超異分野学会 豊橋フォーラム2025
2025.11.29 [SAT]

超異分野学会 豊橋フォーラム2025

イノベーション実る先端知識の集積地・豊橋 豊橋サイエンスコア
ABOUT
超異分野学会とは

超異分野学会豊橋フォーラムは、豊橋技術科学大学を中心とした地元の研究者、ものづくりや農業系を中心とした地元企業と、域外の研究者、ベンチャー、事業会社が集まる場です。昨年度は 200 名を超える多様なバックグラウンドの人々が集まり、議論が行われました。
市内に本拠地をおく企業とベンチャーとの連携、豊橋技術科学大学の研究者と域外との連携案を、当日この場で作り出す知識製造イグニッションや、豊橋エリアのアカデミア、地元企業の知識や技術を知ることのできるポスターセッション、パネルセッションを企画し、みなさまの参加をお待ちしています。

昨年度の様子はこちら

【実施報告】2024年12月14日(土)超異分野学会2024 豊橋フォーラムを開催しました

日程
2025年11月29日(土)10:30~17:30
場所
豊橋サイエンスコア
愛知県豊橋市西幸町字浜池333-9
ACCESS
主催
株式会社サイエンス・クリエイト(豊橋市補助事業)、株式会社リバネス、豊橋技術科学大学、東三河スタートアップ推進協議会
参加対象者
アカデミア、地元事業者、ベンチャー、大企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生 etc
関連キーワード
ものづくり、フードテック、ヘルスケア、医工連携、ロボティクス、まちづくり、空間設計、コミュニケーション、微生物、植物、バイオマス、藻類、素材、農業資材、エネルギー、宇宙
REGISTRATION

聴講チケット

超異分野学会豊橋フォーラムでは、地元事業者、アカデミア、ベンチャー、大企業、中堅・中小企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。

  • 受付管理のため、ご来場予定の方は、事前に聴講チケット(無料)をお求めください。
  • ポスター発表・ブース出展の代表者の方は、聴講チケットの取得は不要です。なお、共同研究者や同伴者の方は聴講チケットをお求めください。
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PROGRAM

スピーカー

  • 荒川 史博
    荒川 史博
    • 日本ハム株式会社 中央研究所 次長
    筑波大学大学院を2000年に修了後、食品メーカーにて低アレルゲン色素の開発と品質評価に従事しました。この期間中、遺伝子組換え食品および食物アレルゲンの検査法の策定に参画し、食品安全の向上に貢献しました。2009年には日本ハム株式会社中央研究所へ転職し、動物用医薬品や農薬,微生物といった様々な食品衛生分野の研究に従事。現在、社内での検査業務と並行して、ISO/IEC 17025の規格に準じた検査部門の管理及びグループ企業内への水平展開を推進し、国際基準に基づく品質管理の強化に努めています。食品衛生の専門家として、常に最新の技術と知識を追求し、安全で高品質な食品の提供を目指しています。
  • 柴田 隆行
    柴田 隆行
    • 豊橋技術科学大学 機械工学系 教授
    北海道大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。マイクロ・ナノ加工技術を基盤としたMEMS/NEMSデバイスの開発、およびラボ・オン・チップ(Lab-on-a-Chip)技術の研究に従事。微細加工技術を応用したマイクロ流体デバイスやバイオマイクロデバイスの創出を通じて、医療・食品・農業・環境分野への応用展開を進めている。精密工学会、日本機械学会、電気学会などに所属し、マイクロデバイスとバイオ応用の融合領域で多くの研究成果を発表している。
  • 髙橋 宏之
    髙橋 宏之
    • 株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長
    2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせて新たな知識を生み出す場「超異分野学会」や、知識製造を行うリアルなラボの立ち上げなど研究開発の種を生み出す動きを仕掛けている。
  • 長 伸明
    長 伸明
    • 株式会社リバネス ものづくり研究センター センター長
    大阪大学大学院知能機能創成工学専攻修了(工学修士)。2016年株式会社リバネスへ入社。国内外の各種ベンチャーの構想設計・プロトタイピング〜量産に至るまでの製造の伴走を行う。併せて、大企業とベンチャーとの連携や中小企業とベンチャーによる事業創出などにも携わっている。
  • 野田 俊彦
    野田 俊彦
    • 豊橋技術科学大学 次世代半導体・センサ科学研究所(IRES2) 准教授
    CMOS集積回路技術を基盤とする医療用インテリジェントセンサの研究により豊橋技術科学大学にて博士(工学)の学位を取得。その後,奈良先端科学技術大学院大学の助教として,生体埋め込み型の人工視覚デバイス(視覚補綴医療機器)の研究開発に従事した。これらのCMOS集積化デバイスの研究開発で得た知見をもとに,現在は豊橋技術科学大学の准教授として,においをデジタル化するセンサや植物に刺入するスマート農業用センサの研究開発を推進している。幅広く情報をとらえる計測概念「ブロードセンシング」を提唱し,独自の集積化センサを設計。学内でCMOS集積回路を試作できる稀有な研究施設を活用して,その実証を進めている。
  • 和田 恒一郎
    和田 恒一郎
    • 株式会社ツジデン 取締役フィルム事業部長
    1995年慶應義塾大学法学部卒業。金融機関に勤務後、2002年株式会社ツジデン入社。光学フィルム担当として主にディスプレイ・センサー関連の顧客向けの営業/開発営業として経験を積む。現在はフィルム事業責任者。独自の高精細造形技術を応用し、食品市場等、従来の家電市場以外向けの製品開発を推進中。

スケジュール

TIME THEME SPEAKER
10:30 メイン会場:ホール

開会式

10:50 研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ
「超異分野スプラッシュ」 メイン会場:ホール

研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」

「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだ超異分野スプラッシュは、研究者やベンチャー、地元事業者らが、90秒間のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者・ベンチャー・地元事業者の知識と熱を浴びながら、熱を持った相手を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター・ブース発表でさらに深い議論へと発展、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。
11:40 ポスター・ブース会場:アトリウム

ポスター・ブース コアタイム(80分間)

〈コアタイム〉
以下の時間がコアタイムとなります。発表者の方は、ポスター・ブース前でご対応をお願いいたします。
11:40-12:20 奇数番(40分間)
12:20-13:00 偶数番(40分間)
13:00

昼休憩

13:50 【セッション1】ワンチップ迅速診断技術の社会実装を加速する
〜製品化のためのチーム作りと用途探索〜 メイン会場:ホール

【セッション1】ワンチップ迅速診断技術の社会実装を加速する 〜製品化のためのチーム作りと用途探索〜

セッションパートナー:
株式会社ツジデン
豊橋技術科学大学・柴田隆行教授が推進する、マイクロ流路チップによる迅速診断技術を紹介します。LAMP法を応用し、分注・計量・反応・検出を1枚の樹脂フィルム上で完結させるこの技術は、株式会社ツジデンと共に、ロールtoロール量産可能なマイクロ流路フィルムチップとして開発が進行中です。医療・食品・農業など多分野で「現場完結型DNA診断」の実現が期待され、食品製造現場ではアレルゲン・微生物の即時検知や工程短縮、検査データの自動記録による品質保証の高度化を可能にします。本セッションでは、食品企業・製造企業・大学研究者それぞれの視点から、この技術の社会実装の可能性を共に検討します。 セッションリリース
  • 柴田 隆行 (豊橋技術科学大学)
  • 和田 恒一郎 (株式会社ツジデン)
  • 荒川 史博 (日本ハム株式会社)

【モデレーター】

  • 長 伸明 (株式会社リバネス)
14:40

休憩

14:50 メイン会場:ホール

【セッション2】「人に見えない」を見えるに変える半導体技術 〜可視化がもたらす健康、農業、インフラ点検の新しい価値〜

セッションパートナー:
豊橋技術科学大学 次世代半導体・センサ科学研究所(IRES2
15:40

休憩

15:50 知識製造イグニッション メイン会場:ホール

知識製造イグニッション

セッションパートナー:
豊橋技術科学大学、Floatmeal株式会社
知識製造イグニッション(イグニッション:点火、着火)は、現場に集まる異分野の研究者やベンチャー、事業会社、生産者どうしで行うプロジェクトプロトタイピングのプログラムです。
当日の対話から生まれた連携プロジェクト案を、プロジェクト発案者がスライド1枚で具体化して当日のピッチセッションで発表していただき、パートナー企業から選ばれたプロジェクト案をリバネスも伴走支援しながら具体化していきます。

本フォーラムでは豊橋技術科学大学の研究者とFloatmeal株式会社が、イグニッションパートナーとして参画し、参加者のみなさまからの提案を受けます。

知識製造イグニッションへの参加方法について以下に詳細を記載していますので、ご確認の上ぜひご参加ください。11/24までの事前エントリーを活用いただけると、フォーラムに向けてリバネスのスタッフを巻き込んだ動きがスムーズになります。多くの方と議論し、この場から新しい価値の創造ができますと幸いです。

【募集中のテーマ】
①豊橋技科大 スマートシティ/スマートファクトリー賞
「“いつ・どこ”がわかるから生まれる新サービス――10cm級位置推定VGMの活用」
イグニッションパートナー:豊橋技術科学大学
機械工学系 准教授 高橋淳二先生


②豊橋技科大 スマートアグリ/マルチモーダルセンシング賞
「“人に見えない何か”を見える化することで社会を変える共創アイデア」
イグニッションパートナー:豊橋技術科学大学
次世代半導体・センサ科学研究所 准教授 野田俊彦先生


③Floatmeal賞
「高タンパクで多様な栄養素を含む食用ウキクサの生産、収穫、加工、活用につながるアイデア」
イグニッションパートナー:Floatmeal株式会社

知識製造イグニッションの参加方法とテーマの詳細はこちら
16:45

休憩

17:00 メイン会場:ホール

閉会式

17:20

交流タイム

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