2026.01.15 [THU]
超異分野学会 愛知フォーラム2026
do more crossovers. 越境の最大地点へ。 STATION Ai
ABOUT
開催概要
- 日程
- 2026年1月15日(木)09:30~18:00
- 場所
-
STATION Ai
愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2−32 ACCESS - 主催
- CoLORS PROGRAM 推進事業者:株式会社リバネス ※本プログラムは、愛知県が主催するスタートアップ・エコシステムのダイバーシティを推進する事業 “CoLORS” の一環として実施しています。スタートアップ・ダイバーシティ推進事業「CoLORS」 主催:愛知県、運営:フォースタートアップス株式会社
- 参加対象者
- アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生 etc
REGISTRATION
参加登録
聴講チケット
超異分野学会 愛知フォーラムでは、アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。
- 受付管理のため、ご来場予定の方は、事前に聴講チケット(無料)をお求めください。
- ポスター発表・ブース出展の代表者の方は、聴講チケットの取得は不要です。なお、共同研究者や同伴者の方は聴講チケットをお求めください。
PROGRAM
プログラム
セッションリスト
スピーカー
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山内 悠輔
- 名古屋大学 大学院工学研究科 教授
名古屋大学大学院 工学研究科 教授。早稲田大学にて博士(工学)を取得後、物質・材料研究機構(NIMS)やオーストラリア・クイーンズランド大学で研究・教育に従事。無機ナノ材料・多孔体化学を専門とし、金属ナノ多孔体や多元素ハイエントロピー合金多孔体の創製など、ナノアーキテクトニクス分野を国際的に牽引する研究者。世界に先駆けた材料設計手法を多数発表し、エネルギー変換・触媒・電池材料への応用研究を主導している。2023年、名古屋大学「卓越教授」に着任。産学官連携を通じて無機多孔体材料の新たな応用領域を切り拓いている。 -
山田 豊久
- 株式会社山田商会ホールディング 代表取締役社長
1979年10月生まれ。東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻修了。工学修士。幼いころからエネルギー問題に関心が強く、学生時代は燃料電池や燃焼について研究。2004年ガス工事の株式会社山田商会に入社。2020年5月代表取締役社長、2022年5月より株式会社山田商会ホールディング代表取締役社長を兼務。エンジニアリングの力で、エネルギー・インフラ・農林水産・住環境の4分野についてレジリエンスの向上を目指す。 -
松浦 孝英
- 株式会社テラ・ラボ 代表取締役
1975年愛知県生まれ。20代でITベンチャーを起業後、社会事業に転向。2007年から中部大学職員として学生支援などを行い、2016年からは同大学国際GISセンターの研究員として長距離無人航空機の研究開発に着手。2014年にテララボを設立し、災害対策用ドローンの開発や広域災害対策オペレーションシステムなどの事業を手掛ける。 -
後藤 拓也
- 株式会社Helical Fusion 共同創業者・副CTO
専門は核融合炉システム設計。ヘリカル型核融合炉用システムコードを開発。ヘリカル型の他、トカマク型やレーザー型の概念設計の経験も有する。核融合科学研究所 / 総合研究大学院大学助教を経て株式会社Helical Fusionを共同創業。東京大学大学院博士課程修了。東京大学博士(科学)。
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赤熊 佑太
- 株式会社ナチュラニクス Managing Director, COO
商社から大手メーカーに出向し、タイに駐在後、独立。精密ハンダの技術会社、酒類の輸入販売、大手メーカー向けの品質管理アウトソーシング会社などを連続して創業、売却。その後は、タイの財閥に所属し、外資系などとの自動車内装部品製造JVのボードメンバーを歴任。リチウムイオン電池関連ディープテックスタートアップでNASDAQ上場も経験。茨城県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業、チュラロンコーン大学タイ語講座修了。Young FTI第一期生。 -
長谷 享治
- 長谷虎紡績株式会社 代表取締役社長
岐阜県出身。2003年3月に麗澤大学を卒業。同年4月、長谷虎紡績株式会社に入社。大阪支店や中国の子会社社長を経て2019年12月、5代目として長谷虎グループの代表取締役社長に就任。2021年にはファッション・ビューティ業界の次世代を担う『WWD JAPANネクスト リーダー』10人に選出される。最先端の素材開発に注力し、メード・イン・ジャパンの復興に挑戦し続けている。 -
長曽我部 竣也
- FiberCraze株式会社 代表取締役社長
1997年愛知県一宮市生まれ。5歳からプロを目指して17年間サッカーに熱中する。大学で研究した技術の大きな可能性を感じ、23歳で先生とともに会社を創業。「世界が誇る素材を創る」をミッションに掲げ、繊維のものづくり技術を結集して蚊などの媒介虫による感染症課題の解決や、常温染色可能な素材の開発を行う。2023年Forbes JAPAN 30 Under 30に選出。
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高田 智彦
- OKB大垣共立銀行 法人営業部 オープンイノベーション創出支援拠点「OKB SCLAMB」プロジェクトディレクター
OKB営業店勤務を経て、名古屋テレビへ出向。その後、広報部に赴任し、CM・PR動画制作やプレス等の広報業務を担当。2018年10月より、法人営業部メディカルチームに赴任し、医療・介護分野の開業支援・建替え支援やM&Aなど業務に5年半従事したのちに現職に就任。現在は、2024年4月より岐阜大学内に開設したオープンイノベーション創出支援拠点「OKB SCLAMB」で地域のオープンイノベーション創出支援に従事。 -
丸 幸弘
- 株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO
博士(農学)。2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステムを構築し、世界中のベンチャー企業や事業会社、大学、金融機関等と共に地球規模の課題解決に取り組む。株式会社ユーグレナをはじめとする70社以上のベンチャー企業の立ち上げや、東南アジアの海外子会社を含む30社のグループ会社の経営を担う。
スケジュール
| TIME | THEME | SPEAKER |
|---|---|---|
| 09:30 |
大会議室
開会式 |
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| 09:45 |
大会議室
研究者・ベンチャーによる超異分野ピッチ 「超異分野スプラッシュ」「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだ超異分野スプラッシュは、研究者やベンチャー、地元事業者らが、70秒間のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者・ベンチャー・地元事業者の知識と熱を浴びながら、熱を持った相手を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター・ブース発表でさらに深い議論へと発展、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。 |
|
| 10:45 |
イベントスペース
ポスター・ブース コアタイム(60分間) |
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| 11:45 |
昼休憩/知識製造イグニッションワークショップ(11:55-12:35) |
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| 12:45 |
大会議室
【基調講演】ナノ空間が拓く材料科学の未来-多孔体がつなぐエネルギー・環境・生命科学-ナノスケールで“空間”を設計する多孔体材料は、触媒、エネルギー変換、センシング、生体材料など、多様な領域を横断する基盤技術として急速に進化しています。本講演では、山内教授が世界で初めて合成に成功した多元素ハイエントロピー多孔体や金属ナノ多孔体の最新研究を紹介いただきながら、多孔体が生み出す特異な機能がエネルギー、環境、バイオ・医療分野にいかに革新をもたらすのかを探ります。講演を通じて、異分野融合研究の可能性と、産学官連携による社会実装の未来像を共有します。 セッションリリース |
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| 13:05 |
休憩 |
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| 13:15 |
大会議室
【セッション1】ディープテックとの連携で実現する、まちと暮らしのレジリエンス
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【モデレーター】
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| 14:05 |
休憩 |
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| 14:25 |
大会議室
【セッション2】大学発クロスオーバーセッション |
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| 15:15 |
休憩 |
|
| 15:35 |
大会議室
【セッション3】東海地域から世界進出する大学発ベンチャーと支援エコシステムのあり方
本セッションでは、大学発ベンチャーが地域の中でどのように価値を生み、地域企業と共創しながら海外展開を実現していけるのか、また、地域銀行が果たすべき役割として、単なる資金提供にとどまらず、事業開発支援やネットワーク形成を通じた「伴走型支援」の可能性にも焦点を当てます。産学官金が一体となり、東海から世界へと挑戦する大学発ベンチャーを支えるエコシステムのあり方を多角的に議論します。 セッションリリース |
【モデレーター】
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| 16:25 |
休憩 |
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| 16:35 |
大会議室
知識製造イグニッション
当日の対話から生まれた連携プロジェクト案を、プロジェクト発案者がスライド1枚で具体化して当日のピッチセッションで発表していただき、パートナー企業から選ばれたプロジェクト案をリバネスも伴走支援しながら具体化していきます。 <募集テーマ> ①大冷工業賞 工場内に溜まる熱や湿気の捕捉・移動・回収・再利用 〜異分野の技術で、工場環境に新たな価値をもたらす〜 工場内における熱や湿度の上昇は、①働く人の安全・健康やパフォーマンスの低下、②設備・製品の故障や品質劣化、③結露やカビ発生による衛生・保全コストの増大など、複合的な影響をもたらします。一方でそれらは、これまで十分に活用されてこなかった未利用のエネルギー・物質資源でもあります。 本テーマでは、単に「測る・可視化する」ことにとどまらず、発生した熱や水分をいかに捕まえ、移動させ、回収し、再利用あるいは無害化するかという物理現象起点のアプローチに挑みます。 例えば、気化冷却をはじめとする相変化プロセスによって生まれた加湿冷却された熱と水分を分離・制御する仕組みや、工程条件を大きく変えることなく空気中の水分量(絶対湿度)だけを低減させる方法など、工場環境の根本的な解決につながる連携仮説を募集します。 換気、流体制御、吸着、相変化、材料、構造設計といった異分野の技術を掛け合わせることで、工場環境改善を起点とした新たなプロダクト・事業の創出を一緒に目指しましょう。既存の工場の常識や制約を前提としない、大胆で自由な発想を歓迎します。 ②超異分野学会賞 科学技術の発展と地球貢献を実現するあらゆる連携仮説 リバネスでは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」というの理念のもと、数多くのプロジェクトを創出してきました。我々がまだ試したことのない分野・業種・皆さんの熱の組み合わせで、①面白く、②新しく、③続けられる、 連携仮説をお待ちしています。 詳細・参加方法はこちら |
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| 17:05 |
交流タイム |
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| 17:30 |
大会議室
閉会式 |