- お知らせ
- 超異分野学会
【超異分野学会 大阪大会2022】特別企画:Knowledge Manufacturing Ignitionを実施しました!
2022.09.13
超異分野学会 大阪大会2022(2022年8月27日(土))では分野を超えた研究者・ベンチャーの繋がりを生み出し、プロジェクトを生み出していくことを目的として、特別企画「Knowledge Manufacturing Ignition(ナレッジ・マニュファクチャリング・イグニッション)」(パートナー:株式会社フォーカスシステムズ )を実施いたしました。
学会当日「テクノロジー・スプラッシュ」や「ポスター&ブース コアタイム」の時間を活用して2名以上のチームが知識を衝突させて連携仮説を生み出し、その研究アイデアを応募。本企画を通して、全10件22名による申請アイデアが集まりました。
申請アイデアの中から以下3チームに「Knowledge Mafacturing Ignition フォーカスシステムズ賞」が授与されました。
連携テーマ:CO2削減に貢献する循環型畜産システムの検討
代表者:大阪大学大学院 網貴裕氏
「温室効果ガスの選択的分離を指向したオール有機の多孔質材料」
共同申請者:環境大善株式会社 加藤 勇太氏
「家畜排せつ物由来の液体有機肥料の施肥効果と作用機序解明に向けた調査」
授与者:株式会社フォーカスシステムズ 中村 和人氏
連携テーマ:浮遊細菌捕集ドローンを用いた都市の未開拓地の微生物ダークマターの解明
代表者:名古屋大学 河合 貴哉氏
「バイオエアロゾル解析に向けた浮遊細菌捕集デバイスの開発」
共同申請者:株式会社BIOTA 伊藤 光平氏
「微生物との共生でデザインする持続可能で健康な空間づくり」
授与者:株式会社フォーカスシステムズ 祷 瞭 氏
連携テーマ:ミミズとカエルとアナゴの循環養殖
代表者:赤木知裕 和歌山県工業技術センター
「生餌となる水生ミミズの培養」
共同申請者:中山 仁助氏
「活媛あなごブランドの復活と代替魚粉の研究開発」
株式会社ヒューマノーム研究所 落合 恵理香 氏
「みんなで作ろうユーグレナAI!」
授与者:株式会社フォーカスシステムズ 大島 有香 氏
当日セッションの中では、受賞者による研究アイデアの発表を行いました。また、第58回 フォーカスシステムズ超異分野賞の設置についても発表を行いました。
<第58回 フォーカスシステムズ超異分野賞>
募集テーマ:超異分野連携でスマート社会の実現を目指すあらゆる研究
異分野連携により創出する新規性の高いテーマを募集します。 掛け合わせる対象分野は、環境、エネルギー、資源、ものづくり、IoT、ロボティクス、モビリティ、人工知能、交通、医療、介護、ヘルスケア、バイオ、農業、海洋開発、食品、防災、アフターコロナ等を想定しますが、この限りではありません。
採択件数:若干名
助成内容:研究費50万円
応募締切:2022年10月31日(月)18:00まで
エントリー:https://r.lne.st/grant/58-focus/
超異分野学会は、研究者やベンチャー、事業会社とのつながりの中で世界を変える新たなプロジェクトが生まれる仕掛けとして、今後とも発展していきます。
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社リバネス 研究開発事業部
担当 株式会社リバネス 中嶋、小山
[email protected]