高知県×超異分野学会 フードテックフォーラム

大会テーマ
高知の食の未来をテクノロジーで創る
日 時
2020年8月28日(金)13:00〜17:30
場 所
ちより街テラス ちよテラホール ※オンラインでの参加も可(参加費無料)アクセス

高知県は、先進的な技術シーズを有するスタートアップ企業や研究者を県内に呼び込み、県内の事業者や起業家と協働することで、高知の豊かな自然環境を舞台とした独自性の高い実証実験プロジェクトを創出することを目指しています。
今回、新しい知識を生み出すためのプラットフォーム「超異分野学会」を日本各地で展開している株式会社リバネスと連携し、高知県が保有する資産に焦点をあて、スタートアップ企業や研究者の知識を活用して何ができるかを考えるフードテックフォーラムを開催いたします。

ぜひ、フォーラムに参加し、一緒に新しいプロジェクトを始めましょう!

<開催形式>
高知県内在住の方はちより街テラス ちよテラホールでご参加いただけます。またオンラインでの参加も可能です。(モデレーター、県内企業の登壇者はちよテラホールで登壇します。)
※コロナウィルス感染拡大の状況により、オンラインのみの実施となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

<参加対象者>
新規事業展開に興味のある企業・起業家、生産者、産業支援機関、高等教育機関、学生、市町村 他

<企画キーワード>
海外展開、食品機能性、味の数値化、商品価値、未利用資源 他

<参加申込み>
聴講参加締切:直前まで申し込み可能

<ポスター発表者・ブース発表者の方へ>
ポスター発表・ブース発表は、3分間のピッチ形式となります。

<聴講参加費用>
聴講参加費は無料となります。

<実施体制>
主催:高知県
運営:株式会社リバネス
後援:高知銀行、高知信用金庫、四国銀行、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、幡多信用金庫、高知県産業振興センター、高知県・大学等連携協議会
※本フォーラムは令和2年度高知県新事業創出人材育成事業により実施します

<パンフレット>
以下からダウンロード

2020年8月28日(金) 13:00 – 17:30

13:00〜13:10

  • ちよテラホール/オンライン

オープニングトーク(開会式)


高知県理事・産学官民連携センター長
澤田 博睦(さわだ ひろちか)
1987年高知県庁入庁。入庁後に政策研究大学院大学 地域政策コースを修了。計画推進課長、文化推進課長、人事課長を歴任後、2016年より産業振興推進部 副部長として、人口問題・総合戦略や地域創生を担当する。2019年より現職となり、高知県の産学官民が産業振興や地域の課題解決に連携して取り組めるよう、産学官民連携センター(通称ココプラ)の運営をはじめとする様々な施策を遂行している。


株式会社リバネス 地域開発事業部
岸本 昌幸(きしもと まさゆき)
高知県出身。高知大学大学院総合人間自然科学研究科修士課程修了、修士(理学)。数学者が活躍する社会の実現を目指してリバネスに参画。企業と連携した教育CSRプログラムの開発、数学研究体験教室の開発、中高生向けの科学入門冊子『someone』等の制作を通して、数学や科学の面白さを伝える傍ら、宮城県や滋賀県、大阪府を始めとした地域での新事業創出を担う。

 

13:10〜13:20

  • ちよテラホール/オンライン

キーノートスピーチ
超異分野で美味しさと健康を考える

<登壇者>


株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO
井上 浄(いのうえ じょう)
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。リバネス創業メンバー。博士課程を 修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應 義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学 薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上 げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

 

13:20〜14:10

  • ちよテラホール/オンライン

セッション1 パネルディスカッション
地元の食文化を世界へ

日本には気候・風土の多様性の上に築かれた地域固有の食材や伝統食文化が存在しています。しかし、近年の食料生産・加工の進歩により物質的な豊かさを手に入れた一方で、若い世代を中心とした欧米化・簡便化が進み、食文化の継承は喫緊の課題となっています。このような日本の状況の中で、海外では、味の良さ・健康への配慮・高級感といった理由から日本食材への関心が急速に高まっています。本セッションでは、日本ならではの地酒を製造する高知県酒造組合の竹村理事長と、フードビジネスのプロフェッショナル、食の海外展開を手がけるスタートアップ企業を交え、グローバルを見据え日本ならではの商品づくりや販路開拓について議論します。

<登壇者>


高知県酒造組合
理事長
竹村 昭彦(たけむら あきひこ)氏
昭和37年高知県高岡郡佐川町に生まれる。学習院大学経済学部経営学科を卒業後、東京のファッション雑貨&食品の会社に入社し5年間営業を勤めた後、平成2年に高知に戻り、司牡丹酒造(株)に入社。平成11年より同社代表取締役社長に就任。平成18年より土佐学協会理事長、平成27年より高知県酒造組合理事長に就任し、現在に至る。


ヤンマーホールディングス株式会社
食事業推進室プロデュース部 部長
橋本 康治(はしもと こうじ)氏
大分県のみかん・米農家出身。 平成元年鹿児島大学を卒業し、ヤンマーディーゼルに入社。事業開発室海洋開発グループから流通機器部、舶用システム事業部、販売会社と多岐にわたる業務を経験。その後、東海ヤンマーにて愛知県内漁業・マリン市場の営業担当として環境エンジニアリング部に所属した後、ヤンマー舶用システム(株)にて経営企画から役員室秘書役などを務める。2010年にヤンマーアグリイノベーション(株)の代表取締役に就任し、ライステクノロジーかわち(株)を設立。現在、ヤンマーホールディングス(株)食事業推進室を兼務。


アグリホールディングス株式会社 取締役 Founder
DXHR株式会社 代表取締役

前田 一成(まえだ いっせい)氏
2006年よりスタートアップ、ベンチャー企業の立上げとエンジェル投資を始め、これまで数十の事業開発を行ってきた。2006年よりデータセンター関連、2009年よりスポーツ業界のIT化、2013年より農業と食の事業開発に取り組み(アグリホールディングス株式会社)、日本、アメリカ、中国、シンガポール、香港で事業を行ってきた。2020年より、人とロボットによる仕事、事業、社会システムの変革を推進するためDXHR株式会社を開始した。

<モデレーター>

株式会社リバネス 執行役員 

塚田 周平(つかだ しゅうへい)
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了。博士(農学)。設立初期の2003年よりリバネスの運営に参画。実験教室、各種ライティングの実践を積んだ後、アグリ分野の先進技術開発・導入、地域創業エコシステム構築事業の立ち上げを行う。大手・中堅企業やベンチャー、研究者等との連携による技術開発、事業開発に現場主義でコミットしている。

14:20〜15:10

  • ちよテラホール/オンライン

セッション2 フードテック事例紹介
地域からグローバルへの第1歩、商品価値を見える化する

フードテックのスタートアップ企業が事業をスケールするための最初の一歩として、どのような手段・手法をとってきたのでしょうか。商品がもつ価値に対して独自の仮説をたて、消費者にも理解してもうためのツールを開発することが今後のフードビジネスにおいて重要であると考えられます。本セッションでは、栄養価や味、食感、機能性など、様々な切り口でその価値を数値化し、世界へ向けてブランドを構築しはじめているスタートアップ企業をお招きして、県内で味の数値化等に取り組まれている高知県工業技術センター森山氏を交えて食品開発への活かし方等について議論します。

<登壇者>

高知県工業技術センター食品開発課長
森山 洋憲(もりやま ひろのり) 氏
1992年高知県工業技術センター入所。入所後に愛媛大学大学院連合農学研究科修了、博士(農学)。県地産地消外商課による食のプラットホーム事業と連携し、味の数値化勉強会を2017年から開催。高知大学土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業において、食品学と現場実践学の講師を担当。高知県内の食に関する産学官連携プロジェクトに参加、県内事業者の食品開発や品質管理に関する技術支援を行う。


株式会社βace 代表取締役CEO
山下 貴嗣(やました たかつぐ) 氏
「Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル)」を設立、都内に4店舗1工房展開。農園から直接カカオ豆買付を行い、JICAのODA案件も実施。また独自製法を考案し、チョコレート国際品評会で部門別最高金賞等、4年61賞受賞。グッドデザインBest100&特別賞「ものづくり」やWIRED Audi INNOVATION AWARD 2017等に選出。カカオ農家貧困解決とモノづくり追究とビジネスのスケーラビリティの実現を目指す。


トイメディカル株式会社 代表取締役社長

竹下 英徳(たけした ひでのり) 氏 
1973年、熊本県生まれ。兵庫県立大学理学部卒業後、外資系製薬メーカーの営業を経て、地元の製薬株式に入社。医療機器、医薬品を中心に商品開発に従事する。2005年、日本初のキット消毒剤にて第三回日本ものづくり大賞九州経済産業局長賞受賞。2013年トイメディカル株式会社設立。医療機器の開発を行いながら、2017年熊本大学と世界初の塩分吸着サプリメントを開発し、製品化し、現在、体内吸収されない塩『零塩』を開発中。

 

15:20〜15:50

  • ちよテラホール/オンライン

ショートセッション1
スタートアップ企業・研究者・高知県内事業者等によるピッチ

概要

詳細情報

<発表者>

発表時間 発表順 所属
名前(敬称略)
発表タイトル 発表内容
15:20 -15:50 01 チーズ・乳酸菌研究所
木下 英樹
大学発の機能性乳酸菌の提供と商品開発への利用 研究室で単離・同定した機能性乳酸菌を農家や企業の商品開発に活用してもらう。使いたい食材と求める機能に応じた菌株の提供を目指している。
02 ミタニホールディングス株式会社
三谷 浩幸
オプティマルヘルス・健康寿命を考えた食品開発 弊社開発の「たべサプリ®」シリーズ。栄養素を強化しただけの食品ではなく、消化・吸収・生体利用まで考えており医療従事者からも高く評価して頂いています。美味しさ、安全、さらに健康の付加価値を追求しています。
03 株式会社メタジェン
水口 佳紀
腸内環境評価と制御に基づく層別化ヘルスケアの実現 経口摂取する全ての物は私たちの腸内環境に影響を与える可能性がある。食から疾患予防の鍵となる腸内環境を制御し、病気ゼロ社会の実現を目指す当社の取り組みについて発表する。
04 株式会社ヒューマノーム研究所
瀬々 潤
健康を可視化する〜山形県湯野浜温泉の経験から 温泉街の従業員25名を1ヶ月に渡り、デジタルデバイスを複数用いて計測した、湯野浜ヒューマノームラボの経験と結果を紹介する。デジタルデバイスで健康状態変化が可視化出来る様子を紹介する。
05 Ira Noah co.ltd
海野 慧
南国ジャックフルーツで世界を救う、植物肉の挑戦! マレーシアにてジャックフルーツという果物を用いた植物性代替肉を製造しており、世界展開致します。地球温暖化の抑止のために今必要な新しい食習慣を創り出し、人と地球を健康にしサステイナブルな社会を創ります。
06 果樂株式会社
土居 栄太郎
果物を長期保存できる革新的ノウハウを提供する 果物を長期保存できる革新的ノウハウを提供する
07 有限会社泉利昆布海産
泉谷 伸司
日本の伝統食の新しい変革と可能性 昆布業界は近年歴史的不漁、後継者不足、食シーンの変化など危機的な状況にあります。しかしこの状況を惰性的な伝統、乾物、の文脈から脱して発想することでニーズ、売り場創造を切り開くチャンスであると考える。
08 有限会社デリンベイク
細川 洋伸
海洋深層水を活用したオリジナル商品の開発 室戸沖で取水される海洋深層水はその機能性が注目されている。
その海洋深層水を活用した商品開発を行うに至った経緯や、活用メリットを引き出す為に苦慮した点、商品開発の際に大切にしていることについて発表する。
09 株式会社Smolt
上野 賢
陸上養殖で高知の食をもっと豊かに! Smoltは宮崎大学発のベンチャー企業でサクラマスの養殖を大学の研究をもとにした知見・ノウハウを持っています。弊社の技術や種苗と高知県のきれいな深層水などを利用して新たな産業の創出を目指します。
10 根室喰nemurock 松田商店
松田 英照
鮮魚流通における高鮮度保持技術 これまでに開発してきた「高鮮度保持技術」の内容と実例。現在、取り組んでいる地域の実例

 

16:00〜16:50

  • ちよテラホール/オンライン

セッション3 パネルディスカッション
異分野連携で生み出す地域資源の新活用法

地域固有の農作物や食経験の少ない新規食素材の付加価値を高め、商品として世の中に広めるためには、生産から加工、流通、マーケティングといった多角的な取組みと、食材そのものの機能性・効果等を見いだす研究開発が必要となります。1社単独で全ての機能を担うことは容易ではなく、外部連携によってお互いの知識やノウハウを取り入れながら異分野の仲間づくりをすることが、今後重要な考え方になるといえます。本セッションでは、流通事業者として六次産業化に取り組む旭食品の朝倉氏、微細藻類の大量培養と商品化に成功したユーグレナの鈴木氏、高知県産ナスの機能性を活かしたサプリメントを開発するウェルナスの小山氏を交えて議論します。

<登壇者>


旭食品株式会社 経営企画本部 六次産業推進部 部長

朝倉 和也(あさくら かずや)氏
和歌山大学産業工学科卒業後、IT企業へ就職し、製造業界・アパレル業界などの企業基幹システム(売上管理、給与管理、MRPシステム)を設計・作成する業務にプログラマー・システムエンジニアとして従事。その後、個人事業として物流会社と契約し、物流システム(WMS)を設計・作成する仕事を担い、プロジェクトマネージャーとして従事。2009年に旭食品に入社し、旭食品内の物流システム関連(旭食品物流現場の機器更新や物流システム導入)を担当。その後、経営企画部に配属となり、会社全体の利益管理、M&A等に従事。そこから現部署(六次産業推進部)で旭食品卸事業以外の新規事業や地域活性化を目的とする六次産業化の担当を任され、現在に至る。


株式会社ユーグレナ 執行役員 研究開発担当

鈴木 健吾(すずき けんご)氏
2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当して現在に至る。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養を中心とした技術開発を中心に手掛ける。2016年に東京大学で博士(農学)、2019年に北里大学で博士(医学)の学位取得。現在は、理化学研究所の微細藻類生産制御技術研究チームの研究責任者、マレーシア工科大学の客員教授、東北大学の特任教授を兼任。


株式会社ウェルナス 代表取締役社長

小山 正浩(こやま まさひろ)氏
博士(農学)。2008年に信州大学大学院修士課程に進学後、ナスに自律神経バランスを整える新規食品機能性成分コリンエステルが多量に含まれるという新発見に携わり、自身の悩みである高血圧及び睡眠障害もコリンエステルで改善する。同大学博士課程修了後、同大学博士研究員を経て、研究成果を社会実装するために信州大学発ベンチャー(株)ウェルナスを設立。機能性食品を組み合わせた個人最適食で、個々人の望む健康を実現することを目指す。

<モデレーター>

株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO

井上 浄(いのうえ じょう)

東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。リバネス創業メンバー。博士課程を 修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應 義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学 薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上 げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

16:50〜17:20

  • ちよテラホール/オンライン

ショートセッション2
スタートアップ企業・研究者・高知県内事業者等によるピッチ

概要

詳細情報

<発表者>

発表時間 発表順 所属
名前(敬称略)
発表タイトル 発表内容
16:50 -17:20 11 高知大学
石塚 悟史
食品産業における研究開発人材の育成(土佐FBC-Sコース) 土佐FBCでは、企業の研究開発力を高め、イノベーション創出と持続可能なビジネスを構築し、競争優位性をもたらす研究開発人材育成事業を推進しています。本発表では人材育成プログラムについてご紹介いたします。
12 株式会社サイディン
弘津 辰徳
環状オリゴ糖を利用した機能性食品開発 環状オリゴ糖のシクロデキストリンは、空洞を有した化合物である。その空洞に様々な物質を取り込むことができ、血糖値上昇抑制や脂肪吸収抑制効果を有する。また、成分の安定化や可溶化にも寄与することができる。
13 株式会社ソフィ
池上 裕倫
新型コロナに負けない食品開発 世界的に権威のあるジャーナルFrontiers in Immunologyに、新型コロナウィルスに対抗する有望な臨床研究対象として、弊社のベータグルカンが掲載されました。論文を中心にベータグルカンの機能性を報告します。
14 株式会社BugMo
西本 楓
食用コオロギの飼料と旨味の評価について 食用コオロギは、使う飼料を変えると風味が変わります。私たちはその特性を生かして旨味が強く、雑味が少ないコオロギを作るために、官能評価や成分分析による客観的評価指標の構築に取り組んでいます。
15 株式会社Milk Lab.
山中 章英
発酵の力で健康寿命延伸 日々の健康を維持するにはナチュラルでバランス栄養が摂れていることと最も大切な「消化吸収率」。優乳甘酒は生乳と米糀のみで作られ消化吸収がよく6次産業として消費拡大に取り組み生産者と消費者に貢献する。
16 株式会社FARM8
樺沢 敦
酒蔵の可能性を最大化する資源活用の商品開発 業界の中の常識だけでは解決できないことも、他分野と繋げることでこれまでとは違うマーケットが生み出せる。素材の特徴だけにとらわれすぎず、利用する人々の暮らしやその楽しみ方、その人のQOL(クオリティオブライフ)を追求していくことで見えて来る新しい商品開発にそれぞれの素材の活路を見出すことができる。
17 株式会社グリーンエース
石川 慎之祐
粉末化技術でかけがえのないあなたの健康を支える 色や香り、栄養成分を保持したまま野菜を粉末化できる独自技術を開発する。保存・加工が容易な粉末をさまざまな食品に導入することで、不足しがちな栄養素を手軽に補給できるようにし、個々人の健康の実現を目指す。
18 株式会社ルナロボティクス
岡田 拓治
調味料プリンター × Xで未来の食体験を拡張する 料理の2要素“火加減”と“味付け”。これまでのキッチン家電は“火加減”にアプローチする物しかありませんでした。弊社の調味料プリンターは世界初の味に特化したキッチン家電です。味をデータ化し、世界中でダウンロードが可能になり、フードテレポーテーションやフードタイムマシンを実現します。
19 株式会社アイル
早田 圭介
環境・地域・人にやさしいベジート 畑で捨てられるような規格外野菜をペーストにして乾燥させたシート食材「ベジート」。食糧危機の救世主になり得る人類に必要な食品を紹介します。

17:20〜17:30

クロージング(閉会式)

<スタートアップ企業・研究者・高知県内事業者等によるピッチ>

発表時間 発表順 所属
名前(敬称略)
発表タイトル 発表内容
15:20 -15:50 01 チーズ・乳酸菌研究所
木下 英樹
大学発の機能性乳酸菌の提供と商品開発への利用 研究室で単離・同定した機能性乳酸菌を農家や企業の商品開発に活用してもらう。使いたい食材と求める機能に応じた菌株の提供を目指している。
02 ミタニホールディングス株式会社
三谷 浩幸
オプティマルヘルス・健康寿命を考えた食品開発 弊社開発の「たべサプリ®」シリーズ。栄養素を強化しただけの食品ではなく、消化・吸収・生体利用まで考えており医療従事者からも高く評価して頂いています。美味しさ、安全、さらに健康の付加価値を追求しています。
03 株式会社メタジェン
水口 佳紀
腸内環境評価と制御に基づく層別化ヘルスケアの実現 経口摂取する全ての物は私たちの腸内環境に影響を与える可能性がある。食から疾患予防の鍵となる腸内環境を制御し、病気ゼロ社会の実現を目指す当社の取り組みについて発表する。
04 株式会社ヒューマノーム研究所
瀬々 潤
健康を可視化する〜山形県湯野浜温泉の経験から 温泉街の従業員25名を1ヶ月に渡り、デジタルデバイスを複数用いて計測した、湯野浜ヒューマノームラボの経験と結果を紹介する。デジタルデバイスで健康状態変化が可視化出来る様子を紹介する。
05 Ira Noah co.ltd
海野 慧
南国ジャックフルーツで世界を救う、植物肉の挑戦! マレーシアにてジャックフルーツという果物を用いた植物性代替肉を製造しており、世界展開致します。地球温暖化の抑止のために今必要な新しい食習慣を創り出し、人と地球を健康にしサステイナブルな社会を創ります。
06 果樂株式会社
土居 栄太郎
果物を長期保存できる革新的ノウハウを提供する 果物を長期保存できる革新的ノウハウを提供する
07 有限会社泉利昆布海産
泉谷 伸司
日本の伝統食の新しい変革と可能性 昆布業界は近年歴史的不漁、後継者不足、食シーンの変化など危機的な状況にあります。しかしこの状況を惰性的な伝統、乾物、の文脈から脱して発想することでニーズ、売り場創造を切り開くチャンスであると考える。
08 有限会社デリンベイク
細川 洋伸
海洋深層水を活用したオリジナル商品の開発 室戸沖で取水される海洋深層水はその機能性が注目されている。
その海洋深層水を活用した商品開発を行うに至った経緯や、活用メリットを引き出す為に苦慮した点、商品開発の際に大切にしていることについて発表する。
09 株式会社Smolt
上野 賢
陸上養殖で高知の食をもっと豊かに! Smoltは宮崎大学発のベンチャー企業でサクラマスの養殖を大学の研究をもとにした知見・ノウハウを持っています。弊社の技術や種苗と高知県のきれいな深層水などを利用して新たな産業の創出を目指します。
10 根室喰nemurock 松田商店
松田 英照
鮮魚流通における高鮮度保持技術 これまでに開発してきた「高鮮度保持技術」の内容と実例。現在、取り組んでいる地域の実例
16:50 -17:20 11 高知大学
石塚 悟史
食品産業における研究開発人材の育成(土佐FBC-Sコース) 土佐FBCでは、企業の研究開発力を高め、イノベーション創出と持続可能なビジネスを構築し、競争優位性をもたらす研究開発人材育成事業を推進しています。本発表では人材育成プログラムについてご紹介いたします。
12 株式会社サイディン
弘津 辰徳
環状オリゴ糖を利用した機能性食品開発 環状オリゴ糖のシクロデキストリンは、空洞を有した化合物である。その空洞に様々な物質を取り込むことができ、血糖値上昇抑制や脂肪吸収抑制効果を有する。また、成分の安定化や可溶化にも寄与することができる。
13 株式会社ソフィ
池上 裕倫
新型コロナに負けない食品開発 世界的に権威のあるジャーナルFrontiers in Immunologyに、新型コロナウィルスに対抗する有望な臨床研究対象として、弊社のベータグルカンが掲載されました。論文を中心にベータグルカンの機能性を報告します。
14 株式会社BugMo
西本 楓
食用コオロギの飼料と旨味の評価について 食用コオロギは、使う飼料を変えると風味が変わります。私たちはその特性を生かして旨味が強く、雑味が少ないコオロギを作るために、官能評価や成分分析による客観的評価指標の構築に取り組んでいます。
15 株式会社Milk Lab.
山中 章英
発酵の力で健康寿命延伸 日々の健康を維持するにはナチュラルでバランス栄養が摂れていることと最も大切な「消化吸収率」。優乳甘酒は生乳と米糀のみで作られ消化吸収がよく6次産業として消費拡大に取り組み生産者と消費者に貢献する。
16 株式会社FARM8
樺沢 敦
酒蔵の可能性を最大化する資源活用の商品開発 業界の中の常識だけでは解決できないことも、他分野と繋げることでこれまでとは違うマーケットが生み出せる。素材の特徴だけにとらわれすぎず、利用する人々の暮らしやその楽しみ方、その人のQOL(クオリティオブライフ)を追求していくことで見えて来る新しい商品開発にそれぞれの素材の活路を見出すことができる。
17 株式会社グリーンエース
石川 慎之祐
粉末化技術でかけがえのないあなたの健康を支える 色や香り、栄養成分を保持したまま野菜を粉末化できる独自技術を開発する。保存・加工が容易な粉末をさまざまな食品に導入することで、不足しがちな栄養素を手軽に補給できるようにし、個々人の健康の実現を目指す。
18 株式会社ルナロボティクス
岡田 拓治
調味料プリンター × Xで未来の食体験を拡張する 料理の2要素“火加減”と“味付け”。これまでのキッチン家電は“火加減”にアプローチする物しかありませんでした。弊社の調味料プリンターは世界初の味に特化したキッチン家電です。味をデータ化し、世界中でダウンロードが可能になり、フードテレポーテーションやフードタイムマシンを実現します。
19 株式会社アイル
早田 圭介
環境・地域・人にやさしいベジート 畑で捨てられるような規格外野菜をペーストにして乾燥させたシート食材「ベジート」。食糧危機の救世主になり得る人類に必要な食品を紹介します。

【ご来場の皆様へ 新型コロナウイルス感染症対策ご協力のお願い】
・会場ではマスクの着用をお願いします。
・受付で検温と手指の消毒をお願いします。
また下記健康チェックシートの項目に1項目でも該当があった場合は、参加をご遠慮ください。

<健康チェックシート>
1.発熱がある
2.息苦しさがある
3.咳症状がある
4.強いだるさ(倦怠感)がある
5.喉の痛みがある
6.鼻水症状がある
7.嘔吐症状がある
8.下痢がある
9.同居者に発熱を伴う風邪症状がある
10.2週間以内に海外への渡航歴がある
11.2週間以内に海外在住者との濃厚接触がある
12.新型コロナウィルス感染症陽性とされている方との濃厚接触がある
※花粉症、アレルギー症状を除く
※上記症状が慢性的にある場合は、特に症状が強くなった場合に限る

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