業の技術を応用すれば、食料以外にもさまざまな製品を作り出せる可能性があります。
世界中で細胞農業に関する技術開発が加速する一方で、新規参入する際の指針や技術に対する情報公開や一般理解、生産から流通までの全体を見据えたルール作りなど、細胞農業が社会全体の利益になる形で実現するには解決すべき課題が浮き彫りになってきました。
細胞農業という新しい分野の発展をこれまで以上に加速すべく、今年も層の厚いコラボレーションが実現することを願って本会議を開催いたします。
本セッションでは、アカデミアの先端研究のみならず、細胞農業をとりまくルール形成や消費者需要の観点を交えつつ、細胞農業分野の取り組みについてご紹介いたします。

本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。

申し込み:https://hic.lne.st/conference/hic2020/

 


第3回細胞農業会議~細胞培養技術が開く培養肉市場の未来~

 

日時:2020年3月6日(金)17:00〜18:00
場所:大田区産業プラザPiO(〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20 1F〜4F )
最寄駅:京急蒲田駅
地図:https://www.pio-ota.net/access/

 

<登壇者>

リアルテックファンド 業務執行役グロースマネージャー
Space Food X 代表
小正 瑞季(こまさ みずき) 氏
2008年に慶應義塾大学大学院(バイオインフォマティクス専攻)修了後、三井住友銀行、SMBC日興証券を経て、2015年にリアルテックファンドへ参画。宇宙輸送船、小型レーダー衛星、アバターロボット、食料生産技術、次世代バッテリーなど人類の宇宙進出に必要となる技術を持つベンチャーを幅広く支援する。2019年にJAXAやシグマクシスら50以上の企業等と共に世界初の宇宙食料マーケット共創プログラムSpace Food X を創設し、代表を務める。月面から地球を眺めることと、火星を拠点に自ら生命探査を行うことが目標。一児の父。

 


東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 所長・教授

清水 達也(しみず たつや) 氏
1992年東大医学部卒、循環器内科医師。1999年東京女子医科大学で日本発世界初の技術である細胞シート工学を用いた心筋再生医療の研究を開始。現在、ティッシュエンジニアーとして様々な再生医療、創薬モデルの研究開発を推進。近年、医療に留まることなくティッシュエンジニアリングの食料生産への応用を展開。「夢と信念」がモットー。

 


多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授・前衆議院議員
福田 峰之(ふくだ みねゆき)  氏
1964年生。立教大学社会学部卒。横浜市会議員(2期)、衆議院議員(3期)。内閣府大臣補佐官(マイナンバー担当)、内閣府副大臣(IT・サイバーセキュリティ・知財・科学技術担当)。水素エネルギー政策、デジタル社会政策、都市農業政策等を担う「政策族議員」。ネット献金、仮想通貨クラウドファンディング、政治家によるネットニュースTV設立等、最初にチャレンジすることをモットーにしている。

 


九州大学 博士1年
培養肉研究者の卵
松吉 祐児(まつよし ゆうじ) 氏
Shojinmeat Project九州支部支部長。普段はマウスとラット、時々ザリガニからの筋細胞を実験に用いる博士学生。同時に、「培養肉に対するイスラム教徒の受容性に関する調査研究」を学内共同研究者(寺野梨香講師)と行っており、宗教的観点からも培養肉の社会実装を考案する神主の息子。培養肉生産における宗教的問題点の明確化し、イスラム圏(ハラル市場)へのスムーズな導入を図る。

 

<モデレーター>

特定非営利活動法人日本細胞農業協会 理事
杉崎 麻友(すぎさき まゆ)
北海道大学農学部卒、東京大学大学院修了。東京都内にあるシェアラボBeyond BioLAB TOKYOにおいて、ラボマネージャーとして勤務。2017年よりShojinmeat Projectに参画、オープンソースに研究開発を進める同団体の取り組みに惹かれ、自身も自宅での細胞培養実験を試行。より多くの人に細胞農業の概念を知ってもらうため、細胞農業に関する情報発信を続ける等日本細胞農業協会にて活動している。

------------------------------------------第9回超異分野学会本大会概要-------------------------------------------

大会テーマ:知識製造業の新時代
開催日時:
2020年 3月6日(金) 09:00~18:00(18:00~20:00 懇親会)
2020年 3月7日(土) 09:00~18:00(18:00~20:00 懇親会)
主催:株式会社リバネス
開催場所:大田区産業プラザPiO
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 113,960円(税込)
大会URL:https://hic.lne.st/conference/hic2020/

 


お問合せ
株式会社リバネス 研究開発事業部 (担当 川名、塚越)
E-mail:[email protected]

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