2024.12.14 [SAT]
超異分野学会2024 豊橋フォーラム
知の融合が生み出す豊橋発の創造力 豊橋サイエンスコア
ABOUT
開催概要
- 超異分野学会とは
2022年に始まった超異分野学会豊橋フォーラムでは、これまでに地元企業や地元大学と域外の研究者、ベンチャー、事業会社との連携を生み出すための仕掛けを考え、実践し、取り組みを続けてきました。その中で豊橋というエリアが持っている研究力、技術力、伝統、新しいことを仕掛けようとしている企業の人の思いなど様々な発見をしてきました。例えば、動植物園が大学と連携してプロジェクトが生まれるといった他のエリアではない事例も生まれてきています。
3年目を迎える今回は、見出してきた豊橋のポテンシャルをさらに顕在化させ、豊橋エリアの大学や企業と域外との連携を生み出していく取り組みとして展開してまいります。【お知らせ】
〈臨時シャトルバスの運行について〉
JR豊橋駅前〜豊橋サイエンスコア間の臨時シャトルバス(無料)を運行いたします。
詳しくは、参加者へのご案内(全参加者向けご案内)をご参照ください。①当日朝(開会前)
・09:15 豊橋駅前発 → 09:45頃 豊橋サイエンスコア着
・10:10 豊橋駅前発 → 10:40頃 豊橋サイエンスコア着
②当日夜(閉会後)
・17:40 豊橋サイエンスコア発 → 18:10頃 豊橋駅前着- 日程
- 2024年12月14日(土)10:30~17:30
- 場所
-
豊橋サイエンスコア
愛知県豊橋市西幸町字浜池333-9 ACCESS - 主催
- 株式会社サイエンス・クリエイト(豊橋市補助事業)、株式会社リバネス、豊橋技術科学大学、東三河スタートアップ推進協議会
- 参加対象者
- アカデミア、地元事業者、ベンチャー、大企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生 etc
- 関連キーワード
- ものづくり、フードテック、ヘルスケア、医工連携、ロボティクス、まちづくり、空間設計、コミュニケーション、微生物、植物、バイオマス、藻類、素材、農業資材、エネルギー、宇宙
タイムテーブル
TIME | メイン会場:ホール | ポスター・ブース会場:アトリウム |
---|---|---|
10:30 | 開会式 | |
10:50 | 研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」 | |
11:45 | ポスター・ブース コアタイム(70分間) | |
12:55 | 昼休憩 | |
13:45 | 【セッション1】豊かな海づくりから考えるサステナブルな地域産業 | |
14:30 | 休憩 | |
14:40 | 【セッション2】異分野連携で見直す既存ビジネス 〜ヒトはなぜコーヒーを“淹れる”のか〜 | |
15:25 | 休憩 | |
15:35 | 【特別企画】知識製造イグニッション | |
16:30 | 休憩 | |
16:40 | 閉会式 | |
17:00 | 交流会 |
PROGRAM
プログラム
セッションリスト
スピーカー
-
小林 重仁
- ワルツ株式会社 営業企画グループ
愛知県豊川市出身。
1999年ワルツ株式会社に入社。自社製造商品のコーヒー、自社輸入商品の紅茶を全国への流通拡大業務に従事。
2021年より成長戦略部(現営業企画G)にて地域連携やスタートアップ企業との連携を模索しながら地域貢献、社会貢献に繋がる新規事業開発を推進。 -
川上 浩司
- 京都先端科学大学 工学部 教授
京都大学工学部,同大学院工学研究科で第2次ブームのAI研究.博士(工学).岡山大学助教を経て1998年から京都大学情報学研究科の助教授(後に准教授),不便益(不便の効用)を指針とするシステムデザイン論の研究開始.京都大学デザイン学ユニット(後に情報学研究科)特定教授を経て京都先端科学大学工学部教授,現在に至る.著書に『不便益という発想』(2017)『不便益のススメ』(2019)など.計測自動制御学会などで論文賞や出版賞受賞(1991,2003,2010,2013,2014,2018,2020). -
小林 彰人
- 日本工学院八王子専門学校 ITカレッジAIシステム科
室蘭工業大学 機械システム工学科卒業後、筑波大学大学院にて博士号(工学)を取得。感性工学や機械学習を活用し、電気特性を利用した食品の品質評価の研究に従事。食品工場設計や飲食店での実務経験を通じ、現場で使いやすく、安価で堅実なセンサーの必要性を実感。
現在は日本工学院八王子専門学校AIシステム科で教員として活動しながら、パーソナル味覚センサーの研究開発に取り組む。
フードテックグランプリ2024最優秀賞およびUnlocX賞受賞。近日、味覚のデジタル化と共有を目指し「DigiTaste」を起業予定。 -
石澤 敏洋
- 株式会社リバネス 戦略開発事業部 部長
東京大学新領域創成科学研究科にて博士(生命科学)取得。博士課程在学中に約3年間のインターンシップ期間を経験し、2008年に株式会社リバネス入社。大阪事業所所長、戦略開発事業部部長を経て2017年より地域開発事業部 部長。テックプランターの概念を導入することで各地の研究機関から世界へ羽ばたく研究開発型ベンチャーを創出するための地域エコシステム構築を進めている。 -
竹内 四季
- 株式会社イノカ 取締役COO
1994年生まれ。鹿児島県出身。東京大学経済学部卒業。学生時代は障がい者雇用に関する先進企業事例を研究し、社会起業家を志す。人材系メガベンチャーでの営業経験を経て、2020年2月にCOOとしてイノカに合流し、事業開発・パブリックリレーションズ全般を管掌。環境省 ISO/TC331(生物多様性)国内審議委員会 委員。将来の夢は「次世代の社会経済システム構築に寄与すること / “ブルーエコノミーの父“」。好きな映画は『オーシャンズ11』 -
大熊 康丈
- マルシメ株式会社 代表取締役社長
1969年豊橋市生まれ。
大学卒業までほぼ東京で育ち、ゼネコンへ就職、山岳トンネルの現場で「飯場暮らし」も経験し、フリーランスの世界へ。
NPOを使い「ゼネコン不要の建設工事」を実現すべく、「CM+分離発注」の実証活動を行いながら「サスティナブルの原点」ともいえるジェノバサミットの影響を受け、地域通貨、延いてはサステナビリティの本質にのめり込む。
その後、事業再生コンサルとして「事業承継」を通じて「事業の持続可能性」に関与、結果、2022年7月から親戚の家業の事業承継の当事者として今に至る。 -
大砂 百恵
- 小樽商科大学 商学部 2年生/株式会社e-Combu 代表取締役CEO
2003年北海道生まれ。2019年にアメリカロサンゼルスに留学。現地で遭遇した社会のギャップに衝撃を受け、ソーシャルビジネスに興味を持つ。2022年に小樽商科大学に進学し、マーケティングなどを学ぶかたわらで、人材育成プログラムEzofrogs内で、e-Combuを結成。北海道文教大学の宮下和夫氏らとともに、北海道の浜に打ち寄せられる昆布から牛のメタン排出を削減できる飼料添加物の開発と事業化に取り組む。 -
丸 幸弘
- 株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO
東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程修了、博士(農学)。2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「科学出前実験教室」をビジネス化。異分野の技術や知識を組み合わせて新たな事業を創る「知識製造業」を営む。アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープイシューを発掘し、地球規模の課題解決に取り組む。ユーグレナをはじめとする多数のベンチャーの立上げにも携わる。
スケジュール
TIME | THEME | SPEAKER |
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10:30 |
メイン会場:ホール
開会式 |
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10:50 |
メイン会場:ホール
研究者・ベンチャー・地元事業者による超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだ超異分野スプラッシュは、研究者やベンチャー、地元事業者らが、70秒間のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者・ベンチャー・地元事業者の知識と熱を浴びながら、熱を持った相手を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター・ブース発表でさらに深い議論へと発展、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。 発表者一覧を見る |
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11:45 |
ポスター・ブース会場:アトリウム
ポスター・ブース コアタイム(70分間)今回は過去最多となる72件のポスター・ブース発表(研究発表・事業紹介)が域内外から集まりました。ここから多くの新しいアイデアや知識を生み、研究や事業をさらに加速させていきましょう。〈コアタイム〉 以下の時間がコアタイムとなります。発表者の方は、ポスター・ブース前でご対応をお願いいたします。 11:45-12:20 奇数番(35分間) 12:20-12:55 偶数番(35分間) ポスター・ブース演題一覧を見る |
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12:55 |
昼休憩 |
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13:45 |
メイン会場:ホール
【セッション1】豊かな海づくりから考えるサステナブルな地域産業
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【モデレーター】
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14:30 |
休憩 |
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14:40 |
メイン会場:ホール
【セッション2】異分野連携で見直す既存ビジネス 〜ヒトはなぜコーヒーを“淹れる”のか〜
確立されたサービスやプロダクトに新たな視点を持ち込むことで、新事業を創出する。なかなか成果のイメージがつきにくい段階から、新たな一歩を踏み出すことができたワルツの事例を、新たな登壇者との議論から紐解きながら、イノベーションを生み出すための重要なポイントを探ります。 セッションリリース |
【モデレーター】
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15:25 |
休憩 |
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15:35 |
メイン会場:ホール
【特別企画】知識製造イグニッション
当日の対話から生まれた連携プロジェクト案を、プロジェクト発案者がスライド1枚で具体化して当日のピッチセッションで発表していただき、パートナー企業から選ばれたプロジェクト案をリバネスも伴走支援しながら具体化していきます。 本フォーラムではイノチオホールディングス株式会社、中部電力株式会社、武蔵精密工業株式会社の3社が、イグニッションパートナー企業として参画し、参加者のみなさまからの提案を受けます。 知識製造イグニッションへの参加方法について以下に詳細を記載していますので、ご確認の上ぜひご参加ください。12/8までの事前エントリーを活用いただけると、フォーラムに向けてリバネスのスタッフを巻き込んだ動きがスムーズになります。多くの方と議論し、この場から新しい価値の創造ができますと幸いです。 【募集中のテーマ】 ①イノチオ賞:「農業における診断分析事業分野の連携募集」 実施企業:イノチオホールディングス株式会社 イノチオ中央農業研究所では、農業総合支援企業として、農業に関わる技術・商品の研究・開発に取り組んでいます。今回は現在実施している病害虫診断、土壌診断分析領域で3つの事業分野での事業加速化・新規事業展開を検討しています。 ① 土壌物理性診断技術 ② 病害虫・植物遺伝子診断(キット開発を含む) ③ 検査機器と連動したBtoB農作物オンライン診断および処方箋提供システム 上記分野で関連する最先端の技術を持ち、研究開発を行っているベンチャー様、研究者の方々、是非色々とご提案ください。一緒に農業の新しい未来を創りましょう! ②中部電力賞:「環境負荷低減・資源循環の農業につながるアイデア」 実施企業:中部電力株式会社 中部電力株式会社の事業創造本部では、農業を食糧インフラ事業と考え、次世代につなぐ事業の創造を目指しております。我々は地域の農業現場の方達とのやり取りの中から、「気候変動リスクに対応する低環境負荷や省資源」と「水や資源の循環型社会」につながる知識や技術、体系を持つ方と力を合わせることが必要不可欠と考えております。中部電力が持つ地域に根付く事業基盤とみなさまが持つ技術、システム、場、設備機器、想いを組み合わせて、世界のモデルケースとなる農業に、チャレンジしていきましょう。 ③武蔵精密工業賞:「微生物を利用した製品開発につながるアイデア」 実施企業:武蔵精密工業株式会社 武蔵精密工業株式会社 植物バイオ事業部は、武蔵精密工業の新規事業部門として2022年9月に設立された少数精鋭のチームです。「東三河の植物とバイオ技術のチカラで、人生100年時代を健やかに、いつまでも自然豊かな地球社会を。」をミッションに、大学との共同研究やベンチャー企業との協業を積極的に行いながら、社会に貢献する新商品の開発に取り組んでいます。 私たちはこれまでに、微生物に着目した研究も行ってきました。それをさらに具体化すべく、今回は「微生物」に着目した製品アイデアを募集します。 すでに取り組まれている研究や所有されている技術の活用案、アイデアのみでも大丈夫です。製品開発までの一連の取り組みをご一緒できる方も大歓迎です。 みなさまからのユニークなご提案を楽しみにしています。ぜひ、新たなチャレンジをご一緒しましょう! 知識製造イグニッションへの参加方法を見る |
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16:30 |
休憩 |
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16:40 |
メイン会場:ホール
閉会式 |
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17:00 |
ポスター・ブース会場:アトリウム
交流会 |
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