超異分野学会2024 岡山・中四国フォーラム
2024.05.18 [SAT]

超異分野学会2024 岡山・中四国フォーラム

生態系の結合/Ecosystem Connect 岡山コンベンションセンター 1F イベントホール
ABOUT
超異分野学会とは
研究者、大企業、町工場、ベンチャーといった分野や業種の違いにとらわれずに、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、人類が向き合うべき新たな研究テーマや課題を捉え、共に研究を推進するための場です。

これまでリバネスは、瀬戸内圏での創業や次世代研究者育成エコシステムの構築に取り組んできました。生物学的には、エコシステム(生態系)とは生物間の共生関係の上に成り立つある種のバランス状態で、その撹乱は時に破壊的な結果を招きます。しかし、人類は自ら構築したエコシステムを超えて繋がり、結合させながら進歩してきました。今回、リバネスは岡山・中四国フォーラムを開催し、これまでリバネスが瀬戸内圏で構築してきたエコシステムを、世代や地域を超えて結合させ、他地域や世界のエコシステムと繋げていくことで、共に新たな概念や学問を考える場の創出を目指します。
日程
2024.05.18 [SAT]
場所
岡山コンベンションセンター 1F イベントホール
岡山県岡山市北区駅元町14番1号
主催
株式会社リバネス
参加対象者
アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生 etc

タイムテーブル

TIME メインルーム ポスター・ブース会場
09:30 開会式
09:40 中高生によるショートプレゼン「サイエンスキャッスルスプラッシュ」
10:50 研究者・ベンチャー等によるショートピッチ 「超異分野スプラッシュ」
11:30 ポスター・ブース コアタイム
超世代チャレンジ
12:55 お昼休憩
13:30 基調講演
13:50 中四国を生物多様性の聖地にする研究とビジネス
14:40 移動・休憩
15:00 ドローン固有進化論
15:55 表彰式・閉会式
16:10 交流
16:30 閉場
PROGRAM

セッションリスト

スピーカー

  • 大越 信幸
    大越 信幸
    • 株式会社エアーズ 代表取締役
    新潟県新潟市出身。広告代理店に10年間勤務後、起業。5年後、持株を売却し、以後、学習塾、スポーツNPO、フィンテック企業などを起業。 そのほかいくつかの事業立ち上げを行い、2021年より現職。
  • 北村 亘
    北村 亘
    • 東京都市大学 環境学部 准教授
    2011年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。一般財団法人電力中央研究所の特別研究員を経て、2014年東京都市大学環境学部環境創生学科講師、現在准教授。2004年よりNPO法人リトルターン・プロジェクトのメンバーとして絶滅危惧種コアジサシの保護活動を推進(現 代表)。Lifebird代表として鳥類研究の普及と発展にも尽力する。
  • 稲田 和也
    稲田 和也
    • KOBASHI ROBOTICS株式会社 知識製造部 部長
    1985年愛媛県生まれ。岡山大学大学院を修了後、株式会社本田技術研究所にて自動車の材料開発、制御開発、データ適合などに従事。2018年に株式会社ITIDに入社し、製造業向けBPR・新規事業企画支援、自治体向け企画支援などに従事。社会課題解決を目指す「地球を耕す」の経営理念に共感し、2022年からKOBASHIに参画。スタートアップを始めとしたものづくり支援のエコシステム形成に取り組んでいる。
  • 須藤 雄気
    須藤 雄気
    • 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域 教授
    2000年北海道大学薬学部卒、2005年同大学院薬学研究科修了・博士(薬学)(この間、2002-2003年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科・特別研究学生)、同年より名古屋工業大学大学院工学研究科・博士研究員、テキサス大学ヒューストン校ポスドク、2007 年より名古屋大学大学院理学研究科・助教/准教授(この間、2008-2012年JSTさきがけ研究員(兼任))を経て、2014 年より岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(現・学術研究院医歯薬学域)教授。一貫して光受容タンパク質ロドプシンを用いた「光をくすりへ!?」の教育研究に従事。
  • 高倉 葉太
    高倉 葉太
    • 株式会社イノカ 代表取締役
    1994年生まれ。兵庫県出身。東京大学工学部を卒業後、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。2019年4月に株式会社イノカを設立。サンゴ礁をはじめとする海洋生態系を室内空間に再現する「環境移送技術®」を構想し、研究開発を推進。
  • 塚田周平
    塚田周平
    • 株式会社リバネス 執行役員
  • 藤木 庄五郎
    藤木 庄五郎
    • 株式会社バイオーム 代表取締役
    2017年3月京都大学大学院博士号(農学)取得。大学院在学中、衛星画像解析を用いた生物多様性の可視化技術を開発。ボルネオ島の熱帯ジャングルにて2年以上キャンプ生活をする中で、環境保全を事業化することを決意。博士号取得後、株式会社バイオームを設立、代表取締役に就任。
  • 藤田 大悟
    藤田 大悟
    • 株式会社リバネス 関西開発事業本部 部長
  • 閔 弘圭
    閔 弘圭
    • 株式会社Liberaware 代表取締役CEO
    1985年生まれ。機械工学修士。千葉大学研究員時代に、経済産業省・資源エネルギー庁の発電用原子炉廃炉プロジェクトに参加しドローンシステムの開発を手掛けたほか、災害対応飛行ロボットのシステム開発等に従事。2016年に株式会社Liberaware設立。

スケジュール

TIME THEME SPEAKER
09:30 メインルーム

開会式

09:40 中高生によるショートプレゼン「サイエンスキャッスルスプラッシュ」 メインルーム

中高生によるショートプレゼン「サイエンスキャッスルスプラッシュ」

セッションパートナー:
株式会社中国銀行
リバネスでは、中四国地域の中高生研究者の登竜門として2021年から2023年まで中高生のための学会「サイエンスキャッスル 中四国大会」を開催してきました。この中で数多くの中高生研究者が活躍してきました。今回の「サイエンスキャッスルスプラッシュ」では、こうした中高生研究者に、超異分野学会の場で、自身の熱や好奇心を5分間のプレゼンテーションに込めて、研究発表をしてもらいます。学会参加者全員で次世代研究者の声を聞き、お互いに新たなアイデアを生み出していくことを狙いとしています。また、その後のポスター発表においても、中高生研究者と大学研究者・企業をはじめとする来場の研究者たちに交わり、相互に学びつつ、どのように協働できるのか、さらに深い議論へと発展させ、共同研究の創出につなげていくことを目指します。

本セッションでの発表は、超異分野学会2024 岡山・中四国フォーラムにポスター演題登録を行った中学生・高校生・高専生を対象に、事務局が選出した12件の発表を行います。次世代研究者の皆さんからの登録をここよりお待ちしています。
発表者一覧
10:50 研究者・ベンチャー等によるショートピッチ 「超異分野スプラッシュ」 メインルーム

研究者・ベンチャー等によるショートピッチ 「超異分野スプラッシュ」

「(水などが)跳ねる・飛び散る、ザブンと落ちる」というスプラッシュ(splash)の意味にちなんだ超異分野スプラッシュは、研究者やベンチャーらが、90秒のピッチで、自分のやりたいこと、参加者に求めていることを会場の参加者にぶつける場です。次々と登場する研究者の知識と熱を浴びながら、熱を持った研究者を見つけ、またそのピッチをヒントに新たなアイデアを発想することを狙いとしています。その後、ポスター発表でさらに深い議論へと発展させ、新たな共同研究の創出につなげていくことを目指します。 発表者一覧
11:30 ポスター・ブース会場

ポスター・ブース コアタイム

下記より発表演題一覧をご確認いただけます。 発表演題一覧
超世代チャレンジ ポスター・ブース会場

超世代チャレンジ

ポスター発表コアタイム中の企画の一つとして、中高生研究者がアカデミアやベンチャー企業の研究者とともに相互に研究発表しあう「超世代チャレンジ」を開催いたします。

ポスター発表コアタイム(11:30-12:55)の前半35分間の時間を「超世代チャレンジ」の時間として区切り、中高生研究者とアカデミアやベンチャー企業の研究者とが世代を超えて研究発表と質疑を行う機会を設けます。中高生など次世代研究者からプロの研究者への5分間のポスター発表と3分間の質疑応答の時間を、プロの研究者による次世代研究者への5分間のポスター発表と3分間の質疑応答の時間をそれぞれ設けます。この企画を糸口に、その後のポスター発表の時間等を通じて、研究をわかりやすく伝える訓練になるだけでなく、連携仮説や次なる研究プランをさらに深めてもらうことを目指します。
リリース
12:55 メインルーム

お昼休憩

13:30 基調講演 メインルーム

基調講演

岡山大学の須藤氏は、「光がくすりへ!」を合い言葉に、光受容タンパク質ロドプシンを利用した多様な生命機能の制御に取り組んでいます。ロドプシンの力による、細胞内のH+濃度や細菌運動、脳神経応答といった生体機能の制御は、緑藻の成長限界打破をはじめ、人類の光の利用の高度化を促し、我々の健康や環境に関わる様々な変化をもたらすはずです。今回は須藤氏の研究の歩みや、超異分野の連携により、光とロドプシンの生み出す可能性がどのように切り開かれて行くのかをお話いただきます。 セッションリリース
  • 須藤 雄気 (岡山大学)
13:50 中四国を生物多様性の聖地にする研究とビジネス メインルーム

中四国を生物多様性の聖地にする研究とビジネス

セッションパートナー:
株式会社中国銀行
これまで、人類は自然環境にすべての資源を依存して社会を形成してきました。その資源は無限ではないことに早くから気づきながらも、経済優先の社会の中で、環境破壊が進み、生物多様性が失われつつあります。一方で、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、TNFD)が発足するなど、事業においてもその重要性が増しています。本セッションでは、中四国エリアをその先進的な取り組みを行うエリアとすべく、生態系をテーマとした事業にチャレンジする株式会社イノカの高倉葉太氏および株式会社バイオームの藤木庄五郎氏の2名の若手起業家、生物多様性をテーマとして自然動物と人の共生を鳥類から模索する東京都市大学准教授の北村亘氏を招き、ディスカッションを通じて生態多様性を回復させるための研究とビジネスのあり方を模索します。 セッションリリース
  • 高倉 葉太 (株式会社イノカ)
  • 藤木 庄五郎 (株式会社バイオーム)
  • 北村 亘 (東京都市大学 環境学部)

【モデレーター】

  • 塚田周平 (株式会社リバネス)
14:40

移動・休憩

15:00 ドローン固有進化論 メインルーム

ドローン固有進化論

セッションパートナー:
KOBASHI HOLDINGS株式会社
「ドローン前提社会」に向けて、世界中でドローンが活躍を始めています。日本でもドローンのメーカーやサプライヤーが増えている中、海外ドローンメーカーは、ハードウェアから事業開発に至るまで、圧倒的な力をもってきました。一方で、日本は、古くから海外から受け入れたものを独自進化させて世界へ広げていった実績があります。日本の地の利を生かしてドローンは独自の進化をする可能性はあるのか。国産の点検・測量ドローン開発を開発し、最近では災害時の支援活動にも活用された株式会社リベラウェア、ドローン人材育成からソリューションまでを提供する株式会社エアーズ、ドローンものづくりの支援を行うKOBASHI HOLDINGS株式会社の国内ドローン業界を牽引する3社が集まり、日本の”固有進化論”を編み出すべく、ディスカッションを行います。 セッションリリース
  • 稲田 和也 (KOBASHI ROBOTICS株式会社)
  • 閔 弘圭 (株式会社Liberaware)
  • 大越 信幸 (株式会社エアーズ)

【モデレーター】

  • 藤田 大悟 (株式会社リバネス)
15:55 メインルーム

表彰式・閉会式

16:10 メインルーム

交流

16:30

閉場

PARTNERS
  • KOBASHI HOLDINGS株式会社
  • 株式会社中国銀行
INFORMATION

ポスター発表者・ブース出展者一覧

ポスター発表者一覧は下記リンクをご覧ください。

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オンライン要旨集

発表者一覧及びオンライン要旨集を公開しています。

閲覧には、ポスター・ブースの発表登録、または聴講チケットの取得が必要となります。

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全参加者向けご案内

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発表者・出展者マニュアル

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