JOURNEY

沿革

2002年、「超異分野であれ」をスローガンに立ち上げた「超異分野交流会」という場は、2012年には参加研究者数や分野の増加をきっかけに「超異分野学会」へと改組し、2019年には世界各国で毎年開催する国際学会「Hyper Interdisciplinary Conference」へと発展しました。
次に進化すべきは、私たち研究者です。研究者が率先して 「Hyper Interdisciplinary Communication」を行うことで、あらゆる垣根を超えて、知識がつながり、世界を変える新たな研究テーマを立ち上げます。そのためのプラットフォームが「HIC」です。

沿革
2002

「超異分野交流会」開始

超異分野学会の前身となる「超異分野交流会」は、小さなカフェで始まりました。さまざまな専門の大学院生たちが集まり、自分の研究がいかにおもしろいかを、異分野の仲間に語り合ったのです。
2011

「リバネス研究費」合流

「リバネス研究費」の採択者が参加し、参加人数と専門分野が拡大しました。

リバネス研究費(2008~)

「同世代の若手研究者の研究活動を活性化しよう。」その想いで始まった若手研究者向け研究助成制度。今も数多くの企業に支えられ、若手研究者への支援を継続しています。
2012

「超異分野学会」として改組

2014

「TECH PLANTER」合流

「TECH PLANTER」コミュニティから数々のベンチャー創業者が参加。基礎研究から事業化まで、科学技術のあらゆるフェーズの議論が起こる場へと発展しました。

TECH PLANTER(2013~)

大学で生まれた研究成果が、なかなか社会に実装できない。その課題を解決すべく立ち上がったTECH PLANTERは、多数のパートナーに支えられ、リアルテックベンチャーの巣立ちを後押ししています。
2015

域外から知識が集まる「FORUM」の開始

域外から地域に新たな知識を携えた研究者が集まる「FORUM/フォーラム」は、超異分野学会 沖縄分科会として産声をあげました。以来、日本全国や海外の様々な地域に活動が広がっています。
2017

国際学会への進化

東京で毎年開催する超異分野学会に、海外からのスピーカーを招き入れ、国境や言語の違いを超えた議論が起こるようになりました。
2019

海外開催へと発展

マレーシアで海外初開催となった「Hyper Interdisciplinary Conference」は、現在ではマレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムの東南アジア6カ国で毎年開催しています。
2023

分野特化型「SUMMIT」の開始

一点突破の専門性で参加者の視座を揃え、新たな研究分野をつくり出す「SUMMIT」はマレーシアでの「Global Algae Summit」の開催を皮切りにした、HIC初となる東南アジア発のコンテンツが生まれました。
2025

HIC:研究者がリーダーとして世界を変えるということ

場としてのConferenceからCommunicationへとHICの「C」の意味が変化することで、「HIC」は、研究者がリーダーとなって、科学技術に関わるあらゆる場面において、垣根を超え、知識をつなげ、世界を変える新たな研究テーマを立ち上げるためのプラットフォームにアップデートされました。
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