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【第8回超異分野学会】未利用資源を活用した食料生産/2019年3月8日14:40~16:10@新宿
2019.02.12リバネスが主催する第8回超異分野学会 本大会(2019年3月8-9日(金、土))内で、リバネスアグリガレージ研究所によるセッション「未利用資源を活用した食料生産」(セッションパートナー:川崎重工業株式会社)を開催します。
アーステクニカ社は、植繊機*を軸にベンチャーや研究者と連携することでどのようなビジネスが描けるかを議論し、植繊機プロジェクトの加速を目指しています。本セッションでは、「未利用資源を活用した食料生産」というテーマで植繊機プロジェクトの一端をお話するとともに、聴講いただいた大手企業、ベンチャー、生産者の皆様と機器を活用した新しいバイオマスサイクルのプロジェクトの展開を図ります。
*植繊機は、草木類バイオマスを圧縮・混練しながら繊維を解繊・膨潤処理し資源化する装置です。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、ベンチャー、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
未利用資源を活用した食料生産
セッションパートナー 川崎重工業株式会社
日時:2019年3月8日(金)14:40〜16:10
場所:ベルサール新宿グランド(〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー5F)
最寄駅:西新宿駅(丸ノ内線)、都庁前駅(大江戸線)新宿西口駅(大江戸線)、新宿駅(JR線・丸ノ内線・小田急線・京王線・新宿線・大江戸線)
地図:http://bit.ly/2Clyojh
<登壇者>
株式会社アーステクニカ 営業部 環境営業課
萱場 時男(かやば ときお) 氏
草本系の資源化技術として膨潤処理機(商標名‐”植繊機”)を製造し、 自治体の剪定枝資源化設備を展開。草本系の原料を圧縮・混練・解繊・昇温することで性状に大きな変化を起こさせる。今後竹の活用・エリアンサスの活用の前処理技術として展開される事を目指している。
株式会社ファーメンステーション 代表取締役
酒井 里奈(さかい りな) 氏
未使用資源からエタノールと蒸留粕を製造する地域循環システムを展開。米由来のオーガニックエタノールや蒸留粕は化粧品や雑貨の原料として大手化粧品メーカーに販売する他、大手セレクトショップ向けのオリジナル商品の企画販売も実施している。廃棄物ゼロ、小スケールで自立可能な地域循環型システムを国内外に展開していく。現在は米が原料だが、今後は多様な原料を利用して付加価値をつけるプラットフォームを目指す。
有限会社アグリみと
草野 祐一(くさの ゆういち) 氏
「アグリみと」は、島根県益田市美都町を中心に、イチゴ、ベビーリーフ、水稲、水仙、茄子等の農産物の生産と販売を行う農業生産法人。中山間地域での農業生産のため、大規模化での経営効率向上が難しい。また冬場は山陰特有の日照が少なく、積雪もあり、通年での作物生産ができず通年雇用も行いにくい。そのような状況のなか、反収が高く冬場に栽培が可能なイチゴで中山間地域における農業生産の展開を行なっている。
<モデレーター>
株式会社リバネス 研究開発事業部・アグリガレージ研究所 所長
宮内 陽介(みやうち ようすけ) 氏
大学院修士、博士課程において「中国乾燥地におけるダイズの多収栽培技術開発」という研究課題のもと、新疆ウイグル自治区に赴き現地の研究者ともにダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の研究経験を活かし、小中高生と宇宙大豆や国産小麦ゆめちからの栽培研究を行う。現在は、墨田区のアグリガレージ研究所にて、企業やベンチャーとの共同研究も推進する。
------------------------------------------第8回超異分野学会本大会概要-------------------------------------------
大会テーマ:つながる、時間・空間・五感
開催日時:
3月8日(金) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
3月9日(土) 09:00~18:20(18:30~20:00 懇親会)
主催:株式会社リバネス
開催場所:ベルサール新宿グランド
参加費:アカデミアの方・発表者 無料、企業の方 10万円
※パートナー企業および審査員をお引き受けいただける方は無料
大会URL:https://hic.lne.st/2019
大会プログラム(予定、一部抜粋):
3月8日(金)
キーノートスピーチ
TECH PLANTER World Communication
ディープテックセッション(イントロダクトリー/ドローン/フードテック)
リアルテック・ベンチャー・オブ・ザ・イヤー2019表彰式
<パネルディスカッション>
「ヒューマン・ロボット・インタラクションの未来」
「ゲノムと産業とぼくたち 〜ゲノム活用社会への取り組みと展望〜」
「自然との触れ合いによる「心地良い空間」の創造 」
「未利用資源を活用した食料生産」
「創業者にきく、地域エコシステムの真実」
「心センシングとその先へ 〜心理学×テクノロジーが拡張する未来〜 」
「町工場にアイデア相談して良いって知ってました? ースーパーファクトリーが知識を製造する時代へ」
<ショートピッチ>
「テクノロジー・スプラッシュ」(ポスター発表者によるショートピッチ)
3月9日(土)
キーノートスピーチ
リバネス研究費アワード2019
テクノロジーで拡張するおいしさの世界
イノベーションの源流を探る
<パネルディスカッション>
「研究者と企業が新たに作る研究と事業」
「ワクワクで深まる未来の教育 」
「人工知能前提社会におけるヒトの価値とは?〜すべての人が活躍する未来を創造する〜」
「学びの環境のリ・デザイン〜世界の課題を解決できる次世代を育てるには?」
「新しい研究者像を創る~あなたの創造性はどのくらい?~ 」
「医療と研究開発を結ぶ情報エコシステムの実現に向けて」
<シンポジウム>
「2030年全海底域マップ完成への挑戦」
「第2回細胞農業会議 〜実用化が見えてきた!細胞農業・培養肉の最前線〜」